パソコン・インターネット

2017年1月15日 (日)

霧の摩周湖(違)

2017年初の更新です。年初に感冒性胃腸炎を患ってしまい、結果として1週間強も休む羽目になりました…。やっとこさ養生できました。今年もよろしくお願いします。

今年はパソコン買い替えが課題となってきました。オンボロと化したMG75Xも限界に差し迫ってきました。モバイルを謳っているのにバッテリーが数時間しか持たないとか、横幅ギリギリのベゼルに期待して使っていたら筐体が割れたとか、もはや満身創痍です。それに、Windows Vistaも今春でサポート終了ですからね…。

インテルからKaby Lake[カビーレイク]こと第7世代Core iシリーズの本命、デスクトップ向け(S系統)と標準電圧版モバイル向けCPU(H系統)が発表されました。まずは歩留まり向上のため、低電力のモバイル向け(U/Y系統)から発表されていたからです。14nmプロセスになって以来、パソコン用CPUの性能進化は凄まじいですね…。i7-7700Kはただでさえ常用クロックでも4.00GHzを越えられるのに、7.00GHz程度までクロップアップ可能とか、かなりのオーバークロック耐性を持っているとのことです。

ちなみに、Kaby Lakeでは、Skylake[スカイレイク]こと第6世代Core iシリーズからは4K動画エンコーダーとデコーダーの強化が図られています。その代わり、Windows 10のみ正式サポートすることとなり、SkylakeのようにWindows 7/8.xで運用することが公式にはできなくなりました。といっても、SkylakeでのWindows 7/8.xのサポートそのものも猶予期間としてのものですが…。

筆者はメインノートPCをクアッドコアのCore i7搭載機にしたいと思っています。しかし…肩身狭いことにBroadwell[ブロードウェル]世代以降、i7であっても低電圧版のCPUを搭載するメーカーが増えてしまいました。当時、本来なら第2四半期に追加発表されたi7-5700HQが搭載できることになっていたはずですが、東芝までi7-5500Uで妥協することになり、結局大手メーカーでクアッドコアCPUを搭載し続けてきた国内メーカーは富士通とVAIOのみになってしまいましたね…。なお、低電圧版iシリーズはすべてデュアルコアで、本来の設計思想から乖離しています。モバイルノートならデュアルコアのi7でもやむを得ないと思いますが、中型ノートでそれをやられると本当に本末転倒ですね…。

※富士通はまだクアッドコアCPUの搭載へこだわりを持っていたようで、i7-5700HQの出荷が遅いことにしびれを切らし、2015年夏モデルのAH77/UでHaswell[ハズウェル]世代にて追加発表されたi7-4722HQを搭載したほどでした。

本来なら、Core iシリーズはこのような差別化を図っていたはずです。ノートパソコン向け標準電圧版CPUでもSkylake世代でようやくそのような差別化を図れるようになっていました。もちろん、低電圧版はi5/i7でもデュアルコア4スレッドになってしまいますが。低電圧版でもクアッドコアCPUを用意しないとはなかなかセコいですな。

Core i7: クアッドコア8スレッド、ターボブースト対応
Core i5: クアッドコア、HT非対応、ターボブースト対応
Core i3: デュアルコア4スレッド、ターボブーストなし


※ターボブーストとはMerom[メロム]世代のCore 2シリーズから採用された機能で、高いコンピューティング性能を求められた時のみ最高クロックにすることで電力効率を上げるもの。一方、HTはハイパースレッディング・テクノロジーの略で、Pentium 4にてパフォーマンス改善のために採用された機能。CPUの余力を活かして仮想マルチコア駆動とするものである。実は、第1世代Pentium 4であるWillamette[ウィラメット]の地点で実装されていたが無効化されていたそうな。

実は、大手メーカーがノートパソコンへクアッドコアCPUの搭載を渋るようになったのは訳があります。それも我々からすると信じられないことですが、なんとクアッドコアCPUにしてしまうとグリーン購入法対象外にされてしまうということです。複合理論性能(MTOPS)が判断基準とされていますが、今ではクアッドコアCPU搭載にするとそれが20万メガ演算(=200億演算、20GFLOPS)を超えてしまうため、省エネ基準法対象外にもせざるを得ないそうです。逆に、富士通やVAIOなどはそうなることを覚悟してでもi7-6700HQ/i5-6300HQを搭載したパソコンを生産、出荷しているわけです。

つまり、CPUの性能進化が霞が関の役人たちが想像した以上に凄まじかったわけです。誤解されかねないですが、あくまでも法令上の基準以上に高性能かつ高効率なだけで、こうしたCPUを搭載したパソコンを生産、導入しても罰せられるわけではありません。どうも、CPUの性能進化とグリーン購入法の絡みがメーカー製パソコンの設計思想に悪影響を及ぼしている可能性が否めません。最近はボードPCであってもわざと性能を落として省エネ法対象となるべく、デスクトップ用CPUではなくモバイル用低電圧CPUを搭載するふざけた設計の機種が急増しています。

そうした意味では、メインで使うにはLAVIEとdynabookは非常に選びにくくなってしまいました。強いて言えば、dynabookもあの不正会計による業績不振さえなければ、店頭モデルでもクアッドコア機を用意できたはずですけれどねえ…。やはり、そのdynabookも2015年夏モデルから方針転換してしまったらしく、「低電圧版CPU搭載で省エネ」と謳っていました。クアッドコアCPUモデルもあるにはありますが、Web限定モデルになっています。dynabookならこうした路線でクアッドコアノートに含みを残してくれると期待しています。

一方のLAVIEは論外です。ロゴからしてソニーの生産終了マークそのものだ…というわけではなく、せっかく中型ノートで低電圧版CPUを搭載しているのにバッテリーが持たないという本末転倒な設計をやってのけています。何のために省エネ目標を達成してグリーン購入法対象商品になったのかが見いだせないです。かつてのライバルだった富士通とはいろいろな意味で対照的な設計で、モバイルノートとして支持を集めているLAVIE Hybrid ZEROですら周回遅れの設計が目立ちます。前述のふざけた設計のボードPCもやはりLAVIEです。

そこで検討しているのがFMVのAH77/Yまたはその後継機。AH77/Yと似たスペックのパソコンならAH53/A3AH90/Xがありますが、AH53/A3はNFCに対応していないし、AH90/Xは割高なうえに入手性が悪いため、結局バランスのとれたAH77/Yまたはその後継機しかなくなってしまいます。AH77系は店頭に並べられるようになった時には既に型落ちになってしまうというほどの量販店泣かせですが、その一方で中型ノートとしては比較的軽くちょいと外で使うには向いてそうだし、スペック上も悪くはないです。タッチパネルも搭載しているので、時々マウスやトラックパッドでは億劫になる操作も惑わずできそうです。

店頭での印象も非常によく、クアッドコアのハイパワーCPU、i7-6700HQを搭載している割にはかなり発熱が少なく、キーボードの打鍵性能も最近のノートパソコンにしては頑張っているほうです。それに、最近のFMVは買ってすぐに憧れのATOKが使えるのもいいですよね。

昔はアテにならなかったバッテリー稼働時間も今はカタログ値が近似値のようで、4.5時間も稼働できればよしとします。画面解像度を下げればGPUへの負荷も下がるので、もう少し長く稼働できそう。(富士通ではAH53/A3と共通設計でWXGA解像度にしてバッテリー稼働時間を稼いだAH50/A3も敢えて用意しています)

さて、次世代モデルのAH77系は確実にi7-7700HQを搭載してきそうです。というのも、Kaby Lake-HのCPUパッケージはSkylake-Hを踏襲してBGA1440のままなので、今のハードウェア設計のままそっくりCPUを差し替えるだけで済むからです。欲をいえばUSB Type-Cへの対応も望みたいところですね…。そこで、筆者はメインノートPC買い替えにあたり、以下のいずれかにしようと思っています。

・i7-7700HQを搭載してくるだろうAH77/Yの後継機を待つ
・現実的に店頭で買えるAH77/Yを買って、Anniversary Updateを適用する
・他社でi7-7700HQ搭載のノートPCが出るのを待つ(VAIO、東芝など)


一方で、サブPCも確保しておきたいです。現在のモバイル向けCPUはBGAパッケージなので、それに伴うはんだボールの熱疲労(※)に起因する動作不良が生じる可能性も否定できません。それが起こった際に予備で使えるPCも確保又は動作できる状態にしておきたいです。具体的にはSkylake機か、今なお根強い人気があり、値ごろ感が増してきたIvy Bridge機を狙っています。いずれもWindows 10にして運用することが前提になります。

(※)発熱と冷却を繰り返すことではんだボールも膨張・収縮を繰り返すが、これが度を過ぎると遂に割れてしまう。つまり、急激な発熱と冷却に耐え切れず、はんだボールが割れて基板との接続不良が生じてしまう現象が熱疲労である。往時のXbox 360のRed Ring of DeathやPS3のYellow Light of Deathは大方、これが原因。

きょう(2017年1月15日)現在、家電量販店のパソコン売場を見に行きましたが、NECではいよいよ新機種が発売するとのことで、それに向けて準備に入っていたようです。富士通のほうは先日、ようやくSH90/Wが品切れになったようで、i5-7200Uを搭載するだろう後継機にも期待が持てます。

果たして、メーカー製ノートPCに明るい未来はあるのか? もうすぐ発表されるだろう新機種に期待しつつ、詳報は後ほど。あ、そうだ。Windows 10のパッケージ版(DSP版ではない)とOffice 365は是非とも確保しておきたいですね。

2016年7月11日 (月)

御無SATAしております

かなり久々の更新になります。決してネタがなかったわけではなく、いろいろとつぶやいてみたいことがあるので後ほど。

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ソニー初の外付けHDD、HD-D1(1TB)を手に入れました。ソニーでは、同時に2TBモデルのHD-D2、ポータブルタイプの2.5型500GBモデルHD-EG5も発売されていました。元々は、ソニーのブルーレイレコーダーVAIOでの使用を想定したもののようです。容量が逼迫してきた上に中身が旧弊と化したIDE HDDHD-H320U2/H500U2(中身はシーゲイトのBarracuda 7200.10シリーズ)からのリプレースも兼ねて、REGZA 32S7用の録画HDDとして導入しました。これで手持ちのHDDは内蔵型、外付型含めすべてSATA対応になりました。今ならやっぱりSATAしかないですよね。

容量1TBの割にはえらい軽いです。実は後期ロットのHD-D1 BEである可能性が高いです。ケースの放熱孔から見えるHDDのバーコードの形状を見た限り、中身はシーゲイト製でしょうか…。おそらく、各所で1TBで最速と評判だった、現行品のST1000DM003(7,200rpm/64MBキャッシュ)でしょう。シーゲイトは薄型(約20mm)のHDDをラインナップさせているので、シングルプラッターのこのHDDも薄型シャーシ採用のようです。これ自身の評判はこれまでのシーゲイトとは裏腹に高かったですが、当時から高速ストレージとしてSSDが脚光を集めてきたのが惜しまれ、結局大容量でコストパフォーマンスに優れたWD Greenシリーズ(特にWD20EZRX)にお株を奪われてしまった格好でした。

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フロントパネルの傷が多めだったので、ロゴやシルク印刷をクラフトテープでマスクしてピカールで軽く磨いておきました。これでなんとか目立たないレベルになりましたが、まあ気持ち程度ですね…。本来、ピカールは金属磨きのためのものですが、その微粒子を生かして小傷の目立つプラスチックを磨いて光沢を蘇らせるためにも使えます。便利ですよ~。

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2012年7月製造だそうで、4年選手です。やはり、軽いということは製造時期から間違いなくHD-D1 BEでしょう。無印のHD-D1からわずか半年余りでバトンタッチしていますので、当時もHDDは日進月歩の進化を遂げていたのです。

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ということで、さっそくテレビにつないでみました。長時間テストも兼ねて「ZERO×選挙」を録画していましたが、長時間稼働させてもほとんど熱くなりません。Barracuda 7200.10あたりの世代ならすぐチンチンに熱くなったのになあ…。

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1台だけでは連続した番組の録画に支障が出るということで、リレー録画ができるようサブHDDとして新たにHD-HES640U2を登録しておきました。HD-HES640U2は中身がサムスンのHD642JJ(7,200rpm/16MBキャッシュ)ですが、あのサムスン製であることを感じさせない素晴らしいHDDです。これの3枚プラッター版がHD103UJ(32MBキャッシュ)だそうで、筆者が保有しているHD-HS1.0TSU2に搭載されています。

一方、その手前に見えるのが、REGZA純正HDDとして発売されたTHD-50A1です。中身は未だに名器との評判がゆるぎないMK5055GSXで、消費電力や性能ともに申し分ないです。こちらには主にアニメを録り溜めてあります。

同じ外付けHDDでもIDEはダメでしたね…。スリープに入ってもなかなかHDDが回転停止しないのです。そのためにかなり熱を持っていたようでした。なかなか「録画番組の修復」が終わらなかったのは、熱でHDDがバテてしまったためなんでしょう…。外付HDDは中身がSATA対応になってからどんどん構造が単純化していきましたが、これはスリープ機能の進化により放熱対策が簡素で済むようになったからだと思われます。かつては強制空冷ファンをオプションで用意していたメーカーもありましたが、今は自然空冷で済んでしまうくらい熱くならないですね…。

これは導入して正解でした。徐々にHDDを買い替えながら、最終的には1台あたり1~2TBを目指していきたいですね。

■長所
・ソニーらしく飽きのこないデザイン
・一定時間が過ぎるとアイドル状態からスタンバイ状態に移行するので省電力化に寄与している
・アクセス時やスタンバイ時はLEDがゆっくり点滅するのでうっとうしさがない
・長時間稼働させても発熱はほんのりとしている

■イマイチな所
・ACアダプターのケーブルが細い。経年劣化で剥き出しになってしまいそう
・対応機器以外ではUSB 3.0の性能を持て余してしまっている(それでも速いほう)
・スタンバイ状態に入ると回転を止めるため、スタンバイから復活するまでやや時間がかかる
・中身のHDDが軽いので拍子抜けしてしまう

2014年12月18日 (木)

ノーフューチャーと化したフィーチャーフォン

とうとう恐れていた事態が生じてしまいました。フィーチャーフォン向けに提供されていたtwitterアプリ、jigtwi2015年1月16日を以てすべてのサービスを終了することになりました。その理由は株式会社jig.jpから明かされましたが、dマーケットアプリストアiモード向けサービスを2015年1月31日を以て終了することになったためです。

なお、jigtwiは今後、AndroidやiOS向けアプリとして生き残りを図ることになります。jig.jpではフィーチャーフォンユーザーに対し代替手段としてモバツイの利用を呼びかけているとのことです。これは、jig.jpが2012年に買収した企業が手掛けていたサービスで、フィーチャーフォンで利用する際はアプリのインストールではなく登録したアカウントのページをブックマーク登録することによって利用します。

もはや、twitterをやるためにガラケーを持つ意味がなくなっちゃいましたね…。

実は、フィーチャーフォン用twitter公式アプリもありますが、これもやはりiモード携帯専用で、dマーケットアプリストアからの配信となっています。つまり、最悪の場合twitter公式アプリも2015年2月1日以降は立ち上げすらできなくなってしまうと予想されます。ガラケーで快適にtwitterを利用する環境が事実上失われる公算が高まってきました。ガラケーはテンキー操作ができるためにtwitterとの親和性が高いと思っていただけに残念です。

これで筆者がiモードを廃止するきっかけができたかもしれません。とはいえ、いずれは別の形でiモードを復活させてみたいですね…。

[2014. 12. 21更新]
モバツイより、iアプリ版クライアントのモバツイスコープが配信されています。その実態はjigtwiのモバツイ版そのものになっています。登録後、ダウンロードできますので引き続きアプリでtwitterを利用したい方はまずモバツイへ登録してみてください。

さて閑話休題。ソフトバンクモバイル株式会社が発売を予定していたAQUOS ACRYL X…ならぬAQUOS CRYSTAL X SoftBank 402SHの発売が2014年12月19日に決定しました。AQUOS ACRYL…ならぬAQUOS CRYSTAL SoftBank 305SHと同じく、ハーマンカードンのワイヤレススピーカーシステム、ONYX STUDIOが付属します。筆者にとってハーマンカードンは極端なものでは100万円を超えていた超高級アンプ、サイテーションシリーズを開発していた名門オーディオメーカーと言うイメージがあるので、こうした形でブランドの安売りはやめてほしかったです…。

AQUOS CRYSTAL X発売と同時に、最後発ながらソフトバンクでもVoLTEの商用サービスを提供することになりました。なお、VoLTEに対応しない端末でもHD Voice (3G)により従来よりも高音質で通話できるようになります。iPhone 5以降なら3GでもHD Voiceを楽しめるそうです。

ソフトバンクモバイルから発売済みの機種のうち、AQUOS CRYSTALではアップデートにてVoLTEへ対応することになっています。一方、技術的にVoLTEへ対応できる(モデム)チップを搭載しているはずのAQUOS Xx SoftBank 304SHXperia Z3 SoftBank 401SOiPhone 6/6 Plusでは対応が未定となっています。これらは対応が望まれるところですね。

[2014. 12. 21更新]
AQUOS CRYSTAL SoftBank 305SHに対し、まずはHD Voice (3G)へ対応するための機能バージョンアップが配信されました。詳細はこちらをご覧ください。

さてここで重大発表です。既にお察しの方がいらっしゃると思いますが…w

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2014年10月 7日 (火)

[お知らせ]スマートフォンからのコメントについてなど

まず筆者のT-01Dですが、ゲオにて下取り査定してもらった結果、3,300円になりました。安かったのは相変わらずですが、筆者の想像以上に値がついたのは良かったです。ISW11Fならゲオではぎりぎり2,000円ちょっと、F-05DならISW11Fの倍ぐらいはついたかもしれません。何はともあれ、中古購入価格の半分くらいで手放すことができました。これで新たな持ち主のもとにドナドナしてもらうことにします…。

さて本題。今までココログはスマートフォンからコメントできなかったことが大きな足かせになっていました。それもそのはず、筆者もコメントを投稿する際はスマートフォンからテザリングしてPCで行っていました。ところが、2014年の8月と9月に分けて「バージョンアップ」と称し、スマートフォン向けに最適化を図っていたようです。その結果…。

なんと、スマホからもコメントできるようになりました!

コメント方法は先に申した通りです。スパムコメント防止のために画像認証を具備しておりますので、「送信」をタップした後は表示された画像を読み取って見える文字を入力してください。これでスマホでもコメントを投稿できます。タブレットではPC版と同じ行程でコメントを投稿できます。コメントする際は必ず名前を入力してください。もし、blogやWebサイトをお持ちであればURLも入力していただくとなおありがたいです。

このココログの仕様変更により、本blog「NEXT GENERATION NOTE」をスマートフォンで閲覧する際の環境及び利便性が大幅に向上いたしました。今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

次に、このblogのアクセス解析のポリシーについて解説します。筆者のblogでリアルタイムでアクセス状況を把握できるのは以下のデバイスからのアクセスです。

・iOS端末(iPhone/iPad/iPod touch)
・Android端末(スマートフォンやタブレットなど)
・パソコン(Windows/Mac/Linuxなど)
・NTTドコモ以外のフィーチャーフォン(EZweb/Yahoo!ケータイ)

筆者のblogではiモード端末からもアクセスをいただいておりますが、こちらは反映されるまで時間がかかるようです。ココログのアクセス解析ではフィーチャーフォンからのアクセスにおきましては端末の型番ではなくブラウザーのUA(ユーザーエージェンシー)を用いて解析されています。

・EZweb端末は実際の型番ではなく、メーカー符丁(2文字)+3+通し番号(1~9、それ以降はアルファベット順)がUAとなっています。たとえばW61SはSN3D、SH006はSH3Gと表示されます。UAはEZweb設定から「バージョン情報」の項で確認できます。

・iモード端末のUAはハイフンなしの型番になります。たとえばF-02DはF02Dとなりますが、iモード2.0初期の端末は例外としてSH-06AがSH06A3という風に、セキュリティ強化を講じたことで実際の型番とはやや異なるUAが与えられています。

・Yahoo! ケータイ端末は「SoftBank」以降の型番がそのままUAとして登録されます。

筆者はblogを管理する際、アクセス分析をちょくちょく覗いてますが、新旧、メジャーマイナー問わず様々なデバイスからのアクセスをいただいていることを興味深く観察しております。筆者のblogはどちらかといえばAndroid関連の情報が多いためか、Android端末からのアクセスが全般的に多めです。意外とNexusシリーズから読んでるよー、という方が多かったですね。iPhoneなどiOSからのアクセスは全体の6分の1ほどです。2014年4月9日にサポートが終了したはずのWindows XPからもしばらくの間アクセスがあったことには驚きました。

■参考
[ニフティ株式会社より]
ココログバージョンアップのお知らせ (2014年9月30日)

ココログバージョンアップのお知らせ (2014年8月7日)

2014年4月11日 (金)

Xi 2.0

まず、日本時間の2014年4月9日にWindows XPのサポートが終了したことをお伝えしなければなりません。後ほどコラムとして述べたいと思います。とはいえ、XP後期(2005年以降)のパソコンは辛うじてWindows 7/8がそのまま運用できるスペックになっています。また、UbuntuなどでLinuxマシンとして引き続き延命させることもお勧めしたいと思います。

さて本題。株式会社NTTドコモが新しい料金プランを発表しました。これに伴い、既存のXi料金プランは全て、2014年8月31日をもって申し込みを終了することになりました(※)。一方、FOMAの料金プランのみ存続されることになりました。これは夏に商用サービスを始めることになるVoLTE(Voice over LTE)を見据えたものとなっております。ドコモはLTEで全プランの料金体系変更という大鉈を振るうことになりました。2014年5月15日より申し込み予約が開始され、2014年6月1日より本格的に運用開始となります。

(※)それ以降も変更の申し出がない場合は既存プランのまま運用できます。また、以下の料金は全て消費税別です。

■基本料金
タイプXi(にねん)に代わり、音声契約はカケホーダイプラン(以下、カケホ)として提供されることになりました。今までXiにて提供していたドコモ携帯同士の定額通話プランがついに基本料金プランとして出世したことになります。データ契約はデータプラン(以下、データ)として、スマートフォン・タブレット向けとドングル・ルーター向けの2本立てになります。通信モジュール向け契約はデバイスプラスとして提供されることになりました。

それぞれの料金は以下の通り(税別)。デバイスプラスを除き、2年縛りがない場合は1,500円増しになります。なお、デバイスプラスは単体で契約することができません。カケホやデータに付随して契約する形を採ります。

カケホ・スマホタブ: 2,700円
カケホ・ケータイ: 2,200円
データ・スマホタブ: 1,700円
データ・ルーター: 1,200円
デバイスプラス: 300円、500円、1,000円

※デバイスプラスの1,000円プランは500円プランの縛りなし版

大きなポイントとして、カケホで国内同士の通話が完全に定額になったことが挙げられるでしょう。後ほどソフトバンクの新料金プランと比較することにしますが、定額対象の通話時間制限も通話回数制限もなく、本当に定額です。但し、海外への発信やナビダイヤル、テレドーム、テレゴングなどはその対象外になります。一方で、電話をほとんどしない人にとっては損をするプランともいえます。

■定額データプラン
ISP契約(iモード、spモード、mopera U)がある場合、Xiでは0.6円/KB(1,024Bytes)、FOMAでは0.08円/パケット(128Byte)の従量制になります。一方、長年パケ・ホーダイ(パケホ)として提供されたパケット定額プランは個人向けのデータSパック/Mパックとなり、パケホとしての提供は2004年のFOMA携帯への提供以来、事実上10年で幕を閉じることになりました。これにより、スマートフォンやタブレットと、データ端末向けに分かれていた定額データプランを統一することができたのは注目に値するでしょう。もっとも、Xiではデータ契約でもスマートフォンやタブレットが使用可能になっていたので、必然の回帰と言えるかもしれません。

一方で、ファミリー割引(ファミ割)を組んでいるとシェアパックが利用可能になります。パケット通信量の分配に関係なく10回線までで一定通信量まで定額で利用可能、というものです。一応、同一名義でファミ割を組んでいるという複数台持ちでも適用可能になっています。適用条件は要相談ですが、親回線は所持している回線で最も利用期間が長いものとなります。

なお、通信量制限に達すると、デフォルトでは128kbpsへ帯域制限されるリミットモードになりますが、1GBあたり1,000円単位で累積していく従量制プランに移行するスピードモードにすることも可能です。また、1,000円上乗せして1GBずつ通信量を増やしていく1GB追加オプションも選択可能です。従来と比べると、通信量超過後の従量課金が少しゆるくなっています。現行プランでは2GBあたり2,500円で、新プランに移行したほうが1GBあたり250円お得になります。

これを踏まえて、定額データプランをまとめてみましょう。通信量シェアには別途、月額500円のシェアオプションが必須です。

・基本定額プラン
※同一名義回線間で通信量シェアが可能。
データSパック: 3,500円/2GB
データMパック: 5,000円/5GB


・シェアパック
※これを包括して契約した際はシェアグループと呼び、自動的にシェアオプションとデータSパックが契約されます。但し、データSパックはシェアグループから離脱した際の高額請求を防ぐための保険として適用されているため、そこを離れない限り課金されることはありません。
シェアパック10: 9,500円/10GB
シェアパック15: 12,500円/15GB
シェアパック20: 16,000円/20GB
シェアパック30: 22,500円/30GB


・らくらくスマートフォン専用プラン
らくらくパック: 2,000円/200MB

1人で使うことが前提のデータSパック/Mパックだと、パケット代が割高になってしまいます。しかし、スマートフォン2台持ち、またはスマートフォンとタブレットを併せ持っているユーザーがシェアパック10に移行すると、事実上Xiパケホフラット(7GB上限)+Xiパケホライト(3GB上限)の組み合わせと比して400円割安にすることができます。実は、データ定額プランにはプレミアクラブのステージに応じて一定額が割り引かれるずっとドコモ割が適用可能になっています。つまり、長く使えば使うほどデータ料金が割安になっていきます。

■まとめ
このドコモの料金体系の刷新は前述の通りVoLTEへの備えだけでなく、spモードによってiモードから15年後に迎えたモバイル通信の新たなるパラダイムシフトに対応するためのもの、と筆者はとらえています。一方で、ずっとドコモ割にみられるような長期ユーザー優遇と、シェアパックにみられる一括請求を応用した料金の仕組みを根本から変化させたことには賛否が分かれそうです。

ずっとドコモ割は一言でいえば長くドコモを使うべきだ、というドコモの公式見解です。確かにこのごろのドコモは料金体系の複雑さで長期ユーザーから、端末の品質問題や低いUX(ユーザーエクスペリエンス)により若年層から嫌気されて番ポ(MNP)転出超過状態や純減傾向が長らく続いていました。以前からドコモはプレミアクラブなどで長期契約者を優遇するなど、何とかして契約を永らえさせたいとしている様子がうかがえます。

シェアパックやシェアオプションも、寝かせ回線を何とかして活用させたいというドコモの思惑があります。これも賛否両論ですが、筆者としてはこれでようやくサブ回線の使い道が見えそうなのでむしろ歓迎したいと思います。現在、サブ回線はXiパケホダブルにして事実上寝かせてありますが、いずれ適用可能であればシェアパック10などで本格的に運用してみたい、と思っています。

これを踏まえますと、ドコモは短期解約をさせないための策を時間をかけて練っていたことがうかがい知れます。その反面、こうしたプランの策定は番ポによる集客に事実上とどめをさすものになることでしょう。確かにこの頃は旧機種の不良在庫やだぶついてきたiPhone 5cの処分のため、キャッシュバックなど特典てんこ盛りでこれらを投げ売りしていました。しかし、これは業界を疲弊させたと同時に総務省を辟易させたのも事実で、如何にしてフェアプレイで市場に挑むのか、それに対するドコモらしい回答ではないかと思います。

先に申した通り、ソフトバンクの新料金プランとの違いを後ほど追記したいと思います。

■参考(NTTドコモより)

新たな料金プランおよび割引サービスを提供開始
※ここでは紹介しなかった、法人向け新料金プランに関する説明もあります。

新料金プラン 「カケホーダイ&パケあえる」
※簡単な料金シミュレーションもこちらでできます。

現行のXi料金プラン / FOMA料金プラン
※一定のフィーチャーフォン需要があるという理由から、前述の通りFOMA料金プランは存続が決まりました。一方で、2014年8月31日を以て現行のXi料金プランは申し込みが終了となります。

2014年3月31日 (月)

そんな提携で大丈夫か?

大丈夫だ、問題ない。

ソフトバンクモバイル株式会社は2014年3月28日に、ポイントサービスをソフトバンクポイントからTポイントへ移行すると発表しました。2014年4月1日から新規契約を組んだ契約者は早速、ソフトバンクの利用料に応じたポイント付与を受けることができるようになっています。但し、ポイント付与は2014年7月分の請求確定より実施されることになります。

Tポイントは専用の磁気ストライプ方式のポイントカード「Tカード」を持っていなくとも、Yahoo! JAPAN IDTサイトへ登録することで利用可能になります。なお、このところTサイトでは2014年5月20日以降はTカード番号でのTサイトのログインができなくなるなど、日に日にヤフーとの提携を強化しています。その一環として、携帯業界でも前代未聞の共通ポイントプログラムの導入となりました。これにより、Tポイントでもソフトバンク製品のオプション購入や機種変更の際のポイント充当が可能になりました。

2014年6月分までは既存の契約者へ引き続きソフトバンクポイントの付与が行われますが、ポイント有効期限が付与から最長3年のため、2017年6月30日まで使い切る必要があります。また、Tポイントの付与が行われた後も引き続きポイント残高を残すことができますが、Tポイントへの交換はできません。そのため、次なる機種変更やオプション購入などで残ったソフトバンクポイントを使い切ってしまいましょう。

筆者はこのポイントシステム変更はおおむね好意的にとらえています。今までソフトバンクの中でしか使うことができなかったポイントの利用目的を流動化させることが出来たのが決め手でしょう。変わった使い道として、Tポイントでソフトバンク携帯の利用料の支払いもできるようになります。もし、大量にTポイントがたまっているのであれば「引き落とし口座に残高がない!」など珍しいケースの際に最後の切り札として使ってみるのもいいでしょう。

Tポイントは1年以内にポイント変動を起こしていないと失効するシステムなので、ソフトバンクのポイントサービスをTポイントにすることで、定期的にポイント変動を起こせるため実質的に永久不滅ポイントにできるうまみもあります。一方で、数少ない不満点を挙げますと、これまで1%だったポイントレートが0.5%へと半減してしまったことです。これまで、ソフトバンクポイントは1,000円/10ポイントでしたが、Tポイントでは1,000円/5ポイントになってしまいましたからねえ。

更なる展開としては、ウィルコムとイー・アクセス統合後の新キャリア、Y!mobileのポイント付与もTポイントで実施することになるだろうと筆者は予想しています。仮にauで共通ポイントを導入することになるとすると最も緊密な関係にあるローソンなどが運用しているPontaになりそうですが、2014年5月分よりau WALLETに移行することが決まっているのでその可能性は薄くなっています。ドコモはNTT法の縛りもありますし、何しろコンテンツのポイント決済などに活路を開いているので、共通ポイントへの切り替えには消極的じゃないでしょうか。

一番いいのを頼む。

■参考
[ソフトバンクモバイル株式会社より]
ソフトバンクモバイルとTポイント・ジャパン、ポイントサービスで業務提携

2014年3月27日 (木)

挑むのやめる?

矢沢永吉内閣総理大臣の去就や如何に?!

当初の予定より2月遅れの2014年6月2日付で合併登記を行い(効力発生日の6月1日が日曜日のため)、株式会社ウィルコムを吸収合併することになっているイー・アクセス株式会社。統合後の新会社の処遇については当時の地点で未定とされていましたが、2014年3月27日にヤフー株式会社が開催した緊急記者会見により、合併登記と同時に同社の筆頭株主でもあるソフトバンク株式会社より同社が保有する全株を譲り受けることが発表されました。これにより、新会社はヤフー株式会社の連結子会社となります。合併登記と同時に商号変更登記も行われることになり、ワイモバイル株式会社(Y!mobile)へ商号変更することになりました。従って…

イー・アクセス(eAccess)
イー・モバイル(EMOBILE)
ウィルコム(WILLCOM)の3ブランドが消滅

Y!mobileとして生まれ変わることになりました。

Y!mobileは日本初のインターネットキャリアを標榜しており、ヤフーの持つインターネットポータルサイト事業のノウハウを活かしたスマートデバイス向けサービスを展開していきたいとしています。なお、イー・アクセスとウィルコムがそれぞれ受け持つADSL事業及びPHS事業は存続することになっています。果たして新たなPHS端末が開発されるのか、それも見つめていきたいですね。また、ダブルLTEと呼ばれるソフトバンクモバイル株式会社と相互に行っているネットワーク融通も引き続き行う方針となっています。

存続会社であるイー・アクセス株式会社代表取締役社長を務めている、ゴールドマン・サックス出身のエリック・ガン氏はワイモバイル株式会社代表取締役会長へと退き、ヤフー株式会社代表取締役社長を務めている宮坂学氏がワイモバイル株式会社代表取締役社長を兼任することになりました。主だった人事はイー・アクセス主導で、ヤフーも大きく関わる形となっています。

実はヤフーもMVNOとして移動体通信へ参入する計画があったそうで、事業ベースで1,000万契約が必要だと判明したために方針転換し、キャリアごと買収することになったそうです。ソフトバンクが携帯電話事業に参入した経緯と似ていますね。合併登記を6月に延期した事情も、これで合点でしょうか。新ブランド、新サービスの策定がようやく決着を見た結果です。ソフトバンク株式会社代表取締役社長、孫正義氏がヤフーによる新会社買収をあっさりと快諾したのも、自ら辿ってきた道を再び歩もうとしていたのをわかっていたからなのでしょう。

スマートフォン販売シェアの9割以上がiPhoneやiPadファミリーのiOS機であるソフトバンクモバイルとは一線を画し、Y!mobileではスマートデバイス向けプラットフォームとして世界トップシェアを誇るAndroid機を中心に揃える予定としています。現在、イー・アクセスとウィルコムを合わせた携帯電話回線の契約数はおよそ1,000万契約。Y!mobileではそれを2,000万契約へ倍増させることを目標に掲げていますが、Yahoo! BBの二の舞になりそうでおっかないです。ADSLモデムならぬタブレットやスマートフォンの街頭無料配布とか…。そんなセコいことをせずとも契約数倍増を狙ってほしいものです。

ところで、モバイルテックとBBモバイルという2社のペーパーカンパニーを中間持株会社としてソフトバンクモバイル株式会社との間に挟んでいるソフトバンク株式会社には、それを是正する気はないんでしょうか?

■参照
[ヤフー株式会社より]
ヤフー株式会社によるイー・アクセス株式会社の株式の取得に関するお知らせ
※緊急記者会見の動画やその際のスライドショーが見られます。
Y!mobileのティザーサイト

[ソフトバンク株式会社より]
当社子会社(ヤフー株式会社)による
イー・アクセス株式会社の株式取得に伴う孫会社の異動について

2014年2月 8日 (土)

VAIOHAZARD

ソニー株式会社は2014年2月6日の中間決算発表で、日本産業パートナーズ株式会社(JIP)にVAIOブランドで知られるパーソナルコンピューター事業を分社化して譲渡すると発表しました。長年不振が続いているとささやかれていたソニーのパソコン事業でしたが、JIPが設立した新会社に事業承継する形で撤退することになりました。今後、ソニーのモバイル機器事業は特に日本でXperiaブランドの浸透が著しい、子会社のソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が行っているスマートフォンやタブレット事業への集中する方針が決まっています。

2014年春モデルの発売を以てパソコンの開発を終了し、これらの生産終了を以てパソコン事業を終息させることになります。それまで発売された機種は当面はソニーが引き続きサポートを行うことになります。なお、新会社は日本産業パートナーズ株式会社が95%、ソニー株式会社が5%出資することになっています。また、主な拠点は長野県安曇野市にあるソニーイーエムシーエス株式会社長野テクノロジーサイトに置かれることになりました。

同時に、ソニーがコア事業と位置付けているテレビ事業(BRAVIA)がソニー株式会社100%出資の完全子会社として分社化されることも発表されました。4Kテレビ市場の成長を見込んだもので、同時に新興国対策を織り込んだ不退転の決断と言えます。

(ソニー株式会社より)
・PC事業の譲渡に関する意向確認書の締結について
・PC事業及びテレビ事業の変革について

ソニーは1997年からVAIOを展開していきましたが、業界にもたらした代表的な功績を挙げると以下のようなものになるでしょう。

PCG-505にて薄型モバイルノートを市場として確立させ、LaVie NX LBシリーズ、DynaBook SSシリーズ、Mebius PJシリーズなどのフォロワーを生んだ
・同じく、今まで黒や灰色が中心だったノートパソコンにおいてカラーバリエーションを豊富にするきっかけとなった
・バイオレットを基調としたカラーリングの機種を中心に揃えたことで、今まで白やアイボリーばかりだったデスクトップパソコンが(主にコンシューマー市場において)カラフルになるきっかけとなった
・早くからMPEGキャプチャーやIEEE1394端子、テレビチューナーを内蔵した機種をラインナップしており、今ではすっかり当たり前になってしまった動画のノンリニア編集環境パソコンテレビをいち早く実現していた
・MXシリーズにおいて音楽に特化した機種を発売し、権利関係という難題はあったものの音楽とパソコンの融合をいち早く実現していた
PCG-C1シリーズやVAIO Uシリーズなどの超小型パソコンを発表し、後のネットブックのコンセプトに大きな影響をもたらした

ここ最近のVAIOはかつてからの主要なユーザー層だったモバイラーを意識しすぎていたのか、全機種をUltrabookのアーキテクチャで開発していました。実はこれがVAIO低迷に拍車をかけたのではないかと筆者は分析しています。実際、2013年のVAIOでは、2012年以前と比べて大幅にラインナップをリストラしています。その後のラインナップはWindows 8のローンチとほぼ同じタイミングに開発された機種ばかりなのがわかります。Windows 8は今までのバージョンとは趣を変えて、Windows Phone 7以降で採用されたModern UI(Metro UI)によりタッチパネル対応を強化したOSとしてリリースされました。これがどういうわけか、ソニーにはパソコン事業再起のための好機としてとらえられていたようでした。

そのために、Windows 8のローンチからしばらくしてVAIO Zシリーズを、2012年度の終了とともに通常電圧版Core-i3/i5/i7を搭載するVAIO E/Sシリーズを販売終了し、Ultrabookとして発売していたVAIO Tシリーズを発展解消する形で2013年夏モデル以降は展開されることになりました。それ以前から展開していたVAIO TapシリーズVAIO Duoシリーズに加え、VAIO T15/T14シリーズがベースのVAIO Fitシリーズ、VAIO T13/T11シリーズがベースのVAIO Proシリーズの4シリーズに再編されることになりました。ボードPCのVAIO LシリーズもVAIO Tapシリーズに吸収される形で事実上消滅してしまいました。

しかし、スペックや可搬できることにこだわらない一般消費者にとって、この唐突ととれるVAIOの路線変更は到底受け入れがたいことでした。また、ハイエンド機を好むユーザーからはCore-i7 4700MQなどの標準電圧版のCPUを搭載したノートパソコンが出なくなったことからますます敬遠されてしまうことになりました。何を隠そう、筆者もクアッドコアCPUを搭載したパワーモバイル機、VAIO Sシリーズの後継機を切望していた1人でした。

こうして2013年秋冬モデルへとつながっていきましたが、部品調達の遅れにより主力に据えるはずだったVAIO Fit 14A/15Aの発売が延期される憂き目に遭い、商機を逸してしまいました。Windows 8初搭載モデルでもEMS業者へ受託していた生産が予定通りに進まずVAIO Tap 20やVAIO Eシリーズの一部機種で発売延期を起こした前科がありました。おそらく、低電圧版CPUや高精細液晶パネルの調達に支障をきたしていたのでしょう。

間もなくソニーとしては最後になるVAIOが発売されますが、筆者はどうも最近のラインナップが好きになれません。特に、デスクトップPCなのにUltrabook並みのスペックしかないVAIO Tap 20やタブレットPCのように使えるようにするために拡張性を犠牲にしてしまったVAIO Fit 15Aは首を傾げたくなるコンセプトです。筆者は未だに狭小ベゼルによりパワーモバイルPCとしては大画面の14.1型液晶を搭載したFMV-BIBLO MG75Xを愛用していますが、少なくともVAIOからはラインナップ見直しによる弊害でそれを代替するような機種が消え失せてしまいました。

ソニーのパソコン事業売却により、日本のパソコン業界は20年前の状態に逆戻りすることになってしまいました。具体的に言えば国民機はNECと富士通の2強で占められ、それを東芝やApple、外資系メーカーなどが後追いする構図になります。東芝は日本以上に海外で強いメーカーなので、国内事業はお小遣い稼ぎ感覚って印象ですかねえ…。なんとか、日本勢は半世紀にもわたるクライアントを抱えるNECや富士通をはじめ、日本初のPC/AT互換機のベストセラー、J-3100SS以来四半世紀にわたりノートパソコン市場で存在感を示している東芝、そして耐衝撃性能を武器にLet'snoteで根強い法人需要を抱えるパナソニックになんとか生き残ってもらいたいです。

最近、メイン機の買い替えが急務になっている筆者ですが、興味深い機種はFMV-LIFEBOOK AH77/Mですかねえ…。この頃クアッドコアのモバイルノートが少なくなったので、その代わりにと思っています。薄いし、フルハイビジョン液晶搭載だし、拡張性も高いですし、バッテリーもそこそこ持つのですが、どうもつや消しのパームレストが好きになれず…。元々AHシリーズは中型ノートですが、AH77/JAH77/Kではハイスペックを保ったまま薄型化を実現しています。AH77/KはUSBポートが5つもあったり、パームレストが経年劣化しにくい光沢仕上げだったりしたので、売り切れになってしまった際はすごく残念でした。まあ、AH77/KはHD液晶だったのが少し惜しかったですがねえ…。

2014年1月14日 (火)

[お知らせ] コメント投稿について

報道されているとおり、連日の大雪で我が地元の秋田県横手市は2014年1月14日現在積雪量が177cmに達しました。筆者の身長、171cmをとっくに超えております。トホホ…。

さて本題。このblogにコメントが寄せられるたびに筆者のスマートフォンへメールで通知が来ます。最近、そのメールを読み返してみるとスパムと思しきコメントを確認しました。中には文字化けで読めないものもありました。そこでやむをえなく画像認証を導入することにしたいと思います。

従来通り必要事項を入力したうえで「送信」をクリックまたはタップすると画像が表示されますので、見えた文字を入力して「続ける」をクリックまたはタップしてください。これでコメントが投稿できるようになります。

本blogの読者のみなさんにはお手数をおかけしますが、何卒ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。

2014, 01, 14 shiotama

2014年1月 7日 (火)

アアアッ、そして伝説へ…

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[Android 2.3時代最後のF-05D]
とうとう、REGZA Phone T-01Dのバージョンアップ結果からARROWS X LTE F-05Dもバージョンアップさせてみることにしました。これで、富士通のOMAP4430搭載のARROWS三兄弟揃ってAndroid 4.0になりました。そして我が家からAndroid 2.3のデバイスはいったん姿を消しました。

やり方は前回説明した通りです。F-05Dでこちらにアクセスしてバージョンアップ用アプリをインストールした後、そのままアプリを立ち上げてWi-Fiにつないでダウンロードするか、パソコンでバージョンアップ特設サイトにアクセスしてダウンロードしたZIPファイルを解凍し、microSDカードまたは内蔵ストレージ(約4GB)のルートディレクトリーに書き出すかのどちらかでバージョンアップパッケージを取得してアプリを操作するだけです。なお、V19R28A以降のビルドでバージョンアップが可能で、一発で最新状態のV11R40Aにできます。

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[ロック画面がF-10Dと同じに!]
Android 2.3の状態ではハードウェアスペックの指標になるQuadrantでは1,900スコア、UXの指標になるAnTuTuでは9,000~9,500前後をさまよっていましたが、Android 4.0にしたらそれぞれ2,400スコア、10,000スコア前後と当時のARROWSにしては健闘しています。Android 4.0にしたことでやっと覚醒に成功したようです。これだけのスコアなら、普段常用するには問題ないレベルでしょう。その他の印象はT-01Dのバージョンアップとほぼ同じでした。

さて、バージョンアップ後のお約束としてアプリのアップデートを行いましたが、それに伴い悪名高いspモードメールとおさらばし、代わりにドコモメールを導入しました。spモード側のメールアドレスをクラウド化したものですが、見違えるようにサクサク動きます。なお、クラウド化したとはいえ、保存しておきたいメールがあればローカル側にコピーできるのはありがたいです。

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[Android 4.0になった3台仲良く揃って記念撮影]
こうなりますと、日本メーカー唯一のMSM8260搭載機種、MEDIAS ES N-05Dのパフォーマンスが気になりますなあ…。さすがに1.5GHzデュアルコア搭載のため店頭でトライした時はサクサク動きましたし、同じチップセット搭載のXperia acro HD SO-03DでAndroid 2.3の状態でベンチマークをとっていた際にQuadrantで3,000スコア程度を記録していたので…。そのN-05DとMEDIAS Tab N-06Dの2台を最後に、Android 2.3→4.0のバージョンアップを試みることを打ち止めにしてみたいと思います。果たして筆者が望む条件のものが見つかるだろうか…。

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