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2013年12月31日 (火)

Domain, Année 2014...

激動の2013年も残すところあと数時間。第2次安倍晋三内閣も、1年以内で総理大臣が交替することが多かったことを考慮すれば実に安定した政治運営でした。年末の靖国神社参拝がその後の国際関係に影響を及ぼさないことを祈るばかりです。組閣から1年たっても支持率が50%前後を維持できているのは奇跡です。国民の求心力を失うことなく、うまく舵取りができたことは良かったです。

石原都政以来の悲願となる夏季オリンピックの東京招致も成功を収めました。日本時間2013年9月8日にIOC(CIO、国際オリンピック委員会)総会にて行われた最終プレゼンテーションでは安倍晋三内閣総理大臣自身がオリンピックへの強い熱意をアピールしたほか、滝川クリステル氏によるフランス語のスピーチで日本人にはおもてなし精神が根付いている旨を「O, Mo, Té、Na, Shi - Omoténashi!」として表現したことは多くの会場の人々の心を打ったものです。これにより前東京都知事の猪瀬直樹氏の名声は絶頂に達していましたが、残念ながら徳洲会問題により失脚してしまいました。

世界的にみれば、時代を彩った数々の政治家が亡くなったことは残念でした。特に、南アフリカで行われてきたアパルトヘイト撤廃に尽力したネルソン・マンデラ元大統領が亡くなったことは大きな損失でした。95歳の大往生でした。世界中の首脳や要人たちが揃って葬儀に参列したほどでしたので、いかに国際的に愛されていたかが伺えました。アパルトヘイトの撤廃に、マンデラ氏の前任だったフレデリック・デクラーク氏も尽力していたことも忘れてはなりません。今まで罪人だったマンデラ氏を恩赦し、政界進出のチャンスを与えたのはまさしくデクラーク氏だったのです。

また、「鉄の女」の異名で知られたイギリスのマーガレット・サッチャー元首相。いくら鉄の女と呼ばれていたとはいえ、病にはかなうことができず87歳で亡くなりました。イギリス病と陥った不況を建て直すためにBT(ブリティッシュ・テレコム)を日本電信電話公社(電電公社)に先立って民営化させるなどの公共企業体の民営化を主導し、その政策は中曽根康弘氏にも大きく影響を与えたものです。その鉄の女の異名は共産圏に対する強硬な姿勢から当時のソビエト社会主義共和国連邦(ソ連)の機関紙が付けた異名でしたが、その鉄の女ぶりは非共産圏に対しても健在でした。それを象徴するのが1982年のフォークランド紛争であり、自国の領土を守るために多くの犠牲を払いながら勝利を収めたイギリスからは領土問題を抱える日本が教訓にすべきことが数多くあります。

今年はとりわけ、日中・日韓関係の冷え込みが憂慮された1年でもありました。大韓民国ではパク・クネ(朴槿恵)政権が、中華人民共和国ではシー・ジンピン(習近平)政権が発足し、両国とも第二次世界大戦後に生まれた首脳による政権になりました。しかし、未だに両国と日本の首脳同士による会談の場を設けることができておらず、反日政策どころか日中・日韓関係そのものに関心がない無日政策ではないか、と思われるほどの冷え込みぶりでした。火に油を注ぐがごとく、両国で領土問題や戦後補償問題に対し急進的な運動が行われたのも心配です。来年こそは安倍内閣が続く限り関係改善に尽力するか、極端なところ改善の兆しがなければ中国や韓国との国交断絶まで日本が検討すべきではないかと思います。そうならないように、両国の歩み寄りを期待しましょう。

その中国ではまさに50年ほど前の日本でも環境問題になったPM2.5が深刻な問題になりました。そのPM2.5が貿易風により日本でも観測されるなど、国民の間に大きな不安を与えていました。PM2.5による健康被害問題が日本で盛んに議論された1年でもありました。

残りわずかな時間で2014年になろうとしています。スポーツをめぐっては何かと熱い話題が待ち構えています。

ロシアのソチで冬季オリンピックが開催されることになっています。日本でもようやく若手や注目株が育ってきましたし、なにしろ浅田真央キム・ヨナの各選手はこれを最後に現役引退することにしているので集大成の演技を見せられるかが期待されています。今回から正式競技となったスキージャンプ女子では高梨沙羅が注目されています。健闘を祈りましょう。

2016年のリオデジャネイロオリンピックを前に、ブラジルでもワールドカップが開催されます。ザック・ジャパンは監督もメンバーも、世界トップクラスのサッカーリーグが集うヨーロッパのサッカーに触れてきた面々ばかりです。今まで、2002年の日韓ワールドカップと2010年の南アフリカワールドカップで決勝トーナメント進出を果たしたのが最高成績でしたが、果たしてそれを超えられるでしょうか。

長友佑都
が所属しているインテルナツィオナーレ・ミラノのライバル、ACミラン本田圭佑が移籍してきます。2人の「」はいったいどんなデルビ・ディ・ミラノを見せていくか、そして世界最高峰のサッカーリーグと呼ばれているリーガ・エスパニョーラの強豪、FCバルセロナレアル・マドリードへ移籍する日本人が現れるのでしょうか。これも期待したいです。

果たして、日本人アスリートの活躍に応じるように日本が明るい2014年を迎えることができるか、期待しながらこの記事を終えたいと思います。このblogを読んでくださっているみなさん、本当にありがとうございました。来年も変わらぬご愛顧をよろしくお願いします。

みなさん、良いお年を!

(31, Décembre, Année 2013, shiotama)

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