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2012年12月18日 (火)

Sunrise Nippon

第46回衆議院議員総選挙の投開票が12月16日に行われました。一言でいえば民主党がしっぺ返しを喰らったような結果でしたね。予想外に民主党がボロ負けしてしまいました。

その原因ですが、筆者は以下のように、地元の情勢も交えて分析しました。

■民主党の事情
元々、民主党は主に自民党、社会党離党組に加え、民社党や新進党を併合して誕生した政党です。そのためにプロパー党員以外では玉虫色の政策や派閥ごとの対立がひどく、「民主党は与党でも野党でもない、ゆ党だ」と度々揶揄されていました。

こうした成り立ちから、主に小沢派が自由党として独立・合流したり日本未来の党の主要メンバーになったりする、政権を担当しても造反者を大量に生むなど、一枚岩とはいかない難しい党運営を強いられました。今回は民主党支持者の票は民主・未来の間で共食いとなりました。

秋田3区でも前任者だった京野公子氏が民主党を離党して未来に合流し、民主の三井マリ子氏とのガチンコ勝負になりましたが、イマイチ盛り上がらずに共倒れに終わってしまいました。

■無党派層・第三極の事情
今回の選挙で二大政党の次を狙える政党と目され、注目の的となった第三極。見事に民主党に次ぐ勢力になれたのが日本維新の会でした。特に無党派層が揃って維新に期待を寄せたのは興味深いです。

その他の政党は共倒れに終わってしまいましたが、維新は石原慎太郎と橋下徹の知名度も手伝い比例票で善戦しました。筆者の地元、秋田3区でも維新の村岡敏英氏が県内唯一の比例区当選者になりました。これで、かつてコスタリカ方式で保守王国を築いた御法川・村岡家ともども、永田町に赴けることになりました。

■自由民主党の事情
選挙コマーシャルでは安倍晋三総裁が「取り戻す!」とひたすら(カミカミで)連呼し、選挙広報でも箇条書きでマニフェストを簡潔にまとめるなど、いかにも自民党らしい選挙戦略で有権者にアピールしてました。

この単純明解な宣伝が功を奏したのか、有権者が民主党政治にNOを突き付ける結果にもなり、無党派層へも自民党への政権交代の期待感を煽る結果になりました。実際に秋田3区を小選挙区で制したのも、自民党の御法川信英氏でした。

近いうちに安倍晋三内閣が組閣されますが、元総理大臣の返り咲きは吉田茂以来、実に64年ぶりになります。戦前はそんなに珍しくありませんでしたが、55年体制以降で初となるので珍しく感じます。本当に安倍内閣で日本を取り戻せるでしょうか、少し期待してみることにしましょう。

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