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2012年12月

2012年12月31日 (月)

Avenir 2013

日本が激動、混沌、そして停滞に見舞われた2012年もあとわずか。世界ではスペインの国民党への、フランスの社会党への政権交代、ロシアでまさかのプーチン大統領の返り咲き、大韓民国初の女性大統領・朴槿恵(パッ・クネ)誕生が話題になりました。欧州連合(EU)がEC以来の活動を認められ、ノーベル平和賞を受賞しました。

その一方、ソマリアで21年続いた不安定な政局にとどめがさされましたが、アラブ諸国の革命運動「アラブの春」が残した爪痕はあまりにも深いものでした。エジプトではムバーラク大統領の後継者になったムルシー大統領にまたしても国民がNOを突き付け、シリアではアサド政権の打倒を目指した騒乱が今なお続いています。その中で、日本人ジャーナリストにして佐藤和孝氏の相棒、山本美香氏が殉職してしまいました。本当に惜しい人を亡くしてしまいました。シリア国民は今なお、アサド政権が発射の準備に取り掛かったというサリン弾の恐怖に怯えています。

日本では3年続いた民主党政権に国民がNOを突き付け、自由民主党が政権に返り咲きました。同時に、安倍晋三内閣総理大臣が吉田茂以来64年ぶりとなる、歴任総理の職務復活を果たしました。2006年当時のなよなよとした姿が嘘のように思うほど、この6年で立派になってきたことが伺えます。

一方で民主党。今年は空中分解を起こしてしまい、儚くも選挙戦で散ってしまいました。今までとは比べ物にならないほど弱すぎる選挙戦でした。「政権を担える政党」と言えなくなるほど弱体化してしまいましたが、民主党時代から籍をおくプロパー党員の成長に期待するしかありません。

2012年の大納会ではめでたく年来最高値の株価で大引けを迎えることが出来ました。自民党政治には、マーケットも大きな期待を寄せている様子でした。

まもなく、2013年。課題としては民主党最大の汚点となった、放射脳な人々のせいで停滞してしまった東日本大震災の復興や弱体化したマクロ経済全体の建て直しがあります。特に、民主党体制の無策が原因で弱体化してしまった日本の主幹産業と言える電機産業の競争力強化は急務と言えます。安倍内閣が本格始動する2013年はどのようなAvenir(将来)になるのかを描きつつ、2012年分の更新をこの記事で終えたいと思います。

最後に、みなさん良いお年を!

2012年12月30日 (日)

筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2012 (番外編)

今度は趣向を変えて、今年印象に残った機種たちを紹介してみようと思います。この中にあなたが使っている機種はあるでしょうか?

■SAMSUNG GALAXY Note SC-05D
―大画面でPhabletの代表格に
SAMSUNG GALAXY Note SC-05D

今年、スマートフォンマニアの間で話題になった機種です。日本版は韓国版のGT-N7000ベースですがチップがExynos 4210からAPQ8060になり、MDM9200と組み合わせてLTEに対応しました。本体に搭載されたペンを使った操作も可能で、普通のスマートフォンでは出来ない使い方でも操作できました。

なお、このような大画面で通話機能を持ったスマートフォンをファブレット(Phablet)と呼びます。追従した機種としてLGのOptimus Vu L-06Dがありましたが、SC-05Dほど人気を集めることはありませんでした。

SC-05Dは5.3型の大画面有機ELと2,600mAhの大容量バッテリーを採用しており、その後のスマートフォンのトレンドを暗示した機種でもありました。

■SONY Xperia SX SO-05D
SHARP AQUOS PHONE si SH-01E
―山椒は小粒でもピリリと辛い、LTE時代の異端児
SONY Xperia SX SO-05D
[写真はSO-05D]
今年発売された機種の多くが大画面になりましたが、その功罪として手が小さめの女性にとっては使いにくい機種が増える結果になりました。そのため、女性のスマートフォンユーザーが使っている機種の多くがiPhoneシリーズで占められています。
SHARP AQUOS PHONE si SH-01E
[写真はSH-01E]
その中で、今年はLTE対応機種でもある程度の小型化が可能になり、SO-05DやSH-01Eといった小さな端末が発売され、女性を中心に人気を集めました。それぞれ、SO-04DとSH-09Dとほぼ性能的に変わりありませんでした。

■NEC MEDIAS Tab N-06D
―電話も出来る、不思議なタブレット

NEC MEDIAS Tab N-06D
今年はiPad miniやASUS Nexus 7を始めとする7型前後のディスプレイを搭載した小型タブレットが注目を集めた1年です。その中で、スマートフォンとは違い親会社の日本電気株式会社が開発していたMEDIAS Tabは異端児とも言える存在でした。

一言で言うと、大型化したスマートフォンです。つまり、タブレットでありながら電話を受けたりおサイフケータイを使ったりすることが出来てしまいます。しかし、Androidのバージョンはタブレットでは一般的な3.xではなく2.3。これは、3.xは完全にタブレット専用に開発されたバージョンなので通話機能がオミットされているためでした。

なお、後継機としてN-08Dが発売されましたが、N-06Dから一部機能が省略されたこと以外はやはり「大きくなったスマートフォン」でした。年末にN-06Dに対しAndroid 4.0へのバージョンアップが配信され、ようやく本来の姿になることができました。

■らくらくスマートフォン F-12D
―らくらくホンもスマホシフトの時代に

らくらくスマートフォン FUJITSU F-12D

普通の携帯電話の新機種投入のペースが鈍り、今年は数えるほどしか発売されませんでした。その中で路頭に迷ってしまったのがシニア層や障がい者。指先への操作感のフィードバックがないタッチパネル操作への敷居は、彼らにとって非常に高かったのです。

その中で、NTTドコモと富士通が開発し、発売されたのがらくらくスマートフォン。Androidの肝と言えるアカウントとの紐付けをなくすことで勝手に通信してしまうリスクを減らし、単に通話、メール、ブラウザに徹した機種になりました。また、料金プランも安価にする代わりに通信量制限付きの専用プランになるなど、極力ユーザー層に合わせて不安を排除したものになっていました。

タッチパネルはdynapocket T-01A以来となる静電式と感圧式の組み合わせ。タップ判定はただ画面を指で軽く叩くだけでは発生せず、押し込むことでようやくタップとみなされる仕様でした。アイコンも大きめで、誤ったタップを防ぐようになっていました。これにより、タッチパネルへの不安を極力排除していました。

また、ドコモによって音声読み上げ機能が「しゃべってコンシェル」機能と併せて搭載され、スマートフォンと最も相性が悪いとされる視覚障がい者でもなんとか使えるようになっていました。

2012年12月29日 (土)

筆者の選ぶクソケータイメーカー・オブ・ザ・イヤー2012

■大賞:NECカシオ モバイルコミュニケーションズ株式会社
―スマホシフトで堕落した「Nのケータイ」のブランドイメージ

今年のクソケータイメーカーとして、NECカシオを選定しました。それは「開発チームはスマートフォンを分かっていないかもしれない」と思うほど出来損ないの機種ばかりだったためです。

今年発売した機種は…

MEDIAS LTE N-04D
MEDIAS ES N-05D
MEDIAS X N-07D
MEDIAS U N-02E
Disney Phone N-03E

の5機種。タブレットのN-06DとN-08Dは親会社の日本電気株式会社が開発・納入、CAL21はカシオ計算機株式会社が納入したので便宜上除外しました。しかし、必ずしも全てがダメというわけでもなく、N-05DとN-02Eは比較的出来のいい機種でした。

NECカシオは2011年春にN-04Cでスマートフォン市場に参入。その薄さとクロックの低さを感じさせないパフォーマンスで話題を作りました。夏にはN-06Cで薄型防水機種を発売し、売れ筋となりましたが…。N-01Dを境に、NECカシオの堕落は徐々に始まっていました。この機種は評判自体は上々でしたが、品質管理が杜撰過ぎて当たり外れが激しいものでした。

そしてN-04Dの発売で2012年を迎えます。デュアルコアのAPQ8060にHD液晶、16GBの大容量メモリー搭載と当時のハイスペック機の水準にありましたが、その性能とは思えないパフォーマンスの低さでユーザーを落胆させてしまいました。しかし、その後に出たN-05Dは薄型ハイスペック機として評判になりましたが…。

NEC MEDIAS X N-07D
夏商戦に投入されたN-07DはN-01Dで問題になった品質管理の杜撰さとN-04Dで問題になったチップのポテンシャルを引き出せないパフォーマンスという、双方の悪い所を足して2で割ったような機種でした。そのために、筆者はこの機種をクソケータイ・オブ・ザ・イヤー2012に選出しました。

数々の欠陥が見つかったことで品質は本当の意味で悪く、ただでさえ先進的なアーキテクチャを採用したMSM8960を搭載しているのに周回遅れと勘違いさせる快適性の悪さ。そのために、買ってからすぐに初期不良による交換が相次ぎ、品不足を起こしてしまいました。ドコモショップ店頭でN-07Dがしょっちゅう入荷待ちになったのはそのためで、決して売れ筋だからではありません。

明らかに未完成と分かる出来損ないなのにNECカシオは発売を延期することもしなかったし、発売後にはかつての三菱自動車も真っ青の、リコール隠しともとれる杜撰な対応を繰り返してきました。購入者が揃って欠陥を認めて改修するよう、リコールを求める署名活動をしていたことからメーカー側の対応の悪さも伺えます。

N-07Dで懲りたのか、N-02Eは画面解像度を落とした堅実なスペックに仕上がりました。しかし、ONE PIECEとのコラボレーションモデルは台数限定ながら、(2012年年末も)未だに家電量販店を中心に売れ残るなど、N-07DでユーザーもNECカシオに懲りてしまう結果となりました。最新機種のN-03Eも、クアッドコアにしては残念なパフォーマンスですが致命的な不具合はあまり見られません。

かつては折りたたみ携帯のパイオニアとして、指名買いするユーザーも多かったNの携帯電話。しかし、そのブランドはスマートフォンでは通用しなかったばかりか、かえって傷を付けてしまう結果になりました。

もちろん次点は存在しません。パナソニックは夏モデルで底力を見せてきましたし、富士通は秋冬モデルで改善に力を注いできたためです。それほどNECカシオが改善すべき点を放棄していることがわかります。

2012年12月28日 (金)

筆者の選ぶクソケータイ・オブ・ザ・イヤー2012

■大賞:MEDIAS X N-07D
―ユーザーを阿鼻叫喚させた不可知なる欠陥の総合商社
大賞:NEC MEDIAS X N-07D

結局今年のクソケータイ・オブ・ザ・イヤーに輝いてしまったのがこの機種でした。明らかに未完成の状態で出てしまったとわかる完成度でした。MEDIASの本流の薄型機種で初めてとなるLTE対応機種で(シリーズ初対応はN-04D)、NOTTV、高速充電など全部入りでしたが…。昨年のクソ部門の大賞になったTSI04(IS04)とは一味違った意味でひどいです。

本来、この機種に採用されたMSM8960は28nmプロセスのため、低発熱が売りのはずです。しかし発熱が激しいとの報告が多く、それによる熱暴走や高温による液晶のブラックアウト(液晶温度計と同じ現象)など、その巻き添えを食らう不具合が多数報告されていました。電話が着信しても画面がブラックアウトしていてタップも出来ずまともに電話を受けられない、microSDカードのデータが勝手に増殖などの不具合がありましたが…。

いちばん深刻な欠陥は「お化けタップ」と呼ばれる現象。一切端末に何も触れていないのに勝手にタップされてしまう現象です。Android 4.0では開発者オプションで画面タップを視覚的に表示可能ですが、ユーザーが投稿した動画ではそれを利用してお化けタップを検証しており、ただ置いているだけなのに勝手にタップ判定が発生していました。ほとんどを画面のタップで操作するスマートフォンではあってはならないことで、この不具合で知らない間に勝手に第三者へ電話がかけられていたという怪現象もありました。起こってしまうと電池を外すまで操作不能になってしまうようです。

あまりにもバグが多すぎて、発売から半年もしないうちに6回もソフト更新が配信されたほどでした。これにより、現在はなんとか使えるようになりましたが、快適性はMSM8960搭載機種の最底辺。あたかも、APQ8060採用のAndroid 2.3機であるかのように勘違いするほど、レスポンスは悪い部類に入ります。

元々、MEDIASがN-07Dの機種カタログにあるように、N905iμ以来続く薄型ハイスペック携帯の代替えになるスマートフォンとして企画されています。そのために女性やビジネスマンに人気があり、歴代のNユーザーからも指名買いされることの多いシリーズでしたが、この機種によってブランドイメージに致命傷を負ったのは言うまでもないです。この機種がその後のNECカシオに何をもたらしたかは各自お察しいただきたいです。

■次点
・懐炉賞:ARROWS X F-10D/ARROWS Z FJI13(ISW13F)
懐炉賞:FUJITSU ARROWS X F-10D/ARROWS Z FJI13(ISW13F)
[写真はF-10D]
日本市場初のクアッドコア端末。上記のように発熱が激しい点ではN-07Dと共通していたが、よく発熱することや発熱に起因する不具合以外致命的バグも欠陥も少なく、クアッドコアの快適さを手軽に体験できた機種ということで次点留まりに。特に夏商戦で売れ筋になったF-10Dは初心者を中心にトラウマになった人も多いはず。この機種の反省はF-04Eで活かされることになる。

・空気賞:P-04D/SoftBank 102P
空気賞:Panasonic ELUGA dL1 P-04D/SoftBank 102P
[写真はP-04D]
ELUGA dL1の日本版。端末自体の出来映えは並で、このサイズにしては大画面の有機ELを搭載するなど頑張っている。こっそりと発売されてしまったため多くの契約者からスルーされてしまったが…なに、気にすることはない。ソフトバンク版は輪を掛けて空気度合いが今年の機種で最高クラス。

・放射脳賞(症):PANTONE 5 SoftBank 107SH
放射脳賞(症):PANTONE 5 SoftBank 107SH

姉妹機種のSH-07Dと同じくシングルコアで頑張ってAndroid 4.0を稼動させた機種。しかし結局は放射線測定機能を搭載することだけで力を使い果たしてしまった。まともに放射線を測定できない、放射線検査をクリアした米をプレゼントするキャンペーンと、いい感じで香ばしいおまけ付き。まさに誰得の極致とも言える機種だった。

2012年12月27日 (木)

筆者の選ぶケータイメーカー・オブ・ザ・イヤー2012

お待たせしました! いよいよ、ケータイメーカー・オブ・ザ・イヤー2012の発表です。これまでの受賞機種を振り返ってみますと、
大賞:LG Optimus G L-01E/LGL21
日本賞:SHARP AQUOS PHONE SERIE SHI16(ISW16SH)
となりました。

ケータイWatch主催のケータイ・オブ・ザ・イヤー2012に輝いたHTC J Butterfly HTL21
本家大元とも言えるインプレスの「ケータイWatch」ではHTC J Butterfly HTL21が見事に大賞を勝ち取りましたが、筆者は「カメラ性能に難ありで、MSM8974世界初搭載と謳える頃合いに出るべき機種だった」として残念ながら選外にしてしまいました。

さあ、今年を代表するメーカーはどこになるでしょうか!?

■大賞:ソニーモバイルコミュニケーションズ
―常にユーザーに新鮮なエクスペリエンスを提供し続けるモデルデザイン

エリクソンとの合弁を解消し、ソニーの完全子会社として活動することになった2012年。その大胆とも言えるソニーの英断はプラスに働きました。ヨーロッパ市場で2011年度は6位だったシェアが、低価格を武器に2012年第3四半期に4位へと踊り出る快挙を果たしたのです。

今年の機種はNXTシリーズと位置付けられ、日本市場を意識して新幹線のコードネームが付けられました。日本で発売された機種は…

のぞみ:Xperia NX(S) SO-02D
ひかり:Xperia acro HD(acro S) SO-03D
はやて:Xperia acro HD SOI12(IS12S)
はやぶさ:Xperia GX(TX) SO-04D
こまち:Xperia SX SO-05D
つばさ:Xperia AX(V) SO-01E/Xperia VL(VC) SOL21

となっています(括弧内は相当する海外モデル)。特に、Xperia acro HDは機能とデザイン、性能が大変好評になり、日本限定モデルながらSO-03DベースのXperia acro Sとして海外でも発売されたほどでした。

SONY Xperia GX SO-04D
しかし、夏モデルでは戦略の読み違いでSO-04DとSO-05Dの品薄を起こしてしまったのが惜しまれます。特にSO-05DはSH-01Eと並ぶLTE端末の異端児的存在で、小さなサイズで兄貴分のSO-04Dに劣らないハイスペックを実現し、女性を中心に好評だった機種でした。

年末商戦では夏商戦の反省が活かされたのか、SO-01E、SOL21共に各キャリアでは順調な出だしを迎えることができました。不具合が多めなのが惜しまれますが、それでも健闘している部類です。

ノキアの落日とは対照的に、欧州系メーカーで唯一善戦したメーカーでした。来年からは完全に日本メーカーとして活動することになりますが、魅力的端末を引き続き発表できるでしょうか、期待したいです。

■次点
・超進化賞:LGエレクトロニクス
発売機種:
PRADA Phone L-02D
Optimus it L-05D
Optimus vu L-06D
Optimus G L-01E/LGL21
Optimus LIFE L-02E
Optimus X LGI11(IS11LG)

Optimus LTE(L-01D)から地道に本気を付けていき、モデルチェンジを繰り返す度に完成度を高めていった。そして、世界初のAPQ8064採用機にしては高すぎる完成度を誇るOptimus G(L-01E/LGL21)で遂に「筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2012」に選出された。

・ヒューマンデザイン賞:サムスン電子
発表機種:
GALAXY Note SC-05D
GALAXY S III SC-06D
GALAXY Tab 7.7 Plus SC-01E
GALAXY Note II SC-02E
GALAXY S III α SC-03E
GALAXY S II WiMAX SCI11(ISW11SC)
GALAXY S III Progre SCL21

今年発売の機種が全て有機EL搭載ということもあり画面の見映えで好みは分かれるが、SC-06Dでフラッグシップ機種の新標準を築き、同時に楕円を基調としたスタイリッシュなデザインと洗練された機能で多くの契約者をとりこにした。

・日本賞:シャープ
発売機種:
Q-pot. Phone SH-04D
AQUOS PHONE SH-06D
AQUOS PHONE st SH-07D
AQUOS PHONE ZETA SH-09D/SH-02E
AQUOS PHONE sv SH-10D
AQUOS PHONE si SH-01E
INFOBAR C01(SHX12)
AQUOS PHONE SL SHI15(IS15SH)
AQUOS PHONE SERIE SHI16(ISW16SH)/SHL21
AQUOS PHONE CL SHI17(IS17SH)
AQUOS PAD SHT21
AQUOS PHONE SoftBank 103SH
AQUOS PHONE SoftBank 104SH
AQUOS PHONE Xx SoftBank 106SH
PANTONE 5 SoftBank 107SH
PANTONE 6 SoftBank 200SH

各機種とも生産台数の少なさが惜しまれるものの、日本メーカーとして先行者の利を活かし、多彩なユーザーのニーズに応えた機種を投入できた。日本メーカー初、または世界初の技術または機能を導入することが多く、まさに日本メーカー希望の星だった。こうした実績もあり、SHI16(ISW16SH)で日本賞に選出された。

2012年12月26日 (水)

筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2012 (日本賞)

■日本賞:AQUOS PHONE SERIE SHI16(ISW16SH)
―触っても、使っても心地いいデザイン。
日本賞:SHARP AQUOS PHONE SERIE SHI16(ISW16SH)

結果的にシャープ最初で最後のWiMAXデュアル機になり、姉妹機種であるSH-09Dと同じく生産台数の少なさから早期に販売終了になってしまいました。しかしながら実はINFOBAR A01(SHX11)の精神を色濃く受け継いだ機種。プロのデザイナーと共同開発した、アプリ、ウィジェット、ショートカットをそれぞれ切り替えて使える3ラインホームを採用しており、縦スクロールでそれぞれ選択するシステムまでiida UIそっくりです。

これまでのシャープとは一線を画する飾らないデザインが評価され、グッドデザイン賞を受賞しました。ハイエンド機としては小柄ですが、その分画面のスリムフレーム化がなされており、締まりを感じます。日本メーカー唯一のMSM8660A採用機かつ世界初のFeliCa/NFC両対応端末でもありました。

ヌルサクとしたパフォーマンスにちょっとした指の挙動にも細やかに反応するタッチパネル、そして何よりシンプルなデザイン。SHI16はまさに使い込むほどその良さが分かる機種と言っても過言ではないでしょう。これらは、シャープの長年の液晶とモバイルガジェット開発の積み重ねが生んだ成果です。

■次点
・名誉挽回賞:ARROWS V F-04E
名誉挽回賞:FUJITSU ARROWS V F-04E
今までの反省をようやく生かすことができた富士通自信の1台。やっとTegra 3の持つポテンシャルを引き出すことが出来た。これからのARROWSに「アアアッ」は禁句です。

・匠賞:MEDIAS ES N-05D
匠賞:NEC MEDIAS ES N-05D
国産スマートフォン唯一のMSM8260搭載機種。ハイパフォーマンスと6.7mmもの薄さの両立に挑戦した、MEDIAS事実上最後の名機。

・眠れる獅子賞:ELUGA Power P-07D
眠れる獅子賞:Panasonic ELUGA Power P-07D
パナソニック初のLTE端末。P-04Dの後継機だが、スリムフレーム化による5.0型の大画面に破綻なく動作するパフォーマンスでパナソニックの可能性を感じさせた。しかしながら、夏商戦で埋没してしまった不遇の機種。

2012年12月25日 (火)

筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2012 (大賞)

■大賞:Optimus G L-01E/LGL21
―クアッドコアの快適さと良好なパフォーマンスを両立した革新的機種
大賞:LG Optimus G L-01E
[写真はL-01E]
2011年に日本のスマートフォン市場に名乗りを挙げたLGエレクトロニクス。最初はサムスン電子の対抗馬としては地味過ぎましたが、機種を出すごとに完成度を高めていきました。そして、会心の1台になった機種がOptimus Gになります。

クアッドコアのSnapdragon S4 Pro APQ8064を採用した世界初の機種になります。APQ8064は非常に先進的設計で、Cortex-A15系のARMアーキテクチャで世界初のクアッドコア。しかも、28nmプロセスならではの低発熱とパフォーマンスの高さが注目されました。そのクアッドコアを利用したマルチタスク、Qスライド機能は驚嘆に値します。

大賞:LG Optimus G LGL21
[写真はLGL21]
特に日本市場を意識して日本メーカーのデバイスを多用した品質へのこだわりも見られます。まさに海外メーカーのローカライズ熱が高じて生まれた名機と言えそうです。

■次点

・スマート賞:Xperia GX SO-04D
スマート賞:SONY Xperia GX SO-04D
Xperia TXのベースになった、シリーズでは本邦初のLTEに対応した薄型ハイスペック端末。快適性は数あるMSM8960搭載機の中でもトップと言える。伝統のarcライン、13メガピクセルカメラにウォークマン機能、映像・音楽にこだわりを見せるXperiaらしさも健在だった。出荷台数の少なさに泣いた契約者も少なくないはず。

・ニュースタンダード賞:GALAXY S III SC-06D
ニュースタンダード賞:Samsung GALAXY S III SC-06D

グッドデザイン賞受賞機種。ドコモの夏商戦を制した機種でもあった。大画面、大容量バッテリー、大容量RAM/ROM(2GB/32GB)と、その後のフラッグシップ機にもたらした影響は大きい。現在、本来あるべき姿になったクアッドコアのGALAXY S III α SC-03Eが後継機として発売中(SC-02CとSC-03Dの関係とは逆と言える)。

2012年12月24日 (月)

筆者の選ぶケータイ・オブ・ザ・イヤー2012 (始めに)

今年も筆者の独断と偏見(?)で選出するケータイ・オブ・ザ・イヤーの時期になりました。様々な端末が話題にのぼりましたがいつものように今年のトピックからまいりましょう。

■スマホシフト
今年発表された機種のほとんどがスマートフォン。昨年から始まっていたスマホシフトがより一層加速する形になりました。ただし機種は玉石混交で、出来のいいメーカーはとことん評価され、逆に悪いメーカーはとことん口コミで「地雷メーカー」の烙印を捺されることになってしまいました。

■マルチコア、大容量メモリーの時代
今年発売された機種の大半がデュアルコア以上のコア数で、夏からはクアッドコア機も登場するほどの進化が見られました。コア数が上がることで端末の処理性能はもちろん、快適性もグンとアップしています。

一方で、本体メモリーを8GB以上にした機種が多数登場し、アプリやダウンロードデータをたくさん保存可能になったことでやっとAndroidでもiPhoneのような使い方が可能になっていきました。

■脚光を浴びたLTE
やはり今年の話題はLTE、それに尽きるでしょう。キャリア差はありますが、下り最高75Mbpsもの高速を誇る通信速度で動画やアプリのダウンロード、インターネットの閲覧がより快適になりました。

また、端末から他の機器とインターネット接続する機能、テザリングもようやく全社で正式対応になり、自宅でも外出先でも環境を気にせず経済的にインターネットが利用できるようになりました。

■勢力図の変化
今まで、携帯の古豪として知られたNECカシオやパナソニックが続々と勢いを失い、日本勢で競争力を維持できたのはシャープと富士通だけに。そして、サムスン電子やLG、Appleなどの海外メーカーにとっては大きな躍進となった1年でした。ただユーザーが流れたわけではなく、海外メーカーが品質改善に一生懸命取り組んだ結果とも言えます。

今回は総合的に見ながら大賞、日本メーカーとしての大賞になる日本賞、メーカー賞の3賞で争うことにします。方や、毎年恒例(?)のクソケータイ・オブ・ザ・イヤーとクソケータイメーカー・オブ・ザ・イヤーも選出したいと思います。

2012年12月21日 (金)

乙な悩み (後編)

以前の記事で紹介したFJI11(ISW11F)。なぜか最近になってau総合カタログに復活し、今もauショップへの問い合わせが続くほど人気はある様子です。今回はなぜFJI11か、そしてSOL21はどうするかについて言及します。

[なぜFJI11?]
元々、FJI11は不具合の多さや発熱による機能制限から、筆者も当初は2011年のクソスマートフォン・オブ・ザ・イヤー次点とした機種でした。しかし、それでも以下の理由から再評価につながったわけです。

・当時のauで数少ないデュアルコアチップ搭載かつau初のHD液晶端末だった
・実は海外のUMTS網にもローミングできる数少ない国産端末
・システム領域も余裕があってスマートパスなどに最適
・Android 4.0にバージョンアップできるau唯一の国産機
・Bluetoothキーボードに独自対応

実際、auショップの兄ちゃんを以てして「ユーザーの不満は日に日に減っている」そうです。明らかに未完成だったTSI04(IS04)と比べても、使える出来だったのは確かでした。

[SOL21はどうする?]
一方でSOL21。不具合が比較的少ないSO-04Dに対し、SOL21やSO-01Eではやたらと不具合を耳にします。しかし、テザリングオプションの無料化は、キャンペーン期間に限りがあります。そこで思い切って新規で購入します。その理由は以下の通り。

・メイン回線はBREWの紐付けの関係上、二度とダウンロードできなくなったアプリがあるのでWINのまま維持したい
・正規運用の問題から、auの回線をSIM、microSIM、LTE用microSIM(実態はnanoSIM)と3回線体制にしたい

要するに、SIMの互換性の問題から苦渋の決断に至ったわけです。いかにしてTCOを抑えるかが見せ所になりそうですね。

2012年12月19日 (水)

乙な悩み (前編)

SOL21が欲しいながら、特殊なSIMゆえにWIN機との差し替えができないと聞いて思い留まってしまった筆者。一応新規またはSHI16(ISW16SH)から機変で買う、というやり方もありですが、後者はケータイ補償が外れる兼ね合いもあり、及び腰なんです…。加えてSHI16を気に入ってしまったもので…。

そこで思い浮かんだのが、メイン回線のFJI11(ISW11F)への機変。数少ない国産WiMAXデュアル機です。T-01Dと並び「アアアッ」とネタにされてしまった機種でしたが、筆者はそんなに悪くなかったと振り返っています。ただ、Android 2.3ではかくかくでしたね。Android 4.0にバージョンアップすることで化ける、と思っています。性能面ではF-05Dのau版、という感じですし、デザインもアメ車みたいだったFJI13(ISW13F)に比べると洗練されています。

しかし大きな問題が立ちはだかります。発売から1年経った機種のため、在庫そのものが少なくなっています。辛うじてauオンラインショップでは在庫が確認できましたが、店頭在庫は絶望的。何しろ、筆者は白いFJI11が欲しいもので…。

ちなみに、価格面ではかなりこなれてきてまして、機変でも昨今のドコモのハイスペックスマートフォンと同じく7万円台から毎月割適用で1万円台の実質負担になります。現在は手続き上SOI11(IS11S)を使っていることになっていますが(毎月割付き)、2013年1月の支払いでSHI03(IS03)とF-01Cの残債がなくなるので、その翌月からはだいぶ負担が減りそうです。

実はこれとT-01D、F-05Dと当時の富士通の主要機種を揃えてみたいと思っています。えっ、F-10DとFJI13ですか? この2台はなかったことにしたいですw

ではSOL21の案件はどうするか、これは次回にでも。

2012年12月18日 (火)

Sunrise Nippon

第46回衆議院議員総選挙の投開票が12月16日に行われました。一言でいえば民主党がしっぺ返しを喰らったような結果でしたね。予想外に民主党がボロ負けしてしまいました。

その原因ですが、筆者は以下のように、地元の情勢も交えて分析しました。

■民主党の事情
元々、民主党は主に自民党、社会党離党組に加え、民社党や新進党を併合して誕生した政党です。そのためにプロパー党員以外では玉虫色の政策や派閥ごとの対立がひどく、「民主党は与党でも野党でもない、ゆ党だ」と度々揶揄されていました。

こうした成り立ちから、主に小沢派が自由党として独立・合流したり日本未来の党の主要メンバーになったりする、政権を担当しても造反者を大量に生むなど、一枚岩とはいかない難しい党運営を強いられました。今回は民主党支持者の票は民主・未来の間で共食いとなりました。

秋田3区でも前任者だった京野公子氏が民主党を離党して未来に合流し、民主の三井マリ子氏とのガチンコ勝負になりましたが、イマイチ盛り上がらずに共倒れに終わってしまいました。

■無党派層・第三極の事情
今回の選挙で二大政党の次を狙える政党と目され、注目の的となった第三極。見事に民主党に次ぐ勢力になれたのが日本維新の会でした。特に無党派層が揃って維新に期待を寄せたのは興味深いです。

その他の政党は共倒れに終わってしまいましたが、維新は石原慎太郎と橋下徹の知名度も手伝い比例票で善戦しました。筆者の地元、秋田3区でも維新の村岡敏英氏が県内唯一の比例区当選者になりました。これで、かつてコスタリカ方式で保守王国を築いた御法川・村岡家ともども、永田町に赴けることになりました。

■自由民主党の事情
選挙コマーシャルでは安倍晋三総裁が「取り戻す!」とひたすら(カミカミで)連呼し、選挙広報でも箇条書きでマニフェストを簡潔にまとめるなど、いかにも自民党らしい選挙戦略で有権者にアピールしてました。

この単純明解な宣伝が功を奏したのか、有権者が民主党政治にNOを突き付ける結果にもなり、無党派層へも自民党への政権交代の期待感を煽る結果になりました。実際に秋田3区を小選挙区で制したのも、自民党の御法川信英氏でした。

近いうちに安倍晋三内閣が組閣されますが、元総理大臣の返り咲きは吉田茂以来、実に64年ぶりになります。戦前はそんなに珍しくありませんでしたが、55年体制以降で初となるので珍しく感じます。本当に安倍内閣で日本を取り戻せるでしょうか、少し期待してみることにしましょう。

2012年12月13日 (木)

正義を貫き通す選挙

正義を貫き通す選挙
第46回衆議院議員選挙が公示され、投開票は12月16日になりました。…というか、候補者が決まりかけた地点で既に出来レースっぽい雰囲気でしたので、12月12日に期日前投票しました。

筆者の住む地域は秋田県第3区になります。今回の候補者は、現職の京野氏(未来)の他、親の代にコスタリカ方式で保守王国を築いた村岡氏(維新)と御法川氏(自民)、そしてフェミニスト(ここ重要)の三井氏(民主)、共産党の佐藤氏の5人。有権者数の割に激戦区になっています。

筆者はまさか、現職議員が新党へ合流するとは思ってもいませんでした。おかげで民主党は対抗馬を擁立せざるを得なくなりましたが、地元の支部が立候補者を応援できないとのことで解散してしまったごたごたがありまして…。

今回の選挙、いかにして支持政党へ政権を与えるかよりはいかにして乱立した泡沫政党を潰すかが攻略ポイントになっているようです。筆者としてはいちばん支持している候補者を小選挙区で、その次を比例ブロックで当選させるのが最適と思います。

今回は皆さんの「正義」(まさよし、ではなく、せいぎ)が問われる選挙です。是非とも、政権を任せるのと与党の監査にふさわしい候補者や政党に清き一票を投じてもらいたいです。

2012年12月11日 (火)

冬の必需品

冬の必需品
[電気屋で手袋?!]
毎年、冬が来る度に買い替えているものがあります。それが手袋。去年からスマートフォン対応のものにしてましたが、親指の付け根部分からほつれてきてしまったので急遽買い替えました。

買った場所は…去年はファミリーマートでしたが、今年はケーズデンキ。場違いですが、なに、気にすることはない(某)。タッチパネルでは基本、親指か人差し指しか使わないので、無地の中指まで対応のものにしました。買った当時はそこまで意識してなかったですがw

今のスマートフォンのタッチパネルは表面に微弱な電気を流して、その変化を検知して当たり判定する静電式です。こういった手袋は導電繊維を編み込んでいるため、はめたまま操作ができるわけです。

さて、予定しているSOL21へのメイン回線の機変ですが、もしかするとこちらは新規またはサブ回線の機変にして、メインで今更FJI11(ISW11F)への機変へと方針転換するかもしれません。やはり今までの機種との整合性と、諸事情で筆者名義の回線契約が難しいことを考えると…。おいおい、これについては記事にしたいと思います。

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