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2012年11月

2012年11月29日 (木)

αωショップ横手

αωショップ横手
[これもあたらしい「自由」だ!(違)]

2012年11月30日、αωショップ横手が開店します。一応はauショップ横手インターの新装移転、という形になります。

横手市には「auショップ横手」そのものがなく、auショップ横手中央、auショップ横手インターの2店がある状態でした。これでauは横手市にようやく普通の地名で終わるキャリアショップを擁することができます。

横手インター時代に何度か足を運んだことがありましたが、筆者の生活圏とかみ合わずに横手中央へよく通うようになりました。こじんまりとした店構えだったことも輪をかけています。この店舗はこのトピックの更新前日に取材したところ、既に閉店してました。

実はこのαωショップ、近所になった(爆)ケーズデンキの隣にできるので筆者宅の近所になります。…そういえば、筆者は秋田市にいた当時もドコモショップ秋田東店の近所に住んでました。これで横手市に初めて新ロゴのauショップができることにもなりますが、開店と前後して足を運んでみたいですなあ。

2012年11月21日 (水)

打ち上げ花火に終わったドコモ

夏商戦で見事に散ったドコモ。既存加入者の機変需要でいっぱいいっぱいでした。ドコモの敗因を今更ながら多角的に見てみます。

■LTEにこだわり過ぎた
2012年冬春モデルでFOMAに適したチップセット、MSM8260を採用した国産端末はN-05Dが唯一。同じSnapdragon S3ではLTE対応を目論んだモデムなしのAPQ8060(+MDM9200)の採用例が多かったです。春にようやくLTEモデム内蔵のチップ、MSM8960が出荷されましたが、実はMSM8260でも北米で発売のXPERIA ionのように紐付けでLTEに対応できるようになってました。ところが、各社はMSM8960をかき集めることで力を使い果たしてしまったのです。全ては性急なLTE対応のためでした。

サムスンとLGはスケールメリットがものをいう調達のしやすさに恵まれました。一方でパナソニックや、一時的にOMAP4へ浮気した富士通とシャープは不利に立たされました。このため、SH-09Dの早期販売終了などのトラブルが起こることに…。APQ8060+MDM9200でXiに対応するか(実際にL-06Dはこの組み合わせ)、Xi対応を諦めてMSM8260(A)搭載にしてもよかったのでは、と思われます。

XPERIAシリーズですら、後のSO-01E/SOL21の台数に余裕を持たせるためにSO-04D/SO-05Dの台数を絞るほどでした。後述のSC-06DやL-05Dは安定して供給できたのに、P-07Dは元々台数が少なくてもまだ残ってる、という状態です。

■あからさまなメーカー贔屓
今夏のドコモを制したのはサムスンのSC-06Dと富士通のF-10Dでした。というのも、MSM8960の需給が不安定で「売りたい機種が足りない」状態になったため、ドコモでは奇策に走ってました。ふっきれたように、あからさまに富士通とサムスン推しに走っていたのです。

その結果、迷ってる客やスマートフォンを知らない客につけ込み、この2機種を売り付ける販売店が目立ちました。契約者も契約者で、カタログスペックだけでこれらを選ぶ人が相次ぐ始末です。

SC-06Dには電池容量などで好意的意見が多く見られたものの、F-10Dは実際に低温やけどの被害が報告されるほど発熱の激しい端末で、工夫しないと使い物にならない代物でした。同じく低温やけどで大目玉をくらった機種としてはN-07Dがあり、あちらは発売から3ヶ月もしないうちに高頻度でパッチ当てが入る始末で詰めが甘かったです。

■愚策「トゥギャザー」
iPhone不在、高騰する端末価格…そのためにドコモは月々サポートの増額で夏を乗り切ろうとしました。が…皮肉なことにちょうど2年前にXPERIA(SO-01B)を買った契約者が夏商戦で番ポでどんどんiPhone 4Sへと流れる結果になり、焼け石に水でした。

そこでドコモがとったのが、2台持ち契約者や家族契約者狙いの「家族セット割」やスマートフォンユーザー向けの「Xiスマホ割」。同時に複数台機変する契約者やスマートフォンを一定年数使ったユーザー向けに1台あたり10,500円の割引をする、というものでした。

本来は8月30日に終了するはずでしたが、まずいことに現在も続いています。これがドコモの利益を圧迫しており、株主からも批判が絶えない状況です。

■逃げ道を作れなかったドコモ
iモード携帯はよほど在庫がだぶついていたのか新機種発表せずに既発の機種の在庫さばきに終始。その結果、新機種はAndroidだけになりました。しかしこのAndroidも、市場が成立した2年前から使ってきた機種ユーザーからはネガティブに見られ、前述のように先行ユーザーからiPhoneへ逃げられるなど、性能面、快適性で進化しているもののなかなかに古参ユーザーの敷居を高くしていました。また、初心者からも「iPhoneのないドコモでスマホは使い辛い」と認識されていたようです。

メーカーがLTE対応に追われてチップの確保に失敗、それで売る機種が限定、仕方ないので値引きして客寄せ、それでもかつてのAndroidを知るユーザーから嫌われ者にされる…この悪循環でドコモは夏商戦の攻略に失敗してしまいました。

2012年11月19日 (月)

たち(あ)がれドコモ

世間的に「iPhoneを扱ってないので一人負け」ということにされているドコモですが、実際のところ、これが原因ではありません。Android機の2010〜11年当時の機種展開のまずさが目立つ結果、不満を漏らすユーザーが相次いだためでした。

当時はiPhoneへの対抗馬として期待されたXPERIA(SO-01B)やGALAXY S(SC-02B)がヒットしたことでAndroidも脚光を浴びた時期です。その中で、日本メーカーもスマートフォンに参入し始めました。ところが、GALAXY以外はどれも(OSが半分を占めるため)本体メモリーが小さくキャリアアプリを入れるだけで容量不足が深刻化する、挙動もガクガクとしていて実用に堪えない、いらないのに削除できないアプリがあるなど、この当時の端末から「Androidは使えない」という誤解がまかり通りました。

こうして2011年に日本メーカーが本格的にスマホシフトしましたが、その頃は2.3の時代。一部メーカーは2GB以上のROM容量にしていましたが、それ以外は依然として1GB。当時から問題になった容量不足問題がさらに顕著化する結果になりました。SDカードへ移動できないアプリの存在もそれに輪をかける結果になりました。

これらの問題は本体ROMの増量、高クロックまたはデュアルコアチップの採用、RAM容量の増強とタッチパネルの改良で解決をみましたが、2011〜12年モデルにおいてだったために遅きに逸しました。

当時はAndroid 4.0が話題になっていたために、それに対応させることを前提にした機種開発がなされていたためでした。とは言え、ドコモではバージョンアップに大いに遅れをとり、既に4.1や4.2が話題になっていた時期になってしまいました。それまでユーザーは2.3の状態で我慢して使うことを強いられました。

実際、Androidは2.2や2.3でやっと実用に値する状態で、バリバリ使いたいなら4.0以降への対応が前提です。つまり2.xの状態では未完成のままだった、というわけです。

2010年当時はAndroidが「iPhoneの安価な代替品」と認識された時代でした。これの対抗馬として開発されたGALAXY以外はそのためにスペックが抑えられており(特に本体メモリー容量)、とても2年縛りで使える代物ではありませんでした。この数年の技術の進歩の結果生じた否寄りのイメージが付きまとったことで、ドコモが今更になって辛酸なめざるを得なくなったのはないでしょうか。

次回はドコモの夏商戦を今更ながら振り返りたいと思います。これがとてもグダグダ過ぎてもう…。

2012年11月 9日 (金)

犠牲を伴う進化のジレンマ

犠牲を伴う進化のジレンマ
11月9日は(東北地方における)XPERIA VL(SOL21)の発売日です。予価は75,600円でSHI16と同じでした。同時にDIGNO S(KYL21)が発売になります。

大問題は契約上の扱いです。今までWIN契約だったものがLTE契約に切り替わるわけですが、そこに大きな落とし穴がありました。LTE用のmicroSIMを実際に見せてもらいましたが、iPhone 5用のnanoSIMをただmicroSIMサイズにしただけです。つまり、一般的なmicroSIMやこれまでのSIMと電気的互換性がなく、携帯にダウンロードしたコンテンツは水泡に帰してしまいます(但し、LISMO!は専用アプリケーションで引き継ぎ可能)。結局、LTE用のSIMでガラケーやiPhone 4Sも運用してみようと思ったのは甘い見通しに終わりました。

当初のスキームでは、

1.auメインをSOL21に変更
2.auメインをWIN契約に戻し、SIM再発行
3.自分名義でLTEフラットなしの回線契約

を予定していました。しかし、この場合は主に2つ目に問題があって、契約を切り替えるにも3,150円の、SIM再発行にも2,100円の手数料が掛かるため、来月分は手数料をごっそり取られてしまいます。これでは不経済と思い、以下のスキームにて解決を図ることにしました。

1.auメインをSOL21に変更
2.持ち込みでWIN新規契約

持ち込み新規では3台まで無料でロック解除できるため、W52SA、W61S、SH006を同時に解除してもらうことにしています。これで、au回線は以下のように使い分けしたいと思います。

メイン:LTE用
サブ1:スマホ、iPhone用(予定)
サブ2:フィーチャーフォン用

auのLTE(800MHz帯)ですが、店頭効果が恐ろしいほど凄まじいです。近くにau基地局があるauショップはおろか、近所の家電量販店でもビンビンに入圏しています。頻繁にFOMAとの間を行き来するXiが嘘のようです。但し、対応バンドの違うiPhone 5では残念ながら入圏できませんでした。

果たして、音声契約のほうが無事うまくいくかが心配ですが、機変出来次第、記事を更新したいと思います。

2012年11月 7日 (水)

パーなソニック (後編)

パーなソニック (後編)
[見えてる地雷、P-01E]
軽薄短小な機種が得意ながら市場の流れで強みを活かせなかったパナソニック。その悪い予感が的中してしまいました。2012年冬モデルとして11月3日発売のP-01E。発売前に恒例のモック配分が行われましたが…

…それ本当にパナソニック製ですか?

というよりは本当に日本メーカーの製品なのか、思わず目を疑うちゃちな作り込みでした。販売価格は2万円台。同時発表のフィーチャーフォンでも富士通やNECと比べれば雲泥の差です。そしてドコモショップで実際にトライできましたが、ますます往年のパナソニックとは程遠い出来で、見えてる地雷として看破できる結果になってしまいました。

2009年以降、パナソニックの得意分野がどんどん富士通へ奪われてしまったこととは無縁ではないでしょう。このところの富士通はフィーチャーフォンにおいてワンプッシュオープン、UD丸ゴシック、薄型ハイスペック…と、本来パナソニックが得意な分野にどんどん切り込んでいったのです。

なお、P-01Eは事実上P-07Bの後継機です。実はP-07Bの売上台数はあのP905iよりも多かったそうで、その成功経験から出来てしまった機種に違いありません。誰が望んだかわからない、大画面の低価格端末になってしまいました。大画面化とコストダウンのしわ寄せが外装まで及んでいるようです。

一方のスマートフォン。P-07CやP-01Dは場の空気でとりあえず出してみた感が強く、P-04Dはどうするとデュアルコアなのにガクガクになってしまうのか理解に苦しむ作り込みです。最近ではP-06D/P-07Dで若干持ち直してきましたが、これまで出してきた機種の悪評が災いして売れ行きが伸び悩む結果になりました。

2013年4月1日に10年ぶりの新旧分離による再編が待ち構えていますが、今のパナソニックではP905iのような魅力的な機種の提供はなかなかに難しいことでしょうなあ、と思っています。一応、日本国内で事業拡大を目論んでいるようですが、スマートフォンで傷付いた信用を取り戻すことすら難しいとも懸念しています。

やはり、携帯電話の肝であったソフトをNECベースにされ、進化の難しい自社製チップを採用したツケが今のパナソニックを苦しめているような気がします。仮にFOMA端末の協業関係を築いた時代にNECと事業統合していたならば、今のような苦境には陥らなかったはずです。これからパナソニックの携帯電話事業がどう転ぶか見守りつつ、シリーズを締めくくることにします。

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