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2014年10月

2014年10月 7日 (火)

[お知らせ]スマートフォンからのコメントについてなど

まず筆者のT-01Dですが、ゲオにて下取り査定してもらった結果、3,300円になりました。安かったのは相変わらずですが、筆者の想像以上に値がついたのは良かったです。ISW11Fならゲオではぎりぎり2,000円ちょっと、F-05DならISW11Fの倍ぐらいはついたかもしれません。何はともあれ、中古購入価格の半分くらいで手放すことができました。これで新たな持ち主のもとにドナドナしてもらうことにします…。

さて本題。今までココログはスマートフォンからコメントできなかったことが大きな足かせになっていました。それもそのはず、筆者もコメントを投稿する際はスマートフォンからテザリングしてPCで行っていました。ところが、2014年の8月と9月に分けて「バージョンアップ」と称し、スマートフォン向けに最適化を図っていたようです。その結果…。

なんと、スマホからもコメントできるようになりました!

コメント方法は先に申した通りです。スパムコメント防止のために画像認証を具備しておりますので、「送信」をタップした後は表示された画像を読み取って見える文字を入力してください。これでスマホでもコメントを投稿できます。タブレットではPC版と同じ行程でコメントを投稿できます。コメントする際は必ず名前を入力してください。もし、blogやWebサイトをお持ちであればURLも入力していただくとなおありがたいです。

このココログの仕様変更により、本blog「NEXT GENERATION NOTE」をスマートフォンで閲覧する際の環境及び利便性が大幅に向上いたしました。今後とも変わらぬご愛顧をよろしくお願いいたします。

次に、このblogのアクセス解析のポリシーについて解説します。筆者のblogでリアルタイムでアクセス状況を把握できるのは以下のデバイスからのアクセスです。

・iOS端末(iPhone/iPad/iPod touch)
・Android端末(スマートフォンやタブレットなど)
・パソコン(Windows/Mac/Linuxなど)
・NTTドコモ以外のフィーチャーフォン(EZweb/Yahoo!ケータイ)

筆者のblogではiモード端末からもアクセスをいただいておりますが、こちらは反映されるまで時間がかかるようです。ココログのアクセス解析ではフィーチャーフォンからのアクセスにおきましては端末の型番ではなくブラウザーのUA(ユーザーエージェンシー)を用いて解析されています。

・EZweb端末は実際の型番ではなく、メーカー符丁(2文字)+3+通し番号(1~9、それ以降はアルファベット順)がUAとなっています。たとえばW61SはSN3D、SH006はSH3Gと表示されます。UAはEZweb設定から「バージョン情報」の項で確認できます。

・iモード端末のUAはハイフンなしの型番になります。たとえばF-02DはF02Dとなりますが、iモード2.0初期の端末は例外としてSH-06AがSH06A3という風に、セキュリティ強化を講じたことで実際の型番とはやや異なるUAが与えられています。

・Yahoo! ケータイ端末は「SoftBank」以降の型番がそのままUAとして登録されます。

筆者はblogを管理する際、アクセス分析をちょくちょく覗いてますが、新旧、メジャーマイナー問わず様々なデバイスからのアクセスをいただいていることを興味深く観察しております。筆者のblogはどちらかといえばAndroid関連の情報が多いためか、Android端末からのアクセスが全般的に多めです。意外とNexusシリーズから読んでるよー、という方が多かったですね。iPhoneなどiOSからのアクセスは全体の6分の1ほどです。2014年4月9日にサポートが終了したはずのWindows XPからもしばらくの間アクセスがあったことには驚きました。

■参考
[ニフティ株式会社より]
ココログバージョンアップのお知らせ (2014年9月30日)

ココログバージョンアップのお知らせ (2014年8月7日)

2014年10月 5日 (日)

コロンブスのカード

果たしてこれが、iPhoneユーザーにとって救いになるでしょうか? 株式会社NTTドコモは2014年10月3日、iPhoneでもおサイフケータイを使えるようにする周辺機器、おサイフケータイジャケット01を開発したと発表しました。製造元はパナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社で、10月下旬から発売予定となっています。同時に、これを装着できるiPhone用ケース(株式会社バッファロー製)も発売が予定されています。予価は本体が5,000円前後、ケースが1,000円前後とのことです。

対応機種はiOS 7.1以降にアップデートしたiPhoneやiPadとのことで、ドコモではiPhone 6/6 Plus、iPhone 5s/5c、iPad Air/mini Retinaモデルを主たる対応機種として挙げています。他社発売のiPhoneにも対応可能としており、条件を満たすとiPhone 4S/5やiPad Retinaモデル、iPad miniでも対応できるようです。

対応機種とはBluetooth 4.0で対応した、FitbitなどでおなじみのBLE(Bluetooth Low Energyテクノロジー)により同期することができます。それには、iPhoneやiPad側に専用アプリ「おサイフリンク」をインストールする必要があります。このアプリから対応サービスの追加、変更や残高確認が行えます。

実態としてはモバイルFeliCaチップを搭載したものです。SuicaやEdyなどプラスチックカード型のFeliCaが決済時にアンテナから給電して動作するのに対し、こちらは製品の性質上、絶えず電源供給を受けていなければ動作できないシステムになっています。そのため充電して使うことになりますが、1回の充電で2~3ヶ月は使えるそうです。充電はmicroUSBコネクター経由ですが、Lightningケーブルしかない方でも充電用ケーブルが付属するので安心です(その際はiPhoneやiPadに付属のACアダプターを使い回せる)。

ドコモでは専用ケースに格納してiPhoneと一体化させた上で使用することを勧めていますが、必ずしもそうする必要もなくジャケットだけ取り出して使うこともできます。寸法がだれとでも定額パスとほとんど同じなので、サードパーティーから出ているこれのケースをはめて使ったほうが取り回しに困ることはないでしょう。

現在、対応する予定のあるサービスは以下の通りです。

[発売時から対応]
ANA SKiPサービス
ヨドバシカメラゴールドポイントサービス

[2014年内に対応]
iD/DCMX

[2015年3月まで対応]
QUICPay

[時期は未定だが対応予定あり]
楽天Edy
ローソンモバイルPonta


うーん、利用者が多いとされている流通系サービスのnanacoWAON、交通系サービスのSuicaPASMOなどに対応していないのは痛いですね。ドコモや開発元では現時点では未定としておきながら、対応する意向を示しているようです。

利点はおサイフケータイのサービス残高をジャケット側で管理しているため、機変してもアプリの再インストールとBluetoothペアリングだけでそのまま使えるようになることにあります。しかし、筆者はこのジャケットが日本のスマホユーザーが使おうとしない2つの要素をはらんでいることを心配に思っています。それは皮肉なことにBluetoothFeliCaです。

まず、Bluetoothは4.0へバージョンアップしてからBLEで電力消費が減ったにもかかわらず、相変わらず省エネのために無効化されてしまうことが多いです。iPhoneは元々、同時期に発売のスマートフォンの中ではバッテリー容量が少なめなので省エネのために習慣化されてしまっているようです。さらに、ヘッドホンもアクセサリーの1つとしてiPhoneユーザーの大半はBluetoothを用いたワイヤレスオーディオを使おうとせず、旧態依然たるヘッドホンを本体につないで音楽を聴くユーザーが多数派を占めています。

意外かもしれないですが、FeliCaは他の決済手段と比べると日本での地位が低く見られています。相変わらず店頭での支払いは現金かクレジットカードがゆるぎない地位を保っていますし、ネットではセキュリティの観点からプリペイドカードが幅を利かせています。相変わらずSuicaやPASMOなど、交通系サービスでは不変の地位を得てはいますけれどねえ。

それに、iPhoneはいったん魅力を知ってしまうとおサイフケータイなど日本独自機能が使えないことが霞んでしまうほどイノベーティブな端末なので、iPhoneユーザーの多くがおサイフケータイを見限って使わなくなっていることも考えられます。実際、最もiPhoneが売れているソフトバンクモバイルではおサイフケータイへの対応に消極的になっています。フィーチャーフォンをiPhoneとセットで使うことを想定して安売りのためにコストダウンを強いており、同社ではおサイフケータイに対応しないフィーチャーフォンが増えてきています。実際、現在発売されているソフトバンクのフィーチャーフォンでおサイフケータイ対応なのはSoftBank 109SHやそれのリニューアル版のSoftBank 301SHのみです。


■執念と技術革新が生んだコロンブスの卵的発想
さて、これの原型と思われるものがあります。それがFeliCaカードと呼ばれるものです。ソニー株式会社が株式会社NTTドコモ、東日本旅客鉃道株式会社(JR東日本)の協力を仰いで分社化させた、FeliCaのライセンシー事業を行っているフェリカネットワークス株式会社がおサイフケータイ10周年を迎えた2014年夏に開催したイベントで展示したものです。

Felica_card

[利用する際は本体をなぞってロック解除、その場で残高を確認できる]

これはFeliCaを内蔵していないスマートフォン、特にiPhoneで利用されることを想定したもので、クレジットカード型、スマートフォンに専用アプリをインストールしてBluetoothでペアリングして使う、専用アプリでサービスの追加を行えるなど、おサイフケータイジャケット01に極めて近い仕様となっていました。この試作品の時点では普通のクレジットカードの倍ぐらいの厚さと、非常に薄いものだったそうです。

Felica_card_iphone_5c

[iPhone 5cと。サービスの追加、同期は端末側で]

ご覧の通り、BluetoothでiPhoneなどと接続し、専用アプリをインストールしたスマートフォン側で使いたいサービスを追加、管理、同期できるようになっています。想定されていた予価は5,000円以下でした。

Felica_sim

極めつけはFeliCaそのものをSIMカードと一体化させてしまったもの。実際に香港で約5万枚の発行実績があるそうです。香港の交通機関は料金体系が複雑すぎて運賃を支払ううえでそれが支障になっていたため、それを解決するため1997年にオクトパス(八達通)が導入され、そのプラットフォームとして世界で初めてFeliCaが採用された経緯があります。このFeliCa内蔵SIMは2014年春に始まった、スマートフォンでオクトパスを利用する商用サービスのために導入されたものです。

他にも、microSDカードにFeliCaを内蔵するソリューションやリストバンド型FeliCaデバイスなどが先の展示会で紹介されていました。

さて、おサイフケータイジャケットですが世間に受け入れられるかどうかは未知数です。筆者は先にも述べたとおり、交通系や流通系サービスで対応した時が買いだと思っています。おサイフケータイ機能を内蔵しないAndroidスマートフォンおよびタブレットでも対応してくれるとより一層評価できるのですけれどねえ…。

■参考
[株式会社NTTドコモより]
「おサイフケータイ ジャケット01」を開発

ドコモオンラインショップによる商品紹介
※発売日が決定した地点で予約が、発売した地点で購入が可能になります。

[パナソニック モバイルコミュニケーションズ株式会社より]
おサイフケータイジャケット01の商品概要

[株式会社インプレスより]
※すべてケータイWatchから。

ドコモ、iPhoneで使える「おサイフケータイ ジャケット」10月下旬発売

価格は数千円前半目指す、iPhone連携できる「FeliCaカード」とは
~フェリカネットワークス眞鍋社長は多様な形態を提案~

未来のFeliCaはiPhoneと連携可能に、ソニーとフェリカネットワークス

2014年10月 3日 (金)

古き悪しき時代ゆえの宿命

とうとう恐れていたことが現実になってしまいました。まずはこの画像をご覧になったほうが早いと思います。

Screenshot_20140914013629

筆者が持っているREGZA Phone T-01Dでアプリをアップデートしようとするとこのようなエラーを吐き出してしまいました。そこで恐る恐るアプリメニューを見てみたところ…。

Screenshot_20140914013903

おいおい、ソラネーヨorz

本体にアプリが入る領域(約1GB)の残量がわずか150MB強しかなくなっていました。おかしいですね…。プリセットアプリ以外は必要最小限にとどめていたはずですが。結局、可能な限りSDカードにアプリを退避して事なきを得ました。しかし、カツカツの容量で扱っていかなければならないのは耐えられませんね。

それだけにとどまらず、AnTuTuでベンチマークを取っていると…

Screenshot_20140914233207

[現在は修正されているのでご安心を]

ISW11F、F-05Dとともにほぼ同一ハードなので同じエラーが出ていました。3Dベンチマークでハングアップして強制終了してしまったのです。その後、無事にAnTuTuのほうで修正され、なんとか3Dベンチマークは取れましたが…やっぱりISW16SHやSO-04Dにはかなわず処理落ち頻発でガクガクですね…。

※当時のARROWSに搭載されたテキサスインスツルメンツのOMAP4430はGPUとしてPowerVR SGX540を採用しています。これはAPQ8060A/MSM8260A/MSM8660A/MSM8960へ採用されたAdreno 225はもちろん、APQ8060/MSM8260/MSM8660へ採用されたAdreno 220にも到底及ばないパフォーマンスであることが分かりました。
同じくPowerVRを採用しているチップでiPhone 4Sに搭載されているApple A5はグラフィック面ではPowerVR SGX543のデュアルコア構成と、同等性能のはずのOMAP4430を大きく凌駕しています。

これで如何に古き悪しき時代のAndroid機が使いにくくなっているかが実感できたと思います。というか、最近のAndroidアプリはSDカードへ移動できなくなったうえに大容量なアプリが増えてきているので、それで愛想を尽かしてしまった格好ですね。メモリー不足はアプリが入る領域が2GBのISW11FやF-05Dでは起こっていません。やっぱりAndroidではアプリが入る領域は最低でも2GB欲しいですね、ということが分かりました。

※敢えてフォローしますと、メモリー不足は本体ストレージが足りなくなることを意味しています。RAM容量は1GBあるうちの600MB強がユーザーメモリーですが、よほどのことがない限りカツカツになることはありません。

Img_0003

[さらば、わがT-01D]

というわけで、バージョンアップの練習ができたのは大きな収穫だし、どのような使い勝手の機種なのかが大体わかったのでT-01Dはもうお払い箱にしてしまいたいと思います。かなり使用感のある個体だったので、中古携帯取扱店の下取り査定ではあんまりいい値段がつかないと思いつつも…。下取り結果については後日報告したいと思います。

これで筆者の手元からFOMA専用スマホが一旦姿を消すことになりますが、FOMAのネットワーク状況把握母親のスマホ練習用に、というこじ付けで最低でも1台は手元に置いておきたいです。ああ、あの時にXperia NX SO-02Dを手にしていればよかったなあ…。

Img_0004


写真は次なるFOMAスマホ購入候補のヒントです。いったい、筆者はSO-02Dに加え、どのような機種を入手しようとしてるでしょうか?

2014年10月 2日 (木)

東通工三社祭前夜

Xperiaの話題が続きます。2014年10月1日、ソフトバンクモバイル株式会社よりソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社のスマートフォン、Xperia Z3 SoftBank 401SOを取り扱うことが発表されました。これで大手3社でXperiaを取り扱える環境が整うこととなりました。現金価格は69,120円と、他社よりも安めの設定になっています。

Softbank_401so


ソフトバンクはキャリアネームを変えながらも断続的にソニー製端末を扱っていました。歴史的経緯からどちらかといえばツーカーとの関係がやや濃厚で、デジタルホンではなくデジタルツーカー各社ツーカーセルラーツーカーホン関西に端末を納入していました。なお、それぞれが以下のような関係になっています。

ツーカー・TH261=デジタルツーカー・タイプSO
ツーカー・TH271=デジタルツーカー・タイプSO2
ツーカー・TH281=デジタルツーカー・タイプSO3
ツーカー・TH291=デジタルツーカー・タイプSO4=J-PHONE・J-SY01


J-PHONE時代に全国販売になったのは、1999年に発売されたJ-SY01が最初で最後でした。ソニーらしく「クルクル、ピッピッ」で有名なジョグダイヤルを搭載しています。実はツーカーのTH291、デジタルツーカーのタイプSO4の姉妹機で、実際、グッドデザイン賞を受賞したTH291と同じくデザインや大容量バッテリーを搭載したことによる電池持ちの良さが当時、主に高く評価されていました。iモードよりも先行してサービスしていたコンテンツサービス、スカイウォーカーにも標準対応しており当時の最先端を行く機種でした。しかし、ソニーはその後、徐々にドコモとIDO/DDIセルラー(後のau)に注力する方針となり、J-PHONEから遠ざかってしまいました。

それから5年。ソニーもSO503iやC406Sのリコールで懲りて不振の携帯電話事業を切り離し、同じくBtoB専業になるために携帯電話事業の合弁元を探していた世界的な通信設備メーカー、エリクソンと事業統合してソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズとなりました。一方のJ-PHONEも地域分社制をやめて全国画一化を図ったうえで母体の日本テレコムとの経営統合や当時の親会社だった英国ボーダフォンの意向による日本テレコム(現在のソフトバンクテレコム)の身売りを経験し、ついにボーダフォン日本法人となってしまいました。その経営再編により登記上、現在のソフトバンクモバイル株式会社の法人格は旧・日本テレコム株式会社のものを受け継いでいます。

その際、ソニー・エリクソンが海外でV800/Z800として発売していた端末をVodafone 802SEとして発売していました。ボーダフォン日本法人はJ-PHONE当時から次世代網として同じくPDC網を採用していたNTTドコモが欧州勢と開発していたW-CDMA方式を応用したUMTS網を採用する意向を決めており、ボーダフォンブランドになった当時はボーダフォングローバルスタンダード(VGS)としてV801SAやV801SHなどの端末の納入を受けていました。

しかし、既にCDMA 1x WINにより快適通信を実現していたauや、900iシリーズにより徐々にFOMAが普及していったドコモとは対照的に大きく水をあけられていました。そこでボーダフォンは国内各社のほか、世界各社から端末を調達して豊富なラインナップにしようとしましたが、Vodafone 702NKなど一部の例外を除き国産端末とあまりにも乖離した操作体系や対応するコンテンツサービスの少なさ、そして不具合の多さからクソケータイの烙印を捺される結果になってしまいました。なお、前述の702NKはNokia 6630として海外で発売されていたもので、日本におけるスマートフォンの先駆者の1つとなりました。

802SEもやはり、クソケータイの烙印を押された1台でした。デザインは秀逸だが不具合またはそう誤解される挙動が多かったのです。充電台にセットした際はあたかも台にちょこんと載っているように見える芸術的なデザインですが、実際に開いてみるとどうやって電話をかけるかわからないなど、日本の携帯ユーザーにとっては使いづらい端末でした。これによる禍根が原因なのか、ソニー・エリクソンはそれっきりボーダフォンへ戻ってくることはありませんでした。なお、この端末はソフトバンクモバイルのネットワーク整備により通話品質の低下が起こるとして、無償交換の対象となっていました。

あれから実に10年経ちます。ボーダフォン日本法人もソフトバンクに買収され、ソニー・エリクソンもエリクソンの資本撤退でソニーモバイルになりました。特に802SEの問題もあって、ソニーは二度とソフトバンクに戻ってこれないだろうと筆者は思っていました。しかし、Xperia Z2が発売中の折にXperia Z3がソフトバンクにも納入される旨を噂として聞いていました。そして、正式にソフトバンクへの納入が決定したわけです。

Softbank_401so2

[NFCマークが見えますがおサイフケータイが使えるのでご安心を]

ソフトバンクへの納入が決まった背景ですが、これは「話題のスマホ」と関係がありそうです。しかし、本当の理由はAQUOS CRYSTALシリーズと同じく、やはり将来的なスプリントへの調達を目指して水面下でソニーモバイルと交渉を重ねた結果が実を結んだ、とも言えます。北米市場ではAT&TT-Mobile USを中心にキャリアへ独自端末を納入していましたが、スプリントも一人負け状態を打開すべくXperia Z3の調達を目指したのでしょう。

(※)Xperia Z3は日米共同調達の対象ではありません。スプリントが採用しているCDMA2000方式には対応しないため、アメリカ放題などのCDMA2000を用いたローミングサービスには対応できないようです。

基本的な機能やスペックは先行して発表されたSO-01GSOL26とほとんど同じです。Zシリーズのオムニバランスデザインや、1枚のアルミプレートから削り出したシャーシは健在です。Xperia Z2にちょっと毛が生えた程度ですね。キャリア別の相違点として、VoLTE未対応のまま出荷、AXGPにも対応したHYBRID 4G LTEを通信方式として採用するなどがあります。

ソフトバンクはAndroidに力を入れたいとおっしゃっていたようですが、2013年発売の端末を中心にAndroid 4.4へのバージョンアップがおざなりにされているし、メーカーの顔触れがシャープ、富士通、京セラと冴えないし、発表会を取りやめにした真意がわからないし…で先行きが不透明そうに見えてしまいます。その中で日本では出せば必ず売れるソニーモバイルのXperiaを投入したことには一定の評価を与えたいですが、一方でサムスンやHTCを呼び戻し、LGを招いてラインナップを豪華にできたらなあ…という思いもあります。

あの「話題のスマホ」については日を改めて寸評をまとめてみたいと思っています。ソフトバンクはこれに頼ってなければ売る端末がほとんどないようなものですから…。

■参考
[ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社より]
Xperia Z3 SoftBank 401SOの製品情報

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