« どうする? どうなる? 今年の林檎とドコモ | トップページ | ドコモの旧ツートップ、完全に陥落… »

2013年9月11日 (水)

1,919日、待った。

Iphone_5sn
この日が来るのをいくら待ち侘びたでしょうか!

日本時間2013年9月11日。その日は日本の携帯史に残る1日になることでしょう。AppleがiPhone 5SとiPhone 5Cを正式発表しました。日本では2013年9月20日から全国一斉発売になります。16GB、32GB、64GBモデルが用意され、カラーも今までの黒と白に加え、ゴールドをアクセントに用いたモデルも用意されます。ただ…筆者は事前に噂されていた128GBモデルの登場を切望していましたが叶うことはありませんでしたorz 画面解像度も1,280×720pixelsにしてほしかったです。またまた1,136×640pixelsって…。

で…気になる納入キャリアですが、iPhone 3Gから納入してきたソフトバンクモバイル、iPhone 4Sから納入してきたKDDI(au)に加え、

なんと、NTTドコモへの納入が正式に決定しました!

これで、全社でiPhoneを扱えるようになりました。更に、au向けモデルでは今までAndroid向けに利用してきたBand 18にも対応することになりました。これにより、今までBand 1のみ対応で遅い遅いCDMAで耐え忍んできたauユーザーはようやく、LTEの快適さを体感できるようになります。

Iphone_5ca

また、従来のiPhone 5は生産終了するものの、引き続きiPhone 5Cとして生産が続けられます。16GBモデルと32GBモデルの2本立てで、iPhone 3GS以来となるポリカーボネイトキャビネット採用によってコストダウンを図っています。豊富なカラーリングを売りにしています。こちらもiPhone 5Sと同時発売になります。もちろん、au向けモデルはBand 18にも対応していますのでご安心を。ドコモでも発売が決まっています。

ドコモでもiPhoneを扱えるようになったことでさぞかし喜んでいるであろう方々はiPhoneのために番ポで転出したかつてのドコモ契約者。そうです、彼らはドコモの一部のスマートフォンがろくでなしの性能、完成度、安定性と万遍ないクソの塊だったこと、2012年から顕著になってきたまともに使えるローエンド機不在なことも手伝い、うんざりして一気に番ポで逃げていってしまったのです。また、手の小さな人の多い日本人女性にとって、重厚長大化したAndroidスマートフォンは一部を除きなおさら扱いにくいものになってしまいましたし。筆者は、iPhoneユーザーはiPhoneのあるキャリア同士で転出入をすると予想しているので、多くの他社ユーザーが念願のドコモのiPhoneを手にすべく、番ポを駆使するだろうと見ています。

気になる販売方法ですが、iPhone 5Cのみ予約受付可能で、iPhone 5Sはやはりというか予約なしの当日発売になります。特にiPhone 5Sは人気が集中するので、どうしても欲しい人はどこから買おうとも是非とも当日までに取扱店へ並ぶことをお勧めします。そのためには、有休を惜しまずとりましょう。お祭りムードが一段落してから手に入れるのも1つの手だと思います。もし、筆者が手に入れるとしたら後者ですかねえ…。

さて、各社の強みですが、以下のようになるでしょう。
・ソフトバンクモバイルは長年iPhoneを扱ってきた実績
・auはコンテンツの強力なバックアップとeCSFBによるネットワーク最適化
・ドコモはCat.3の性能をフルに引き出す100Mエリアの充実と安価なパケット定額制

以上の強みを生かし、各社の三つ巴の戦いをフェアに展開してくれることを望みたいと思います。気になったことがあれば、おいおいと更新していきましょうか。

※パソコンでご覧の方は下記をクリックすると新型iPhoneの詳細をご覧になれます。

Iphone_5s

さあ、ここからは新型iPhoneの特徴を紹介してみたいと思います。

■世界初のARMv8アーキテクチャ採用
Android陣営は正攻法のマルチコアチップの採用で性能アップを図ってきましたが、そのためにはバッテリーの大容量化が不可避で端末の大型化を招いてしまいました。クアッドコアチップ搭載機種の多くが4.6型前後の大画面ディスプレイを搭載しているのもそのためです。一方、iPhoneは初代からそのサイズを維持しながらスペックアップしていくことが課題になっていました。そのためにスペックアップは緩やかに行わなければならず、バッテリー容量もよほどの技術革新がない限り極端な大容量化は控える方針でした。

上記のように、iPhoneはクアッドコアで完全武装というわけにはいきません。代わりに64bit化されたアーキテクチャ、ARMv8の採用に踏み切りました。そのために開発されたApple A7が世界初のARMv8アーキテクチャで動作するチップセットになります。ARMコーポレーションではARMv7以降、アーキテクチャをCortex-A/R/Mシリーズの3つに大別する戦略をとっており、ARMv8ならばCortex-A50シリーズにあたります。しかしApple A7は厳密な意味でCortex-A50シリーズ準拠ではありません。

Apple A7は最大1.7GHzで稼働するデュアルコアチップです。AppleはデュアルコアチップでもARMv8の採用により、クアッドコア機並みのパフォーマンスを実現しようと苦心したのでしょう。グラフィック面でもおなじみのPowerVRを搭載していますが、OpenGL 3.0に対応したことではるかに表現力が上がっています。

■Appleもヒューマンセントリック宣言
今までApple Aシリーズに統合されていたセンシング機能を専用のエンジン、Apple M7へ分離することでチップへの負荷を抑えています。加速度センサーやジャイロスコープ、コンパスなどをM7で独立してこなしています。これによりFitbitいらずになったり、地図機能がカーナビからPNDになったり、場所に応じてWi-Fiを自動的に制御したり…という機能が実現しました。

これは既に富士通がヒューマンセントリックエンジンとして実現していましたが、あちらはしばらくの間、いわば宝の持ち腐れに終わってしまいました。実用性云々以前の問題で、端末の安定性が悪かったため使い物にならなかったのです。これはモデルチェンジを繰り返すごとに地道に進化していった痕跡がうかがえます。

■一回り明るくなったカメラ
カメラは従来と同じ8メガピクセルですが、画素あたりの受光面積が少し広がり、レンズも明るめのF2.2になりました。Xperiaシリーズに搭載されているカメラのレンズは一部を除きF2.4ですから、それと比べて一回り明るくなることになります。おそらく、カメラ周りはソニー製になっていることでしょう。撮像素子はExmor RSではないかと思われます。(なお、これから日本でも発売予定のXperia Z1はF2.0のレンズを搭載予定)

カメラアプリであるiSightも更に進化し、フィーチャーフォンのカメラに搭載されている一通りの機能ならすべてこれで完結できるようになりました。また、スローモーション動画撮影にも対応しています。これで一部の機能を除き、Androidにようやく機能面で追いついたことになります。

■ホームボタンに指紋センサー搭載
筆者がiPhone 5Sを見て思ったことが「ホームボタンにいつものマークがないじゃないか!」ということでした。そうです…指紋センサー付けちゃったんです。ここはパソコンも含め富士通のお家芸でしたが、その富士通に指紋センサーを供給していたオーセンテックがAppleへ買収されてしまい、富士通は何としてでも指紋センサーを搭載するために取引先の変更を迫られてしまいました。

富士通の場合は本体背面に指紋センサーを搭載していますが(F902i以前はボタン側に配置)、こちらはよく親指が触れるホームボタンと一体型。つまり、指でホームボタンをこするだけでパスワード入力の代わりに個人認証ができてしまいます。ロック解除なら、指紋を登録すればボタンを押すだけでOKです。

■iOS 7対応
今まで、競合するAndroidの要素をぼちぼちと取り入れながら少しずつ熟成させてきたiOSですが、UIデザインが半透過画面を基本としたものに大きく刷新されました。なお、iPhone 4以降のユーザーでもアクティベーション済みならばバージョンアップすることで一部機能が使えるようになります。特に、auのiPhone 5ユーザーは念願のプラチナバンドLTE(Band 18)への対応が可能になるかもしれませんので、番ポで転出しようという気持ちを抑えつつバージョンアップ配信開始を待つべきでしょう。ちなみに、各社キャリア表示はNTTドコモは「NTT DOCOMO」ではなく「docomo」、auは「KDDI」、ソフトバンクモバイルは「SoftBank」になる予定です。

まず、ロック画面が変わっています。今までとロック解除方法は同じですが最近のAndroid端末で主流になっている半透過画面に変わりました。トップ画面もそれと同じです。また、下フリックで通知トレイの表示を行うのは変わりないですが、上フリックでトグルを表示できるようになりました。これで、各種設定の変更や音楽再生、各種機能の使用が任意でできるようになりました。

« どうする? どうなる? 今年の林檎とドコモ | トップページ | ドコモの旧ツートップ、完全に陥落… »

KDDI/au」カテゴリの記事

NTT/ドコモ」カテゴリの記事

ソフトバンク」カテゴリの記事

携帯・デジカメ」カテゴリの記事

コメント

>>パナ好きっこさん

おお、おめでとうございます。亀レスで申し訳ない。

au版はBand18にも対応できたので、これからはエリアに悩まされずに済むのかな…って印象です。

中身が無印5と全く同じだから、ハードウェア的にも心配ない…かな?

こちら auのiPhone5から auのiPhone5Cに、機種変更しました(≧∇≦)
ホワイトの16GBですV(^_^)V

iPhoneの発売日に、買えました(≧∇≦)
au版iPhone5C 買って 良かったです( ^ω^ )

>>パナ好きっこさん

ですねー。95,760円は明らかに機能の割に合わないです。

私は5cより5sを待ったほうがいいと思いますよ。auならiPhone同士でSIMを使い回せるので、無印iPhone 5にiOS 7のバージョンアップをかけると化けそう。

ドコモから iPhone発売するんだけど iPhoneの価格
5Cが 約9万円 5Sが 約10万円 とは 高すぎます(´д`|||)

ドコモのiPhone キャリアロックかかってました┐(´д`)┌

こちら auのiPhoneの まま iPhone5から iPhone5Cに、機種変更します(* ̄∇ ̄)ノ
機種変更の10,500円割引クーポン あるから 端末価格安く買えるから(*≧∀≦*)


>>マグマ大佐殿
いえいえとんでもないです。気が向いたら欲しいなあ、という感じ。
2008年当時はシェアの都合でドコモから出るだろうと思っていましたが、ソフトバンクに決まったことで良くも悪くも同社の方向性を決めちゃったのが不幸でした。

ゲーマーや音楽ファンはiPhoneと親和性が高いと思ってますよ。
富士通とシャープがドコモのガラケーを開発できなくなってしまったので、ガラケーユーザーのスマホシフトを進めたいと思って最後まで悩んでいたと思います。

あ、SIMフリーにできたらムフフ…ですね。

そんなにドコモiPhone待ってたなんて知りませんでしたよw
でも今更そんなに魅力あります?あ、否定してるんじゃないです。

長く待ってたからやっぱり欲しいんですよね。それはもうとてもよく分かります。

解像度ですがアプリ開発者に負担掛けねば実現出来ないのがiOSの弱みなんですよね。

Androidはその点最初から様々な画面サイズに対応できなきゃいけない環境だったから問題無いんですが、iOSはそういう所が今後も足かせになっていくんでしょう。

さてiPhoneによる3社殴り合いがどういう展開になってくかとても楽しみ。

ただ、ドコモはAndroidもしっかりやって貰わねば。そこも注視していきたい所です。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/1429845/53228662

この記事へのトラックバック一覧です: 1,919日、待った。:

« どうする? どうなる? 今年の林檎とドコモ | トップページ | ドコモの旧ツートップ、完全に陥落… »

Other Accounts

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ