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2015年3月

2015年3月 1日 (日)

更に0.1進めてみた結果…

Dsc00072

またXperiaの話題が続きますw 2013年12月3日、筆者がKDDIやソニーモバイルよりもいち早くXperia UL SOL22のAndroid 4.2へのバージョンアップを察知したにもかかわらず、敢えてそれを見送ってました。なお、バージョンアップ方法、バージョンアップで変化することはこちらで言及してあります。または、下記も参照。

[ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社より]
Xperia UL SOL22 [Android 4.2.2 OSバージョンアップ]

[KDDI株式会社より]
Xperia UL SOL22 OSアップデート情報

Xperia ULは日本で発売されたAndroid 4.1採用のXperiaでは最も進んだ設計をしており、Android 4.1の地点で既に半透過型ナビゲーションバーやBluetoothテザリングなど、Android 4.2のXperiaへそのまま継承されていった特徴もありました。そのため、日本で発売された、初期バージョンがAndroid 4.1のXperiaの中ではバージョンアップ後の変化は最も小幅なものにとどまるものと思われます。

ただし、後にAndroid 4.4までバージョンアップが提供された兄弟機といえるXperia Z SO-02Eはアフターサービスのほうで問題ありまくりですが…w

Xperia Z1 SOL23を手に入れたことだし、auのXperiaはバージョンアップが提供されると機種を問わずWi-Fiでもモバイルネットワークでもバージョンアップ用パッケージをダウンロードできるので、せっかくだから(某)LTEでダウンロードしてバージョンアップしてみました。なお、バージョンアップ方法はXperia GX SO-04Dとほぼ同じです。

スマートフォンを修理に出すと、OSバージョンアップが実施されていない場合は強制的に最新の状態にさせられるから、というのもありましたがw

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2015年3月1日現在、ビルド番号が10.3.1.D.0.220になるとバージョンアップ完了です。例によってバックグラウンド処理がしばらく続きましたがLinuxカーネルのバージョンはそのままのため、あっさりと完了してしまいました。この調子なら、Linuxカーネルとして3.4.0を採用する、RAM2GBの端末が順当にAndroid 4.4へバージョンアップされてもよかったですが、メーカーや端末によってはARTで動作しないプリセットアプリやSDカードのアクセス領域の問題などに引っ掛かってしまったために準備ができず、計画的な陳腐化により買い替えさせることを余儀なくされてしまったようです。

Sol22_412_422_lockscreen


バージョンアップ後のロック画面です。左のAndroid 4.1時代のものと見比べてみてください。基本的にはZ1と雰囲気が同じです。Android 4.2で仕様が変更されたため、ウィジェットに対応していました。ただし、ウォークマン機能をここに配置することはできなくなってしまったようです。どうでもいいことですが、きちんと表示されるようになるまでちょっと時間がかかります。その一方、ロック解除の仕方が一定時間経っても消えなくなりました。

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Android 4.2から開発者向けオプションが隠されています。これを有効化するには、ビルド番号を7回連打します。「あなたは今開発者になりました!」と表示されるまで連打してみてください。この後、ビルド番号をタップしても「必要ありません。既にディベロッパーです。」と表示されますw なお、これを再び隠すにはアプリメニューから「設定」のデータを削除するだけでよいです。

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[開発者向けオプションを隠すにはここのデータを削除するだけでOK!]

※「設定」のデータを削除しても設定項目が初期化されることはないのでご安心ください。

Screenshot_20150216231451


各社のauスマートフォンで採用されたWi-Fi安定制御機能がこのバージョンアップにより、auのXperiaシリーズで初搭載となりました。Z1でも後に追加された機能ですが、改めて説明するとWi-Fiにつながっている間もLTEへ接続し続けることで、Wi-Fiの品質が悪化しても引き続きLTEへ接続して通信が途切れないようにするための機能です。Wi-Fiが安定している間はLTEで通信を行うことはありません。

Sol22_422_easter_egg


イースターエッグも変わりありません。Jelly Beanの最終バージョン、Android 4.3までこんな感じです。Android 4.3以降ではこの機種に搭載のAPQ8064のGPU、Adreno 320でも対応しているOpenGL ES 3.0をサポートしていますが、SOL22の更なるバージョンアップはかなわなかったですね…。世界中の端末メーカーからもAndroid 4.3はそっぽを向かれ、Android 4.4のほうに注力されてしまう結果になりました。Android 4.3は4.2に比べてさらに機敏な動作を実現しているようですが…。

Sol22_422_update


Android 4.1以前ではシステム更新以外で意味がなかったXperiaの更新センターも、バージョンアップ後にこの機種で使えるアプリのインストールを促したり、本体機能アプリのアップデートを行ったりすることができるようになりました。どうでもいいことですが、SENのコンテンツ更新情報を配信する「What's New」アプリもここから取得できます。これ、1.4.A.0.0以前は意味なくナビゲーションバーからのスワイプ起動に対応することがすこぶる不評でした。

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今まではわざわざファイラーアプリを使わなければSDカードへ書き出しできなかった本体ストレージの画像ファイルも、「アルバム」アプリからそれが出来るようになりました。ただし、これで移動またはコピーをするとディレクトリ構造が崩壊し、microSDカード内の「/saved_SDdata」のディレクトリ内に保存する形となります。うーん、ここはディレクトリ構造を崩さずコピーまたは移動できるようにしてほしかったなあ。たとえば、スクリーンショットファイルをそのままmicroSDカード内の「/Pictures/Screenshots」へ書き出す、といった形ならばよかったです。

Xperiaシリーズは工場出荷時に本体へ写真や動画、音楽をプリセットしていますが、初期化すると二度とダウンロードできなくなるファイルもあります。そのため、ディレクトリ構造を崩さずにこれらをSDカードへ書き出したい方は素直にファイラーアプリを使ってコピーすることをお勧めしたいです。ということで、個人的には従来通りが安定、というオチですw

[2015.05.01更新]
Xperiaで画像、音楽、動画の各ファイルをディレクトリ構造を崩さず内蔵ストレージからSDカードへ書き出したい際は、設定メニューの「ストレージ」の項目から「SDカードへデータ転送」を実行するとよいです。その他のディレクトリに入っているデータはファイラーアプリを使ってコピペか移動することで構造を崩さずに書き出すことができます。

なお、Android 4.4ではOSの仕様上、ファイルコマンダー以外ではSDカードのアクセスに制限がかかるので気を付けてください。

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アプリ履歴も微妙に変化していますが、「全アプリ終了」で現在実行中のアプリも終了するようになってしまいました。Android 4.1の時は現在使用中のアプリはそのままに、それ以外の裏で動いているタスクだけを終了する仕様だったのでこれは痛かったです。設定メニューの「アプリ」で実行中のアプリを開き、一括終了で一時的にRAMが解放されるのが一目でわかるのが良かったですがねえ…。結局この仕様はXperia Z1以降にもそのまま受け継がれてしまいました。その一方…

Sol22_422_small_apps


GALAXYのマルチウィンドウ、LGのQスライドやQメモに相当する機能、スモールアプリは使い勝手が向上しました。従来通りのスモールアプリ専用または対応アプリ以外に、ウィジェットもこれを使って表示させることができるようになっています。ランチャーにアプリアイコンだけ配置するようにして、ウィジェットをスモールアプリ化させておく、という使い方も出来ます。

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Android 4.2以降で地味に便利だと思ったのがこの機能。スマートフォンを使っていくと蓄積していくキャッシュファイルを「ストレージ」メニューからワンタッチで削除できるようになっていました。その方法も単純そのもので、このバージョンで追加された「キャッシュ」の項目をタップするだけです。少しだけ残ってしまいますがそこは致し方ないです。auの純正アプリは何かとキャッシュを生成してしまうので、これをできるようにしたいがためにバージョンアップしたようなものです。しかしながら…

Sol22_412_422_ram_usage


バージョンアップ後のRAM占有量はバージョンアップ前と比べると100MB強ほど多くなってしまいました。ただし、Xperia ULは2GBのRAMを搭載しているので、すぐにRAM容量が逼迫してしまうなんてことに遭遇することはないです。

Sol22_412_422_quadrant


ベンチマークを取ってみましたが、劇的な変化は見られなかったですね。なぜか、Quadrantでは1割程度ダウンとかえって悪化しています。特にI/O周りが悪化していました。一方、AnTuTuでは安定して25,000スコア以上出るようになっており、気持ち程度に良くなっています。どちらかといえば、Android 4.2は少し重たくなった一方で安定性の改善を図ったものといえそうです。

結果的には一長一短といった感じで、改善されたところもあれば改悪されてしまったところもある、そんな具合のバージョンアップでした。Xperiaは将来のアプリバージョンアップで長く使える可能性を秘めたシリーズなので、今後の機能バージョンアップに期待したいならばOSバージョンアップをお勧めしたいです。もし、バージョンアップ後も挙動が不安定になるようでしたら初期化することをお勧めします。Xperiaでは本体ストレージのデータを保ったまま初期化することも可能なので…。

■まとめ

改善された点
・Webブラウザーがサクサク動くようになった!
・既定のアプリを設定してない際のアプリ選択がダブルタップで済むように!
・Xperiaホームのかくつきが若干改善されるなど、画面動作の癖がなくなった!
・ワンタッチでキャッシュを消せるのは爽快そのもの!
・Wi-Fiテザリングが唐突に途切れなくなった!
・Xperiaアプリの更新で本体機能のバージョンアップができる!

微妙な点
・電池持ちが若干悪化した…
・充電時、電池残量が90%からいきなり100%になることがしばしば生じるようになった…
・時々スリープ死(スリープ時に電源ボタンを押しても復帰しない現象)が生じるようになってしまった…
・ウィジェットを置けるようになった弊害でロック画面で解除しにくくなった…

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