« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »

2013年8月

2013年8月26日 (月)

ZULしてしまいました

結果から申します。Xperia Aはタイミング悪く機変できず、7月分のドコモ利用料金が引き落としになる9月2日以降へ持ち越しとなりました。その代わり、Xperia GX(SO-04D)用バッテリー、BA900を2,000ポイントで交換することができました。「タイミングが悪かった」というのは請求が確定してしまった地点でXperia arc(SO-01C)の残債を清算できなくなったため、Xperia GXの残債の一括清算を求められたからです…。4万円弱ですが、今はそんなに金出せないですよ…。

Img_0033
これがBA900こと電池パックSO07です。代表的な対応機種はXperia GX/TX…と思ったら、海外モデルのXperia Jでもこの電池パックが使えるようです。当時のハイエンド機とローエンド機の両極端で対応、というわけで興味深いです。なお、Xperia Jですがスペック的にはそんなに大したことはありません。MSM7227A、RAM512MB、ROM4GBという感じです。しかし、初期バージョンがAndroid 4.0で、後にAndroid 4.1へバージョンアップしたのはなかなかの対応だと思いました。日本向け機種ではこのような、シングルコア機でJelly Beansに対応なんて芸当はほぼ不可能と思います。デザイン的にはXperia GX/TXとXperia arcを足して2で割ったような感じ、と言っておきましょう。

Img_0029

…ということで、結局auショップにてISW16SHで使ってきたサブ回線をXperia UL(SOL22)へ機種変更。紆余曲折ありながらなんとかauでもLTEデビューできました。この機種はあのXperia Z(SO-02E)のau版といえるもので、様々な意味でとんがり過ぎた機種であるXperia Zと比べると一般受けしやすいモデルデザインになっています。その代償としてXperia Zに比べるとぼってりとしたスタイルになってしまいました。

Img_0026
興味深いことに、防水用のパッキンが国産スマートフォンとは逆に本体側へ取り付けられていました。ふつう、スマートフォンの防水パッキンはリアカバー側に取り付けられる場合が多いので、これは意外です。ちなみに先代機種であるSOL21の場合、大方のスマートフォンと同じくリアカバー側に防水パッキンが設けられています。

電池パックは定格で3.7V2,300mAhもあるBA950で、auではSOL22UAAという物品コードを付与されています。そのためなのか、電池裏にもその物品コードが印字されています。容量はau夏モデルの中では小さめな部類ですが、それでもずっしりとしています。

Img_0002
(参考)ISW16SHのリアカバーを外したところ。オレンジのパーツが防水パッキン。

Img_0030

ワンセグアンテナは同社の機種としてはXperia acro HD(IS12S/SOI12)以来となる本体内蔵型。Xperia VL(SOL21)では外付け式またはヘッドホンの線がアンテナになるので、これが原因であきらめざるを得なかったといっても過言ではありませんでした。明らかにフルハイビジョン液晶の無駄遣いではありますが、有事の際に水没を気にせずにテレビから情報を得られるのはありがたいことです。

これ以外にもいろいろレビューしたかったのですが、それは後ほど。前にも申した通りauメイン回線のSIMカードのサイズ変更を行ってしまいました。これによって…

Img_0001

見事にISW16SHをメインの座に昇格させることができました。皮肉なことにICカード交換によってまたまたオレンジ色のSIMに逆戻りですw 但し、電気的にはNFCへ対応可能なVer. 002相当になっているそうです。

なぜかこの機種もICカードロック解除の対象とみなされたらしく、当日に持ち込んだ分ではSH006とW61Sしかロック解除できませんでした。これ以外にも解除したい機種があるならばちまちまと持ち込んでやるしかありません。1台1台やるたびに手数料2,100円取られるので、非常にセコいですな…。

2013年8月23日 (金)

ALEA JACTA EST

やっとSO-04Eが入荷したと8月21日にドコモショップから連絡がありました。Xperia AはiPhone旋風が巻き起こっている日本でミリオンセラーを突破し、さらにダブルミリオンの波に乗ろうとしているAndroid界隈では珍しい機種です。筆者が予約したのが8月15日。よくぞ休日返上で増産体制にありつけたと絶賛したいです。更に、8月20日の地点でSOL22の白が運よく1台だけ残っていたので、取り置きをお願いしました。これで機変する体制が整った、ということです。

今更感はありますがF-05Dのバージョンアップパッケージをダウンロードしておきました。およそ700MBあるということで、公衆無線LANのある環境にMG75Xを持ち込んで行いました。それにしてもIEEE802.11gだと遅いわ切れやすいわで大変でした。そして疲れました。だって、IEEE802.11n対応のスマートフォンのほうが快適ですもの。F-05Dを含めた富士通のOMAP三兄弟のバージョンアップパッケージ、工場出荷時にプリセット済みのスマホ辞書(F-05Dで入っていないロットがあったため運よくダウンロードできた)、更に2011年秋冬モデルと2012年度発売のARROWS用のスマホ辞書の双方をダウンロードしてなんとか電池切れ寸前までMG75Xを動かすことができました。ああ…非常に疲れてしまったなあw

なぜか筆者のISW11FはICSにバージョンアップ済みの状態で渡されましたが、バージョンアップ用パッケージを手元に残すことでリカバリーモードを用いて焼き直しも可能みたいです。実はF-05DやT-01Dでも同じ裏技が通用します。白ロム状態でOSバージョンアップを試みるか、OSバージョンアップに失敗して立ち上がらなくなった時にもう一度バージョンアップを試みる際に役立ちます。なお、リカバリーモードへの入り方と操作方法を説明しておきます。

・メニュー+バックキーを同時押ししながら電源を入れる
・選択は音量ボタンで、決定は電源ボタンで行う
・「Cancel」で通常起動
・「Factory Data Reset」で工場出荷時の状態に戻せる
・「System Update」でOSバージョンアップ(またはICSROM焼き直し)できる

実はISW11Fをメイン回線のmicroSIMへの変更と前後して、ディスプレイの傷を修復してもらうと同時に点検に出してしまいたいと思っています。それにまつわるあれこれは機変レポートと同時に更新することにします。自宅でなかなかWiMAXを掴んでくれないからなあ…。この機種はWiMAXが入らなければ真価を発揮できないので困ったものです。

2013年8月16日 (金)

3週間待ってやる!

やっと、懸案の古いスマートフォンの下取りをブックオフで済ませることができました。SO-01B、IS03とも宣伝通り3,000円査定。これで大分財布が潤いました。SO-01CとIS11Sはゲオで査定、下取りしてもらおうと思っています。確かここ、XperiaやGALAXYの高額査定に定評があった場所でしたからねえ。ブックオフに出しても総額6,000円にしかならないと考えると、こちらで査定してもらったほうが有利だと思いました。

序でXperia Aを予約しておきました。ミリオンセラー突破は伊達じゃなく、納品まで最低でも3週間はかかるらしい、とのこと。同時に家族セット割狙いでF-10Dを予約しようとしましたがドコモショップにはブラックしか在庫がなく、残念ながら筆者希望のブルーはこの地点でアウトでした…。後ほど知ったことですが、口座引き落としならクレジットカードがなくてもドコモオンラインショップでは機変ができるんですね。以前ゲオで見かけたときは19,800円だったのですが、それ以上に安かったので一括払いで買ってみようかな、と。Android 4.2で改善するかもしれないという…そうです、富士通地獄にはまってしまいそうですw なぜ今更F-10Dなのかについては後ほど更新しようと思います。ヒントをあえて紹介しますと、F-04EとF-02Eでは出なかったもの…ですね(一応、前者では1クール遅れで別物として出てはいる)。

その一方、F-05DのOSバージョンアップ練習用に様々な機種を中古で調達しよう、と思っていました。しかし、その中でT-01Dはとにかく電源周りが凶悪なロットが存在することが明らかになりました。どうもこの機種、初期ロットではバッテリー残量が十分あっても電源が落ちてしまうようです。でもいいんだ。どうせバージョンアップの練習用なんだから。
なぜT-01Dかといいますと…

・ISW11FやF-05Dとハードウェアレベルでプラットフォームが同じ
・貴重なmicroSIM対応のFOMAスマートフォン
・ROM4GBでアプリ1GB+内蔵ストレージ1GBだがそんなに使わないので必要十分
・F-05Dのサブバッテリー兼充電器代わりとして(電池パックはF-05Dと同じF24)
・実はスマホ辞書、カメラ、ワンセグテレビなどとして元が取れる

とまあ、ある意味冒険に近いですが我慢我慢。電池パックF24は容量がたったの1,400mAhしかないので、F-05DをLTEで使おうものならすぐ電池が干上がってしまいますから。F24はIS12F用電池パック、FJI12UAAとは全く同じ形状ですので覚えておくと便利です。同じ形状でF24は2,625円なのに、FJI12UAAは1,470円とお得ですし。

それにしてもISW11F、せっかくのエコモードが役立たずでした。だって、エコモードを切ったほうが電池持ちが格段と良くなりましたもの。動きが悪くなる分どこかで電池を食っているんじゃないか、と思うくらい。発熱の量がエコモードとそうでない時とで全然違います。そうでないときのほうが格段にヌルいです。やはり富士通の機種では「エコモードは蛇足」と思ったほうがよさそうですね。そのISW11F用の電池パック、TSI12UAAですが品切れ状態が長引いていましたが、何とかauオンラインショップに入庫しており入手性がいくらか良くなっています。実はF-12C用の電池パックF21と同じ形状なんですが、F21は値段がTSI12UAA(1,470円)の倍もする2,940円…。

さて、auサブ回線のLTE化と引き換えにISW16SHをメイン回線で運用する計画に新展開です。実は、ISW16SHを含め新ロゴのauスマートフォンが全てレベル2SIMロックの対象外だったと判明しました。つまり、最初に運用していたmicroSIMから入れ替えてもそのまま使えてしまうわけですね。但し、au IDやメールアプリの再設定は必須になります。何気にISW11FよりもWiMAXの掴みがいいことに気がつきましたし、それにiPhone 4S導入の布石…というわけでSOL22への機変と同時にメイン回線をmicroSIM化してしまうことにしました。SOL22はこのことを相談した地点ではまだ店頭在庫に余裕があったようで、予約せずに買えるようです。

2013年8月12日 (月)

妥協点を得るっていい?

Img_0001
[行った、貰った、買った]
きょう、ドコモショップに行って母親の携帯であるF-08Bの電池パックをもらう序で筆者が使っているF-02Dの電池パックを買ってきました。F-08Bは購入から2年以上使っていたため、ポイントの差し引きなしで電池パックをもらうことができました。

序で、ドコモサブ回線で使っているXperia GX(SO-04D)の電池パックBA900は純粋に4,095円出して買うより、機変からちょうど1年経ってから2,000ポイント出して交換したほうがお得、ともアドバイスを受けました。これが今回の記事の伏線となっておりまして…。

不評が目立つドコモのツートップ戦略。筆者も実は「今まで不遇だったメーカーの救済措置を失わせてしまった」と否寄りに評価しています。実際、NECはN-07Dで、パナソニックはP-02Dで大目玉を喰らったあたりからスマホユーザーの間での評判がほぼ固まってしまったのが大きな禍根を引きずっていたように見えます。実はN-06EやP-03Eは、初見ユーザーからの評判はむしろ高いのです。

So04e
とは言いましても、筆者の本命はツートップの片割れ、Xperia A(SO-04E)です。4.6型HD液晶、APQ8064+MDM9215、キャップ防水、そして2,300mAhのバッテリー…と周回遅れ感が否めないですが、それがかすんでしまうほど魅力的に見えました。簡単にいえばXperia AX(SO-01E)の「X(ダメ)なところ」を解消し、Xperia Z(SO-02E)譲りの高性能にした端末なんです。

AXやZからはそれぞれ進化した点があり、ワンセグは専用アンテナをつながなくても内蔵アンテナを伸ばすだけで見られるようになったので雨天でも水濡れを気にしなくて済む、Zと同じくアプリとユーザーデータを内蔵ストレージで一元化して管理できるのでmicroSDの重要性が増した、Zとは異なり電池パックが外せる(型番はBA950)…などです。本来、Xperia ZRとして発表された機種であり、グローバルモデルでは電池パックは取り外し不可になっていました。その名残で裏技を使うと認証情報の電磁的表示がそのままできるようになっています。

ところがドコモショップで買うにはとても大変。なんと頭金が10,500円と跳ね上がってしまっています。ソラネーヨ旦那…と思ったら、様々なオプションの適用で5,250円ほどまで軽減できるようです。この機種、Android端末としては異例のミリオンセラーを突破していて、120万台以上は売れています。さらに発売当時からAndroid 4.2へのバージョンアップが決定しています。サイズ、スペック、機能、バージョンアップへの含み…と、色々と期待されたことがミリオンセラーへつながったのでしょうね。

一方、auでもLTE端末の導入が急務になっています。しかし、筆者はどうも乗り気になれませんでした。これまでガラケーと使い分けることができたIS NETとは異なり、LTE NETはどうもSIMカードの仕様とAPNの問題というダブルパンチで、どうしてもLTE用のSIMでガラケーを使うことができなくなっているのです。

LTE回線を最初から新規で契約する気でいましたが、実はそれではリスクがとても高すぎることが判明してしまいました。これ以上回線を増やすわけにはいかない…そこでどうしようかというと…

Sol22
やはりここでもXperiaの出番。今までISW16SHで運用してきたサブ回線をLTE契約に変更するためにXperia UL(SOL22)へ機変しよう、と思っています。実はこのUL、フルハイビジョン液晶で話題になったXperia Zと同一スペックでガワ違いのXperia ZLの日本版であり、電池パックもローカライズにあたり着脱可能になっています。その電池パック、Xperia Aと同じBA950なんです。そう、2年前と同じ発想ですw SO-01CとIS11Sは電池パックが同じBA750なんちゃら…という。

同時に、ISW16SHなどCDMA端末の一切をメイン回線での運用に変え、メイン回線のSIMもmicroSIMサイズにしてしまおう、という魂胆です。これなら、新規にLTE回線を組まなくて済むし、導入を予定しているiPhone 4Sを使うにもはかどるんじゃないの?、と思った次第です。実はiPhone 5よりもiPhone 4Sのデザインが好きなんですよね。

いったんメイン回線をmicroSIMにしてしまうと、通常サイズのSIMカード対応機種での動作保証を失うというデメリットがありますが、こまけえこたあいいんだよ!! かつて、なんとかロック解除を受け付けてもらった経験があるので、運用できなくはないですし。

(2013年8月29日更新)
Xperia AのベースになったXperia ZRはバッテリーが着脱可能で、やはりBA950が使用可能になっていました。訂正してお詫びします。

2013年8月 9日 (金)

スマホ売るならブックオフ

Dsc_0061
[売るに売れなかったスマートフォンたち]

ブックオフが2013年8月9日から9月16日まで、期間限定で大胆なキャンペーンを実施するそうです。携帯電話の買い取り強化キャンペーンです。大まかな概要は

・スマートフォン(iPhone含む)ならどんなに古くても必ず3,000円以上で買い取ります
・どんなに古い携帯電話でも、100円以上で買い取ります

というもの。かつて同様のキャンペーンを一部店舗で実施したことがありました。なお、ブックオフでは普段、2007年以降発売の携帯電話しか買い取ってません。

実は筆者、これを使ってシングルコアのスマートフォンを一斉に処分しようと思ってます。該当するのはSO-01B、SO-01C、IS03、IS11Sです。ちなみに普段の買い取り価格はブックオフのサイト調べで

SO-01C: 2,500円
SO-01B、IS11S: 1,500円
IS03: 600円

でした。相変わらずXperiaは当時の機種としては高値安定です。現用のISW11Fは1,000円と微妙な価格。

ブックオフのプレスリリースによれば、このキャンペーンを試験的に実施して、100円で古い携帯電話を約32,000台も買い取ることができたそうです。これらは2006年以前に発売されたもので、破砕された上でリサイクルに出され原材料として再生されました。また、スマートフォンの下取りで相場の安さを不満と感じる人も多かったとブックオフのプレスリリースにはあり、それを解消するために3,000円以上での下取りを決めた、と言えます。

さあ、タンスの肥やしになっているスマートフォンや携帯電話があれば、引っ張り出してどんどん売ってしまいましょう! まだまだ必要としている人もいるはずです。

※高く売るために
・元箱、説明書など付属品が全部揃っていれば有利な買い取り価格を提示してもらえます。但し、試供品のmicroSDカードだけは付属品の対象外になりますので、抜き取って他の機種に使いましょう。
・外装に傷があれば買い取り価格が下がりますので、外装交換をお勧めします。5,250円前後なので元が取れない可能性がありますが。リアカバーの交換だけでも効果覿面です。
・査定前に必ず中身のバックアップをとってから初期化をしておきましょう。Android機の一部は内蔵ストレージの初期化も必です。

2013年8月 1日 (木)

かつてのツートップが危ない!

N06e
日本電気株式会社NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社より、スマートフォン事業からの撤退が正式に発表されました。これにより、スマートフォンとしてのMEDIASの最終機種はN-06Eになりました。

2013年7月31日付でスマートフォンの開発事業を終了しており、N-06Eの生産終了を以て市場から撤退することになります。今後はスマートフォンに関してはアフターサービスに専念し、新機種開発はフィーチャーフォンとタブレット端末に絞って継続することになります。なお、NECカシオの生産拠点である埼玉の事業所は一部をほかの事業に転用しながら、引き続き携帯電話端末の生産拠点として稼働していく予定です。

撤退に至った要因としては、様々な情報を鑑みつつ端的にまとめるとこうなります。

・決して参入は遅くなかったが差別化や独自色の打ち出しに失敗
・N-04Cの発表時に「防水モデルを出す」と発表し、買い控えさせるなどグダグダした機種展開
・N-01Dおよびその姉妹機種(IS11N、SoftBank 101N)を発売するもマルチキャリア展開に失敗
・とりわけN-04C、N-04D、N-07D、N-03Eに見られた突貫工事的な機種開発
リストラによる開発力、企画力およびサポートの脆弱化

とはいえ、MEDIASの多くの機種がN905iμから続く薄型ハイスペック機種からの乗り換えを想定したラインナップであった通り、スマホシフトに対しては積極的な姿勢を見せていたシリーズでした。タッチパネルの欠点を解消するためのタッチフィードバックやフィーリングタッチなど、初めてスマートフォンから乗り換えるユーザーに配慮した機種作りに力を入れていたはずでした。また、日本メーカーとしていち早くBluetooth 4.0へ対応したことで携帯子会社に出資しているカシオ計算機のG-SHOCKや各社スマートウォッチ、ヘルスケア製品との連携を想定した機種もあり、NECならではのスマートフォンの活用法を模索していたはずでした。

しかし、そんな中でMEDIASの評判を押し下げたのはやはり杜撰な品質の機種たちでした。N-04DとN-07Dがよく取りざたされます。どちらも熱暴走による再起動が頻発するなど、端末としての評判がよくなかったものでした。特にN-07DはNECのスマートフォン撤退の戦犯といえる機種で、初期ロットである2012年6月~7月製造分において日本製なのに中華パッドを彷彿させるずさんな品質という茶番をやらかしてしまいました。microSDカードのデータが勝手に複製される、着信してもブラックアウトを起こして通話できない、タッチパネルの配線が断線して操作できなくなるか、いわゆる空気タップ(またはお化けタップ)と呼ばれる誤動作を起こす…など、使うのが苦痛といえるほどの不具合の塊だったようです。

このような欠陥機種をばらまいてしまったためか、そののちに発売された機種の販売にも深い影を落としています。N-02EではONE PIECEモデルも用意されたにもかかわらず、未だに店頭在庫が残っている店舗も存在します。また、N-07Dの影響かはさておき、ドコモの逆鱗に触れたのは確かでツートップ戦略から外され、せっかくの起死回生を狙って開発したN-06Eですら端末の出来自体はよかったのにも関わらず、主要メーカーの中ではパナソニックの発売したP-03Eにすら圧倒されてしまう結果になってしまいました。

そのパナソニックもパナソニックで、ツートップ戦略から外された影響で厳しい戦いを強いられています。ELUGA X P-02Eは久々のヒットになり早々と在庫がなくなったものの、ELUGA P P-03Eでは各地のドコモショップに専用のコーナーを設けるなど必死のPR活動を行ったにもかかわらず売れ行き不振になってしまいました。そのため、年末商戦向けの新機種の開発を見送り、結局はスマートフォン事業の仕切り直しを迫られる結果になりました。

一方、NEC本体が手掛けているタブレットに関してはそこそこの好評を得ています。N-06Dは国産初の7型タブレットでありながら、FeliCaや通話口を設けた「ほぼスマホ」でしたし、N-08DはちょうどN-05Dを大きくしたような外観により超薄型タブレットとして支持され、生産終了を惜しむ声が出たほどでした。

NECとパナソニックはどちらもmovaやiモード時代のツートップだったことが共通していますが、その当時の成功体験にふけっていたことにスマートフォン開発へ積極的に力を入れられなかった原因がありそうです。筆者もN503iで携帯デビューして以来、歴代のNの機種に触れてきた経験があるので、この撤退劇は非常にやるせない思いでとらえた一方、「自業自得じゃないか」と一方では思っていました。やはり、一度欠陥だらけの機種を発売してしまったからには、失った信用は二度と取り戻せなかったのです。

« 2013年6月 | トップページ | 2013年9月 »

Other Accounts

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ