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2012年12月28日 (金)

筆者の選ぶクソケータイ・オブ・ザ・イヤー2012

■大賞:MEDIAS X N-07D
―ユーザーを阿鼻叫喚させた不可知なる欠陥の総合商社
大賞:NEC MEDIAS X N-07D

結局今年のクソケータイ・オブ・ザ・イヤーに輝いてしまったのがこの機種でした。明らかに未完成の状態で出てしまったとわかる完成度でした。MEDIASの本流の薄型機種で初めてとなるLTE対応機種で(シリーズ初対応はN-04D)、NOTTV、高速充電など全部入りでしたが…。昨年のクソ部門の大賞になったTSI04(IS04)とは一味違った意味でひどいです。

本来、この機種に採用されたMSM8960は28nmプロセスのため、低発熱が売りのはずです。しかし発熱が激しいとの報告が多く、それによる熱暴走や高温による液晶のブラックアウト(液晶温度計と同じ現象)など、その巻き添えを食らう不具合が多数報告されていました。電話が着信しても画面がブラックアウトしていてタップも出来ずまともに電話を受けられない、microSDカードのデータが勝手に増殖などの不具合がありましたが…。

いちばん深刻な欠陥は「お化けタップ」と呼ばれる現象。一切端末に何も触れていないのに勝手にタップされてしまう現象です。Android 4.0では開発者オプションで画面タップを視覚的に表示可能ですが、ユーザーが投稿した動画ではそれを利用してお化けタップを検証しており、ただ置いているだけなのに勝手にタップ判定が発生していました。ほとんどを画面のタップで操作するスマートフォンではあってはならないことで、この不具合で知らない間に勝手に第三者へ電話がかけられていたという怪現象もありました。起こってしまうと電池を外すまで操作不能になってしまうようです。

あまりにもバグが多すぎて、発売から半年もしないうちに6回もソフト更新が配信されたほどでした。これにより、現在はなんとか使えるようになりましたが、快適性はMSM8960搭載機種の最底辺。あたかも、APQ8060採用のAndroid 2.3機であるかのように勘違いするほど、レスポンスは悪い部類に入ります。

元々、MEDIASがN-07Dの機種カタログにあるように、N905iμ以来続く薄型ハイスペック携帯の代替えになるスマートフォンとして企画されています。そのために女性やビジネスマンに人気があり、歴代のNユーザーからも指名買いされることの多いシリーズでしたが、この機種によってブランドイメージに致命傷を負ったのは言うまでもないです。この機種がその後のNECカシオに何をもたらしたかは各自お察しいただきたいです。

■次点
・懐炉賞:ARROWS X F-10D/ARROWS Z FJI13(ISW13F)
懐炉賞:FUJITSU ARROWS X F-10D/ARROWS Z FJI13(ISW13F)
[写真はF-10D]
日本市場初のクアッドコア端末。上記のように発熱が激しい点ではN-07Dと共通していたが、よく発熱することや発熱に起因する不具合以外致命的バグも欠陥も少なく、クアッドコアの快適さを手軽に体験できた機種ということで次点留まりに。特に夏商戦で売れ筋になったF-10Dは初心者を中心にトラウマになった人も多いはず。この機種の反省はF-04Eで活かされることになる。

・空気賞:P-04D/SoftBank 102P
空気賞:Panasonic ELUGA dL1 P-04D/SoftBank 102P
[写真はP-04D]
ELUGA dL1の日本版。端末自体の出来映えは並で、このサイズにしては大画面の有機ELを搭載するなど頑張っている。こっそりと発売されてしまったため多くの契約者からスルーされてしまったが…なに、気にすることはない。ソフトバンク版は輪を掛けて空気度合いが今年の機種で最高クラス。

・放射脳賞(症):PANTONE 5 SoftBank 107SH
放射脳賞(症):PANTONE 5 SoftBank 107SH

姉妹機種のSH-07Dと同じくシングルコアで頑張ってAndroid 4.0を稼動させた機種。しかし結局は放射線測定機能を搭載することだけで力を使い果たしてしまった。まともに放射線を測定できない、放射線検査をクリアした米をプレゼントするキャンペーンと、いい感じで香ばしいおまけ付き。まさに誰得の極致とも言える機種だった。

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コメント

>>たけぞ~さん
最近ではMEDIASは「ダメディアス」呼ばわりされています。
※ただしタブレットは除外

MEDIASでなくとも、N-03Eも初めてドコモショップでデモ機を見掛けて試そうとしたら電源が入らず、文鎮さんになっていたのでかなり焦りました…orz

皮肉にも、「MEDIAS欲しいけど、何がおすすめですか?」と尋ねられたら旧機種なのにN-04DかN-05Dをお勧めしたくなります…。

このMEDIAS Xには笑わせてもらいました。
DSではホットモックが文鎮状態のまま展示されてたり、家電量販店では発売されたばかりなのにコールドモックが展示されてたり…
で、発売して間もないのに店頭から撤去した店もいくつか見かけました。
『人気がありすぎて完売しちゃったんですか?』とか『電源の入るモックってないんですか?』とか、店員さんにいぢわるな質問して遊んでましたσ(^_^;)

そんな端末なのに何も知らないユーザーに『ハイスペックなのにこの薄さですよ!』なんて売り込んでた店員がたくさんいたのにはガッカリしました(-"-;)

>>パナ好きっこさん
P-02Dは去年の機種ですね。これもかなりの地雷機種だったと記憶しています。

iPhone 5は頑張って快適動作に見せる努力をしている、今までのiPhoneと変わらない美点がある、という理由で選外にしました。むしろいい機種なんですが、Android勢がハイパー過ぎました。特に高過ぎる完成度のOptimus Gは…!

こちらが 考えるクソスマホは
P-02Dです┓( ̄∇ ̄;)┏
バッテリー持ち悪いし クソモッサリだし カメラも 画質悪かった((((゜д゜;))))

ベストスマホは ISW13HTだと 思います(≧ω≦)b

SH-02Eが そのままの機能を、搭載して、auから 発売されたら 間違いなく 今年のベストスマホに なったと 思います ドコモから 発売されたから か 中途半端な 評価に なったと、思います(´・ω・`)

けど iPhone5も 残念スマホに
入るのかなぁ(凄い残念地図アプリ搭載したから)((((゜д゜;))))

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