日記・コラム・つぶやき

2018年1月16日 (火)

桂のアホも三度まで

AH77/B1にようやっとFall Creators Updateが適用できました。DQ10/FF14ベンチマークもとってみましたが「普通」ですね。重いといわれているFF14ですらかろうじて動きそうなことがわかっただけでも大収穫です。やっぱり、自作するかGPUボックスがつなげるThunderbolt 3対応ノートが欲しくなります。日本勢はまともなATX規格のコンシューマー向けPCを作る気も売る気もなく、ただひたすらiMacの出来損ないというのもおこがましい、製品失格のボードPCを「デスクトップ」だと言い張って売り込むのをいい加減やめて欲しいですね。

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[実のところ、最後の1本だった]

一番大変だったのは、実はリカバリーメディア作成でした。32GBのUSBメモリーが必要だったのです。東芝製の32GBのUSBメモリーが地元のヤマダ電機で手に入ったので、これで作成しました。リカバリーデータは20GB程度に収まりました。それにしてもUSBメモリーは当たり外れが激しいものなんですね…。USB 3.0対応なら100MB/秒ぐらいのスピードが出れば当たりですが。

ここからが本題。ドコモ、auともにメイン回線の機変の時期が迫ってきました。いつもなら両方とも同じ機種同士に替えることになりますが、今回はドコモ回線をXperia XZ Premium SO-04J(Rosso)に、au回線をXperia XZ1 SOV36としたいです。ドコモメイン回線の方は既にブツが届いているので後ほど報告します。

問題はauメイン回線です。今までひた隠しにしていましたが、Xperia XZ SOV34の画面表面に細かい傷がついていたのが気がかりでした。ただ、auは故障修理をオンラインで受け付けていないんですよね…。そこで、ショップへ持ち込んで確認したところ、画面に傷がついていたことが追認できたので、外装交換修理に出すことにしました。

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[夜に撮影なので色温度低め]

見積もりでは戻ってくるまで10日程度費やされるとのことなので、その間は代機と共に修理上がりを待つことになります。その代機として用意されたのがなんと、シャープのAQUOS U SHV35でした。あのAndroid One 507SHの兄弟機といえるもので、Android 8.0バージョンアップも予定されています。立ち位置上はAQUOS senseの先代ってところでしょう。メーカーは違えど、32-35型番と連番の端末を使えることになるとは!

ミドルレンジ機なので少しもたつくことがあるものの、使用感はおおむね良好です。やはりAndroidはJelly bean(4.1-4.3)以降なら操作感が端末スペックに依存しないのがいいですね。残念ながらAQUOS Uはハイレゾに対応していませんでしたが、実は設定によりaptXに対応可能でした! 総合的な出来もミドルレンジの名機507SH譲りで、本当に良く出来ています。プリセットアプリと最低限必要なアプリだけ入れておきました。

しばし、ミドルレンジの名機と共にSOV34の修理上がりを待つことにします。SOV36への機種変更はその後からですね…。XZ Premiumが思いの外出来がよかったので期待しています。因みに、auでは口座振替かカード払いにしていなければ機種変更できなくなったので、修理に出す序でに口座振替の手続きを済ませてしまいました。

2018年1月11日 (木)

嗚呼! 是的超強力四芯七七式筆記型電脳

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タイトルがアレですがご安心をw 2018年1月9日、やっとノートパソコンを富士通の2017年春夏モデルの上級機、FMV-LIFEBOOK AH77/B1に替えることができました。本来は分割24回払いで購入したかったのですが審査が通らず、結局16万円弱もの現金一括払いにて購入することになりました。厳密な型番はFMVA77B1WKで、ケーズデンキ向けモデルになります。FMVノートパソコンの主力モデルにして白パソの代名詞、FMV-BIBLO NFシリーズの血筋を受け継ぐシリーズになります。

この機種にする決め手になったのは以下の点です。

・中型ノートながらタッチパネルがついていること
・クアッドコアCPUのCore i7を搭載していたこと
・NFCリーダーがついているのでスマホとの連携が捗りそう
・ATOKがインストールできる
・4Kディスプレイ内蔵ではないがシステム上はUHD BD対応できそう

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今は中国製になってしまいましたが、それでもAHシリーズが日本でデザインされていることを示すDesigned by FUJITSU in Japanの表記はhpのMADE IN TOKYOのようなもので安心感がありますね。SHシリーズやUHシリーズならばまだ日本製のままになっています。

富士通のパソコン事業子会社にはもうすぐレノボが資本参加しますが(厳密には買収ではない)、その影響もあってかAH77/B3はコスト面でやや制約を受ける設計になってしまいました。とはいえ、仮に筆者がAH77/B3を手に入れるとしたらSSD撤去の上でOptane搭載によってHDDにシステムデータを入れて高速化を図ってみたいですね。

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で…手に入れて早々パカッと開腹してしまいましたw これを見た限り、思った以上に丁寧にできている印象を受けます。本体キャビネットがエアフローの流れを決定づけているようです。普段使う上で手をつけてもいいのは、露出している部分だけってことでもありますね。勿論、筆者はDRAM増設のための下見として実施しています。

左下がHDD、真上にあるのがワイヤレスモジュールとDRAMスロット、右側が空冷ファン、右下がバッテリーです。HDDは同クラス(2.5型、SATA/600、8MBキャッシュ、5,400RPM、9.5mm)で最も消費電力の低いWD10JPVXでした。富士通はこの頃、ずっとWDのHDDをノートパソコンに使い続けているんですよね。DDR4 SDRAMモジュールはSKハイニックス製です。

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これが空冷ファンです。よほどのことがない限り静かに回ってくれます。その片隅にあるのはかつて富士通で作っていた、今はニチコンから仕入れている固体高分子コンデンサーFPCAPでしょうか。負極側が赤いのが目印ですが、今なお高品質なことで定評があります。

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バッテリーはずいぶん平べったいですが、その割には45Whと大容量です! ちなみに定格は10.8V/4,170mAhと、やはり中型ノートにしては大きめですね。NECがバッテリーリコールのことを顧みず本体内蔵にしてしまった上に本体のラインからはみ出す不格好な実装方法にしてしまったのとは対照的に、かなり良心的だと思います。でも…このような実装方法なので予備バッテリーを用意して…という使い方はおいそれとできないようになっています。

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主立ったI/Oインターフェースはほとんどが左側に集中しています。HDMI端子、USB 3.1端子、ヘッドホンマイク端子です。USB 3.1 Gen1 Type-Aが2系統、Gen2 Type-Cが1系統で、AH77/W、AH77/Yでは3つあったUSB 3.0端子の1系統をType-C化させています。但し、USB PDには対応していないし、Thunderbolt 3対応でもないため、外付けGPUボックスでシステムアップみたいな楽しみ方ができないのは残念。

ヘッドホンマイク端子はハイレゾ対応です。筆者の手元にはハイレゾ対応のMDR-10RCがあるので試してみたいですね。イーサネット端子も残されているのは良心かと。NECなんか主力モデルでイーサネット端子を廃止しやがったといいますから酷いですよ。

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この機種にはワイヤレスマウスが標準付属していました。接続はBluetoothではなく、ありがちな専用レシーバーなのが惜しい。ロジクールライクのデザインですが、意外と操作性は良くホイールが左右にティルトできるようになっています。マウスをくるんでいた袋を見る限りインベンテック製ですね。

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スピーカーはオンキヨー製のものが搭載されています。当時のNEC機のようにイキって贅沢にもヤマハ製スピーカーを搭載するよりも、さりげなく「いい音鳴りますよ」ってアピールしている方が好感が持てますね。昔の富士通はパイオニア製スピーカーを搭載していましたが、あちらはデスクトップで引き続き搭載しています。

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これはちょっとびっくりしましたが、この状態で電源を入れてもウンともスンとも言いません。一旦ACアダプターをつないで電圧を印加し、電源保護回路を解除するようにと書いていました。で…偶然にも以前使っていたFMV-BIBLO MG75XのACアダプターが印加電圧、極性ともに同じでピンコンパチでした! 故に旧機種のACアダプターを流用して使うことにします。

Windows Vistaの時代に発売されたノートパソコンを長らく使ってきただけあっていろいろな意味で新鮮さを感じます。画面の留め金がなくなり、PCカードのような拡張I/OがすべてUSBに統一、スライド式スイッチが消える…など、時代に即した変化をしているように見えます。

初日はセットアップにほとんど費やしました。で、セットアップ時にアカウントを登録するよう促されましたが、幸いなことにずっと前に取得していたHotmailアカウントがそのまま使えました! しかしながら、ガンガン負荷がかかっているにもかかわらずほとんど熱くならないのはさすがです! Core 2世代ならすぐに熱くなってパフォーマンスに悪影響が出ること必至でしたからね。とりあえず、長年の懸案だった理想のノートパソコンと巡り逢えて喜びもひとしおです。

こうなると、サブノートPCの入手や長きにわたりしたためてきた自作プランを実行に移すしかない! これはまたの機会にて。

2018年1月10日 (水)

[予告] 七十七と共に…

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マシンが変わると環境もえらく変化するようで…

後日、改めて更新します。乞うご期待!

2017年12月23日 (土)

華美な湖

第8世代Core iシリーズが出そろいました。が…その結果は従来のCoreシリーズの掟を破るものとなりました。デスクトップ向けはAMDのRyzen[ライゼン]の影響でマルチコア化が進んだのか、かなり評判がよくなりましたが、問題はノート向けですね…。その実態ですが、i5-7300HQやi7-7700HQを低電力化させただけという手抜き仕様です。

まあ、ノートパソコン向けCPUはKaby Lake Refreshですので、真の目的はリアルモバイルノートでもクアッドコアCPUを搭載しようというものですね。第7世代まで低電圧版はi7、i5ともにデュアルコア4スレッドで、いわゆる「偽りのi7/i5」だったわけです。

一方、デスクトップ向けCPUは第8世代ではCoffee Lake-Sとなり、i7、i5、i3ともに変則的な規則となりました。今までと比較すると、

Core i7: 4コア8スレッド→6コア12スレッド
Core i5: ネイティブクアッドコア→ネイティブヘキサコア
Core i3: デュアルコア4スレッド→ネイティブクアッドコア


といった風に変化しました。そのため、LGA 2011とLGA2011-v3の関係と同様、同じLGA 1151のCPUでも100シリーズと200シリーズのマザー間ではSkylake/Kaby Lakeとも双方に制約(※)がありながらも互換性がありますが、こちらは300シリーズマザー専用となり電気的な互換性は失われました。

(※)具体的にいえば、Skylake+200シリーズマザーまたはKaby Lake+100シリーズマザーではOptaneやUHD BDに対応できなくなります。OptaneとはHDDと組み合わせることで読み書きを高速化できるキャッシュとして振る舞えるSSDのこと。もちろん、OptaneはSSDと組み合わせても劇的に速くなります。まだインテルの独占状態なのが難点ですが…。

なお、第8世代Core iシリーズの本命と筆者が目しているのは2018年初頭に発表予定のAMD製GPUを内蔵し1パッケージに収めたパフォーマンス向けCPUまたは従来の進化系といえるCoffee Lake-Hです。これはコンピューター史に残る事件といっていいでしょう。問題は日本勢がこれを搭載するかどうかですが…。日本ではパソコンでゲームをやる文化があまり根付いていないので、メーカーは及び腰ではないでしょうか。

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[画像はAH77/B1。貴重なクアッドコアノートでもあった。]

実は今、筆者がメインで使うノートとして購入を検討しているのは、富士通のFMV-LIFEBOOK AH77/B1またはGRANNOTE AH90/B1です。本来ならば最新機種のAH77/B3にすべきですが、その仕様に様々な意味でがっかりさせられました。対抗馬となるLAVIE Note Next NX750/JAB開発者インタビューにもあったのと同じく、ベゼルレス設計とするためにタッチパネルが省かれてしまったのは惜しかったです。

AH77/B1はMicrosoftが推奨している指紋認証によるアンロックに対応していませんが(一応カメラを使った顔認証が可能)、AH77/B3で省かれたNFCタグリーダー機能やタッチパネルを搭載していますし、外付けチップセットIntel HM175のおかげで余裕ある8GT/秒ものバス幅を誇るためにUSB 3.1 Gen2にも対応しています。その割にはバッテリー持ちがそこそこ良いです。実際、設計を共有しているAH53/B2AH50/B1(店舗限定モデル)はそれ以上にバッテリー持ちが良いです。

さらに重要な点としては、バッテリーがユーザー自身で着脱可能なこと。容量も45Whと、中型ノートにしては割と大きめです。分解が必要ですが、メーカーでもオプションとして用意してあって、万が一リコールがあった際も安心です。よりによってNECは上位機種でバッテリー着脱不可にしやがった上に部品を一般ユーザーに頒布しないので、バッテリーリコールが起こったら本体ごとメーカーに送って交換しなければならないのです。酷いな、これ。

AH77/B3に搭載されたCore i7 8550UはCoreシリーズ史上最もがっかりさせられたSoCでした。低電圧CPUでようやくクアッドコアを実現したはいいですが、i7-7700HQの焼き直しじゃちょっとですね。それにi7-8550Uはチップセットまで一体化しているため、インテルの仕様を見たらCPUから繋がっているバス幅は4GT/秒とどまりとなっています。

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[GRANNOTE AH90/B1。4Kディスプレイを搭載している貴重なノートパソコンになってしまった]

一方で、i7-7700HQは現時点で間違いなくノート向けCore iシリーズのCPU最高傑作です。本来のCore i7と同じクアッドコア8スレッドですし、クロック周波数もデスクトップ用の低電力CPU、i7-7700Tと非常に近いです。内蔵のIntel HD Graphic 630Intel UHD Graphics 620よりも若干性能が良く、将来普及が期待されるVulkanにも対応しています。そのため、辛うじて内蔵GPUでも3Dゲームが動かせるなら実用上問題はないかと思います。こればっかりは実際にFF14ベンチやドラクエ10ベンチで確認するまでわからないですが。

ただでさえ老体のFMV-BIBLO MG75Xをだましだまし使っているだけあって、筆者はもうこれ以上耐えきれません。入手でき次第、報告したいと思います。

2017年12月17日 (日)

古き良き時代のポケットラジオ

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この機種、未だに根強い人気があるんですね。通勤用ラジオ最高傑作とも評されていたソニーのSRF-M902Vを入手しました。今日のSRF-T355まで続く通勤用ラジオの第1の完成形でしょう。メーカー希望小売価格は3%税別で10,800円で、1988年発売のSRF-M3V(定価13,800円)の後継機だそうです。移動中もFMラジオをステレオで聴きたかったのが入手した動機になります。やはりSRF-T355入手までのつなぎにしたいですね。

このラジオ、情報によれば1990年9月21日発売だったようです。兄弟機として、テレビ音声受信機能のないSRF-M901もありました。後にAMステレオ対応機種として発売されたSRF-M911のベースになったラジオのようです。

このラジオの大きな特徴はエリアコール機能になります。当時のソニーのポケットラジオはダイヤル式からデジタル式へ移行したばかりで、プリセット選局機能も付いていましたがその作業が煩わしく感じるユーザーも少なくありませんでした。これを簡略化すべく、初めから放送局を設定で呼び出せるようにしたのがエリアコール機能です。

しかし、そのエリアコール機能も全国を網羅しているとは言えず、後継機で各地の基幹都市が、後に開発されたスーパーエリアコール機能によってようやく全国の放送局が網羅されることになりました。このスーパーエリアコールは後に、中継局まで細かに設定できるようになるなどの進化を遂げています。

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スエードタッチのソフトケースから取り出してみると状態は極上! とても四半世紀使われたラジオとは思えません。しかも、フロントパネルはアルミ板とバブリーな設計です。但し、全面金属製パネルでは電磁遮蔽されてしまうため、下だけ樹脂製になっています。ソニーのポケットラジオは下にAM用バーアンテナが内蔵されている機種が多かったのではないでしょうか。横幅に余裕があるので、内蔵されているバーアンテナも長そう。バーアンテナは長いほうが受信感度の面で有利になりますね。

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このラジオはスピーカーを内蔵しておらず、ヘッドホン端子も今となっては特殊なミニミニ型(2.5mm径)になっていました。当時の技術では、このキツキツのスペースに3.5mm径のミニ端子を搭載する余裕がなかったのでしょう。そのため、動作チェック用の乾電池と一緒にミニミニプラグへ変換するアダプターを購入しました。当のソニーでは、アナログオーディオ用ケーブルやアクセサリー諸共撤退してしまったようで…残念な限り。現在、ソニーではHDMIケーブルしか扱っていません(参考)。

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スピーカーがない上に本体が大きめなので、電池の入れ方がとてもユニーク。普通は縦に入れる乾電池は、この機種では横向きに入れます。電池蓋の出来がいい上に絶妙な固さで閉まるので、乾電池をしっかり固定できます。

発売時期が1990年と微妙なため、FM周波数が90.0MHzできっぱり区切られていてワイドFMは受信不可でした。しかしながらPLL検波を採用しているため、発売から四半世紀経ってもなおズレずに同調できます! あまりにもチューナーの特性がいいのか、強電界局はマルチパス妨害が生じてしまいましたw

さすがにポケットラジオの名機だけあって、操作性は抜群。付属のスエード調ソフトケースも操作性を損なわない程度に本体を覆ってくれています。エリアコール機能も後継機とは異なり、自分でプリセットした局と併せて選局できるのがありがたいです。今日のスーパーエリアコール機能は設定でマイプリセットと切り替える手間が生じていますから…。

このラジオ、日本製だったんですね。当時は日本市場向け製品といえば日本製が当たり前だった時代でした。しかし、その頃から既に廉価機や二流以下のメーカーは新興国で製造されるようになってしまっていました。やがてバブル崩壊後、海外への生産拠点移転は加速し、今となってはとうとう日本製ラジオといえば孤高のBCLラジオ、ICF-SW7600GRぐらいしかなくなってしまいました。

現在、ソニーは主に中国で、パナソニックはインドネシアでラジオを生産しているようです。インドネシアは今も人件費が安いようですが、中国はむしろ割高になってしまっています。ですが、中国は「世界の工場」と呼ばれているだけあって、工場で働く人の確保もしやすく大量生産に向いた立地なのかもしれません。

最近は「日本製にしても人件費がさほど変わらなくなったから」と、ホンダのスーパーカブが日本製に戻るなど、MADE IN JAPAN回帰の動きが高まっているようですが、この動きが電機メーカーにも波及してくれればなあ…。

さて、追記にて主だった操作方法を解説します。

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2017年12月10日 (日)

続・ランララ、ジンジン、オオオオオ

冬になりました。やはり問題になるのはバスを待つときなどにどうしても耳が音を恋しがることです。つまり、ラジオが聴きたいのです。吉田松陰シンガポール恋しがる、じゃありませんよ。春前にとんでもない安値でSRF-R431を手に入れていましたが、今はこんな惨状です…。

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[たった1か月の命…]

液晶は割れ、見るも無惨な姿になってしまいました。これでもかろうじて動きますが、修理するよりは買い換えるべきですね…。定額修理になりますが、修理代が9,720円と新品が買えるくらい掛かります。

今はradiko.jpドコデモFM(=LISMO WAVE)ラジオクラウドというありがたーいサービスが併存していますが、筆者はどうしてもラジオを電波で聴きたい主義です。これらのサービスも災害時に重宝するかもしれませんが、ラジオを受信機で聴く習慣をつけるきっかけにならなければなりません。ワイドFM(FM補完中継局)も、有事の際に中波送信所が被害を受けて送信不能になった際の保険のために始められたようなものです。実際、TBCの荒井ラジオ送信所が被災して送信機能がいったん停止したことがありましたからね…。

とりあえず、筆者はSRF-T355を手に入れることを目標にしたいです。SRF-R431/R433は巻き取り式イヤホンを内蔵する上に小さくするために結構無茶をしているのでヘッドホン端子が横付けだったりして、外付けヘッドホンを使いたい筆者にとっては購入を先送りしたいと思っています。立ち上がりはSRF-R431/R433のほうがめちゃくちゃ速いですけど。

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[ラベルからお察しできますが、入手元はなんとブックオフ!]

当面の間どうしよう…と思っていた矢先、ポケットラジオのICF-M55が手に入りました。入手価格は2,000円弱なのでまあまあかなと。若干の使用感がありましたが、状態は上々でした。このラジオ、ワイドFMが聴けます。

ソニーのカタログによれば生産終了になっていますが、まだまだ在庫限りで市中在庫が手に入ります。発売が2007年だそうで、足かけ10年のモデルライフですね。10年選手ならモデルチェンジの機会でしょう。懐かしい形をしたイヤホンが付属していました。これならつなぎの機種として活躍できそうです。

電源を切ると懐中時計になりますし、プリセット局数もAM10局、FM15局となかなか充実しています。SRF-T355と同じく、単4電池2本で動きます。奇遇にも持て余していたeneloop(しかもレアな初代かつ初期型のHR-4UTG)があったので、それを入れて運用することにしました。

SRF-R431ではさすがにプリセット局数が足りなかったですが、これは一通りプリセットしておきたい局が登録できました。横手市内でも夕暮れ時から徐々に在京中波局が聴けるようになるので、これらは必ず登録ですね。また、秋田県県南でも受信できる可能性にかけて、岩手県や宮城県のFM放送局もプリセットしてみました。この機種、ロッドアンテナが付いているのでイヤホンアンテナを使う通勤用ラジオよりもFMの電波をつかみやすいと思います。

横手市内では地元局のほかに山形放送(918kHz)、IBC(684kHz)、TBC(1260kHz)が日中でも入るようです。但し、プリセット局数の限界に達したので周波数が近いプリセット局を選んでから手動で同調といった塩梅にしようと思います。それにしても、親局のはずのNHK秋田ラジオ第1(1503kHz、10kW)の入りが出力が半分のABSラジオ(936kHz、5kW)と比べてイマイチなのはなぜだ…? やはり空中線形状の関係なんでしょうか?

概ね、口コミでは「並」の評価を得ていますが、実際その通りですね。操作性の良さは説明書いらずなので言うに及ばず。周波数スキャンとプリセット選局の両方で同調できるので、ラジオ入門にお勧めです。この機種をダイヤル式ラジオにしたものがICF-51ですが、同調つまみが固すぎず回しやすいのがいいですね。

ところで最近、日本勢の発売するDSPラジオが増えてきました。ソニーは主に、ラジオCDなどをこっそりとDSPラジオ化しているようです。筆者はSRF-T355も、実はDSPラジオではないかと読んでいます。DSPラジオは原理上、フロントエンドをシリコン化しており、経年劣化とはほぼ無縁です。

この頃パナソニックが「デジタルチューナー搭載」や「らくらくチューニング」を謳ったダイヤル式ラジオも出していますが、実態としてはDSPラジオそのものです。うーん…DSPラジオなのにダイヤル式チューニングって、ポリバリコンより耐久性の劣る可変抵抗を用いるから必然的に製品寿命が縮まりますねえ…。可変抵抗だと精度もポリバリコンに劣るので、AFC(Automatic Frequency Control)に頼っているのが「らくらくチューニング」の実態です。

それに、ダイヤル式チューナーなのにDSPを用いる機種は、筆者はフィジカルの問題で好きになれないです。どうも、ポリバリコンの生産から撤退したメーカーが現れた模様で、仕方なくダイヤル式のDSPラジオを開発せざるを得なくなったようです。そもそもラジオそのものが枯れた技術なので、デバイスの枯渇も時間の問題になっているようです。貴重なライター型ラジオ、SRF-M98まで生産終了ですしねえ…。

今年、筆者は「原器」たるICF-EX5を手に入れることができました(リンク先はMK2)。無印は1985年10月21日発売で、四半世紀近く生産されたロングセラー機です。これは後ほど紹介するとして、最終的にはやっぱりICF-SW7600GRを手に入れることが目標になりますね…。とにかく、これを手にしていないとラジオ好きから「もぐり」扱いされそうなので…。

2017年12月 1日 (金)

忖度の結果…

2017年も12月(師走)を残すのみとなりました。毎年恒例の新語・流行語大賞が発表されました。今年の大賞は、既存メディアが影響力を失いつつあることと、国民の政治問題への関心度を反映するかのような結果になりました。

■インスタ映え
画像投稿に特化したソーシャルネットワークシステム、Instagram[インスタグラム]で多くの「いいね[Like]」を獲得するために写真の撮り方を工夫すること。Instagramそのものがカメラアプリでもあり、フォトレタッチ機能を具備している。

但し、目的ではなく手段としてのLike獲得のために手段を選ばなくなったアカウントも少なからず存在しており、このようなアカウントはインスタ蠅と呼ばれ嫌われることになってしまった。

受賞対象はなんとファッション情報誌のCanCamで活躍するCanCam it girlのメンバーたち。インフルエンサー[Influencer]と呼ばれている彼女らを簡単に解説すると、読者に対しライフスタイルや価値観などに対し一定の影響力をもたらす人々である。かつて蛯原友里や押切もえなどの大人気モデルを輩出してきたファッション誌はかつてほどの勢いは見られなくなったものの、依然としてF1層への影響力を保持し続けていることがうかがえる。

■忖度(そんたく)
森友学園問題や加計学園問題など、私立学校と政治家の癒着関係が大問題になったが、その際に安倍晋三内閣総理大臣の答弁から頻出した言葉である。元々は再生手続中の学校法人森友学園の元理事長、籠池康博氏(通名: 泰典)がマスコミからの取材で発した言葉であった。他人の気持ちを推し量ることという意味を持ち、言い換えると推測又は推察となるだろう。

但し、受賞者は忖度まんじゅうを考案した株式会社ヘソプロダクションの代表取締役社長。やはり政治家は受賞を辞退するのが不文律と化しているようである。忖度まんじゅうで筆者が思い出したのは「テイルズ オブ エクシリア/エクシリア2」に登場するガイアスまんじゅうであった。

なお、2017年特別賞はそれぞれの分野で健闘した面々が授賞対象になっています。リオデジャネイロオリンピック以来、日本が実力をつけつつある陸上競技において桐生祥秀氏が100m走で難攻不落とされていた10秒の壁を打ち破り9.98秒の日本新記録を達成。一方、世界的にブームになっている将棋界において中学生ながら棋士デビューを果たした藤井聡太四段が成し遂げた29連勝という大偉業。今年は平成29年なので、藤井四段にはぜひとも来年、平成30年(2018年)は30連勝を目指していただきたいものです。

これから2017年を様々な目線から振り返ってみたいなあ、と思う次第です。ここで、個人的な今年の流行語を発表してみたいと思います。

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2017年9月21日 (木)

朝焼けの光の中に立つ影は…

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ああ…届いたのが早朝でよかったです。なぜなら、午後に筆者の地元を暴風雨が襲っていったからです。もう一息遅かったら、嵐の中で遅配となっていたことでしょう。

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ということで、無事に筆者のドコモサブ回線もめでたく、Xperia XZ Premium SO-04J(XZP)に機種変更することができました。本当の意味でXperia Z5 Premium SO-03H(Z5P)の後継機になります。Snapdragon 835 MSM8998を定格クロックで稼働できている数少ない機種でもあります。同じくS835搭載だったAQUOS R信頼性[Reliability]重視のため、定格から1割ほどクロックダウンさせていましたね。

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[Z5Pは修理上がりなので新古品同然!]

Z5Pとの比較。Z5Pでは黒かった画面側のベゼルも、XZPでは本体カラーに合わせたものになりました。そのおかげで、ルミナスクロームを選ぶとえらいことになってしまいますw 植草…いや、何でもないってw

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[まだフィルムを剥いでいないので写真では伝わりにくいかも]

Xperia X Performance、Xperia XZ、Xperia XZsと続いたアルミパネルの採用をやめ、再び両面ガラスに戻っています。裏面がガラスパネルに戻ったことで、FeliCa/NFCチップのかざし位置も背面に戻り、XP/XZでいちいち画面側を下にしてかざさねばならなかったもどかしさが解消されることになりました。両面ガラスに戻ったことで、XP/XZ/XZsで散々コケにされた、通称「おむつ」がとれたのがある意味嬉しかったですw

ただ…どう見てもサイドフレームは強化樹脂製ですね…。アルミフレームなのは上下だけ。この点はAQUOS Rに負けてしまっています。惜しい。そのサイドフレームにSIMカードとmicroSDカードのトレイがありますが…

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実にXperia Z4 Tablet以来となる、SIMカードスロットとSDカードスロットが分割された機種になりました。スマートフォンに限ればXperia Z3シリーズXperia A4 SO-04G以来です。但し、ホットスワップには対応できず、カバーを引っこ抜くとSIMカードを抜いたことになって再起動してしまいます。

Xperia Z5 Premiumから進化および変化した点はというと…

・SoCとGPUの性能進化(特にGPUはVulkan対応)
・RAM容量が4GBになった
・ストレージがより高速なUFSとなり、64GBに倍増
・カメラの撮像素子は画素数が減ったもののDRAM内蔵でスローモーションに強くなった
・ディスプレイがHDR対応になった
・本体側のUSB端子のバスがUSB 3.1 Gen. 1対応となった
・指紋センサーとサイドフレームの色が一緒になった

といったところでしょうか。

しかし、この頃のSnapdragon機は全体的に発熱が緩い機種ばかりですね。さすがにS835機は強力なGPUを搭載しているためやや温かくなるきらいがありますが、S810は言うに及ばず、S820よりもかなりぬるく、ワットパフォーマンスでいえばS625にはかなわないもののかなり良好です。やっとまともに動くSnapdragonと巡り会うことができました。

この2年間、Snapdragonはプロセスの刷新やアーキテクチャーの変更などで苦しんできたのでしょう。決してS1~S3世代のように動きが悪かったというわけではありませんが、やはり熱ダレに大分悩まされていたのがうかがえます。なんだか、パソコンでいえばCoreシリーズの進化に通じるものを感じました。

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[おまけ]

オンラインショップの配送箱の角にこのような記述がありました。ドコモの気遣いでしょうか? ちなみに、配送はゆうパックが担っていますが、かつては日通ペリカン便だったはずです。

今のところ、Xperia XZ PremiumをはじめとしたS835搭載機種は間違いなく業界トップクラスの性能を誇っていますが、近日発売するiPhone 8/8 Plusによって三日天下に終わってしまいますね。そうなる前に最先端に触れられたのが何よりでした。

2017年9月20日 (水)

最後かもしれないだろ?

やっと、やっとできました…! 筆者の母の回線をarrows NX F-01Jへ機種変更することができました。カバーの手配などは後回しです。かつては手書き書類をFAXで送って開通していた電器店もALADIN端末で手続きするよう統一していたんですね。店頭ではiPadで自筆でサインまでして手続きするauよりは、サインなどをOCRで処理してしまうドコモのほうが確実だと思いますw

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[How small!]
それにしてもこの元箱…ちゃちですね。本体以外に簡易取説、保証書ぐらいしか入っていません。本機の5年前に発売されたフラッグシップ機、ARROWS X LTE F-05Dは試供品のmicroSDカードに急速充電対応のACアダプター、卓上ホルダーと至れり尽くせりだったし、4年前の機種だったARROWS V F-04Eですら卓上ホルダー付属でしたから…。

この機種はbig.LITTLE処理ではないネイティブオクタコアSnapdragon 625 MSM8953(Cortex-A53 2.00GHz×8コア)を搭載した珍しい機種です。実はこれ、1つ違いの型番のSnapdragon 617 MSM8952の後継となるチップなんです。まさに「ややこしや~」ですね。プロセスのシュリンクが進んでおり、フットプリントはMSM8952が旧態然たる28nmプロセスだったのに対し、MSM8953は十分最先端といえる14nmプロセスになっています。

伊達に14nmプロセスでないのが分かります。驚いたのは圧倒的な発熱の少なさです。皆に嫌われていた当時のarrowsのイメージが完全に覆ります。

ガンガンベンチマークをとってもほとんど熱くなりません!


そのベンチマークの結果ですが、入手当時のビルドでは典型的なミドルレンジ機のスペックで、若干Snapdragon 810 MSM8994に劣るぐらいでした。バージョンアップの準備が整うビルドまでアップデートしてみると、少しスコアが改善しました。ということは、相当ワットパフォーマンスが良好なのでしょう。但し、3Dが弱そうで、ベンチマークをとってみるとガクガクでした。今なら端末購入サポート付きで非常にお買い得で買えるので、実用的に使うならスマートフォンの入門としてこの機種は十分お勧めできます。

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[地味にうれしいホットスワップ対応microSDカードスロット]
この機種は珍しいこと尽くしで、生体認証が虹彩認証のみ、テレビが専用アンテナで受信できること以外にもmicroSDカードのホットスワップに対応しています。つまり、電源を入れたままmicroSDカードを入れ替えることができるんです。テレビは外付けアンテナで視聴するタイプよりも受信感度は良さそうでした。驚くことに、なんとarrowsのTVチューナーアプリはXperiaと同じだったんですね! シャープは自社開発を捨てて株式会社ピクセラのアプリ、StationTVをネイティブ搭載することになりましたが、その逆はとても珍しい。というのも、arrowsは大文字だった時代、ピクセラのネイティブアプリを使ってワンセグ機能を実現していたからです。

虹彩認証は非常に強力です! デモアプリで試してみた結果では、母親の虹彩を登録させると筆者の虹彩では全く認証できませんでした。富士通はarrowsが小文字になる寸前から虹彩認証推しでしたが、結局その手柄はお隣の国のメーカーに持っていかれてしまったわけで、実に惜しい。結局バッテリー発火事故の影響で短期で終売になってしまったものの、かのGalaxy Note 7は発表当時、指紋認証も虹彩認証も搭載した全部入りスマホとして世界で話題になっていましたしね…。

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はじめてのスマホということで、この書類を渡されました。平たく言えば備忘録です。筆者ももらっていたような記憶がありますが、今は失念してしまいました…。まあ、仮にあったとしても時代錯誤かもですね。

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これが一番悩ましい。筆者はアカウント設定などを事実上委任されているので、ここは慎重にならざるをえません。まあ…あんまり急がないことにしているのでゆっくりと設定していくことにしましょうか。今のところ、dアカウントは仮設定(ランダムなアルファベット)で運用しているので、後で再設定ですね。ハードウェア側のセットアップは済ませていますが、視力に衰えがみられる母を考慮して、文字は極限まで大きくハイコントランスト化させてみました。

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ご成約記念にこのような粗品が添えられていました。懐かしい…。まあ、勝手に高額グッズを分割払いにて抱き合わせ販売されようものなら激高していましたがね。筆者は対面販売による端末購入と縁遠くなってしまっただけに、まだこうした慣習が残っていたことに意外さを感じました。

案の定、操作を教えたりセットアップしたりするのに悪戦苦闘してしまいましたorz そういえば、私は手鏡…じゃなく、ギンギラギンに光るあのスマホを注文していました。Snapdragon 835搭載機種としては最も高クロックなのにデザインで損してしまった不憫なあの機種です。とりあえず、あの機種が届いたところで腹いっぱいですね…。詳細は後ほど。

2017年9月19日 (火)

母、はじめてのスマホに挑戦へ

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[現在も母が愛用しているP-01F。]
筆者の母に、幾度となくらくらくスマートフォン4 F-04Jへの機種変更を促すDMが届くようになりました。そうです、母はまだガラケーユーザーなんです。2014年にケータイ補償サービスで交換してもらったP-01Fがまだ現役で活躍中です。実は、ekubo F-08Bよりも長持ちしています。

ガラケーは電池が交換可能なことと、大電流を印加しない設計が幸いしてかなり長持ちするようです。しかし、iモード携帯への機種変更は持ち込みでできなくはないものの、端末増設(定款上の呼び方)を伴う機種変更ができなくなってしまいました(参考)。これが影響しているかは不明ですが、P-01Gのソフトウェア更新は新たな不具合発覚で中断して以来、1年近く放置されています(参考)。パナソニックもP-smartケータイ P-01Jを発売し、人材の多くがガラホ開発部隊に回されたためこうなってしまったのだと思います。

2017年に入り、筆者は母から衝撃的な話題を切り出されました。それは、「ガラケーってなくなるの?」というもの。残酷なことに、筆者も「いずれはなくなる」と答えざるを得なかったです。それに、母と関わる方々も徐々にスマートフォンへシフトしていっています。

そこで筆者は母のガラホへの機種変更も提案しようとしたのですが、いかんせん画面が小さいのと歳と共に視力も衰えた母のおかれている現状を考慮し、泣く泣く断念しました。そうしているうちにらくらくスマートフォン4への機変を促すDMが来たのですが、以下の理由で却下しました。

・なるべく大画面の機種にしたい
らくらくスマートフォン4は4.5型有機ELディスプレイを搭載していますが、家系の上で例外的に日常生活が裸眼でもへっちゃらな筆者とは異なり、筆者の母は乱視持ちなうえに老眼になってしまったため、この大きさでは心もとないと感じました。らくらくスマホ4のディスプレイはHD解像度ですが、文字を大きく表示するにはやっぱりフルハイビジョン解像度が必要ですね…。

・らくらくタッチパネルは使いにくいと思う
らくらくスマートフォン4が有機ELディスプレイを採用したのには訳があります。それは、らくらくタッチパネルを搭載するためです。感圧式タッチパネルの一種で、触れている際はスワイプやフリック、押しこんだ際はタッチとして機能します。押しこんだ際にハプティックが働くようになっています。

富士通が得意としていたHCE(ヒューマンセントリックエンジン)のノウハウが活かされているようです。液晶ディスプレイでは押しこんだ際の圧力でまともに表示できなくなるわけです。そのため、初代と2代目は液晶ディスプレイでしたが、らくらくタッチパネルは画面とのギャップを設けて搭載していました。

ところが、この仕様に慣れてしまうと普通のスマートフォンを使おうとした際にタップを強くしがちなのではと筆者が懸念を抱いたわけで、あくまでも普通のスマートフォンの操作に慣れるべきだと思っていました。

・今では珍しい電池着脱型だが…
らくらくスマートフォンの各シリーズは今となっては珍しくなった電池着脱が可能な機種です。さすがに電池内蔵型でも問題ない時代になってしまったならば、電池着脱型にこだわる理由がなくなってしまいます。F-01Jは電池交換が必要になっても預かり修理で対応できますし、なにしろ電池着脱型はしょっちゅう接触抵抗の問題で悩まされたこともあり(電池残量表示がおかしくなる)、今となってはやや辟易気味です。

というか元々、スマートフォンの電池が着脱型メインだったのは電池容量が低かったことが大きな理由で、昔は絶えず替えのバッテリーを持ち歩かなければ長く使えなかったという時代背景が根底にあったように思います。大容量にすべく内蔵型が増えていったのだと思われます。

・ワンセグではディスプレイの解像度の持ち腐れ
筆者が特に気にしたのがこれ。母は無造作に携帯を開いてはワンセグを見ようとします。勿論、日本向けスマートフォンでもワンセグは映りますが、ワンセグだけではとても汚い映像を見せられる羽目になってしまいます。らくらくスマホ4でもワンセグ機能が付いているのですが…。やっぱり超解像処理などされる訳などなく、汚い受信映像で満足するわけないですよね?

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そこで筆者が白羽の矢を立てたのがarrows NX F-01Jでした。P-01Fで散々懲りたのか、「白以外ならいい」という注文がありました。

F-01Jにする決め手になったのは以下の5つ。設定を追い込めば母でも使えると踏んで提案しました。

・5.5型の大画面フルハイビジョン液晶
・テレビ専用アンテナ内蔵で、しかもフルセグが受信可能(※)
・過不足の無いミドルレンジスペックで、いきなりAndroid 7.1へバージョンアップ可能
端末購入サポートが適用できるので、かなり安く買える
・富士通製なので、かつてarrowsユーザーだった筆者にとってもフォローしやすい

(※)テレビ受信アンテナはFMトランスミッターの送信アンテナも兼ねているらしい。

実は筆者、契約変更のために電器店へ足を運んだのですが、その地点では分割を組むのに書類に不備があるということで結果的に取り置きとなりました。本人確認が非常に厳しくなってしまったらしく、住民票の提示を求められたからです。実際、auサブ回線のSHV39への変更をしようとした際も、その点について説明があり、結局オンラインでの変更を余儀なくされました。母はFOMAからXiへの契約変更なので機種代金がかなり安くなるんですが、「それでも分割組むんですか?」と諭されたりしましたが…。

無事に機種変更が完了したら後日報告したいと思います。それにしても高年齢になるにつれ、最新のデバイスに慣れさせるのは難しいなあ…と思った次第です。

それにしても日経の飛ばし記事には辟易させられますね…。まだ富士通から公式な声明が出ていないにもかかわらず、富士通が携帯事業を身売りに出すと報じちゃったんですから。日経の輩たちはらくらくホンシリーズの特殊性を理解していないようですね(怒)。障がいを持つ方にとっては、らくらくホンでなければ携帯が使えないという方々がとても多いんです。

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