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2011年12月

2011年12月31日 (土)

さようなら、2011 年

今年も残すところおよそ6時間になりました。ようやっと、激動の2011年は終止符を迎えることになります。

海外ではリビアのカッザーフィー大佐やエジプトのムバーラク大統領に代表される中東の強烈なカリスマ指導者の失脚、南スーダンの独立、今まで財政基盤が健全と言われたヨーロッパ諸国の中でイタリアなどの財政破綻、金正日総書記死去でまたもや世襲体制になった北朝鮮の政権が話題になりました。

日本では東日本大震災とその影響による世間の混乱、反原発活動の激化、それに伴いまたしても菅直人政権の失脚と野田佳彦政権の樹立…という不毛な短命政権の繰り返し…という、だれが望んだかわからないように世の中が混乱にあえぐ1年になってしまいました。

いよいよ、あと6時間で2012年。来年は携帯電話業界にとっては曲がり角になります。movaの停波が3月31日に予定されており、これで日本の携帯電話網はCDMA網とUMTS網の3G網だけになります。しかし、海外では依然としてGSMが主力であり、日本の携帯電話料金が割高なのもGSMがサービスされていないからと筆者は見ています。

あまり現実的ではないですが、日本でも高齢者や低所得者向けの携帯電話サービスとして、mova停波後のGSM網導入を強く願いつつ、今年を締めくくりたいと思います。

それでは皆さん、よいお年を。新年のご挨拶は是非とも回線への負担の少ないSMSでお願いします。

筆者の選ぶクソモバイルホン・オブ・ザ・イヤー2011

■大賞: IS04(TSI04)
今年は残念な出来の国産スマートフォンばかりでした。その中で、IS04はあまりにもそれが際だった機種でした…。基本的にほぼ同じ中身だったT-01Cよりも、そのダメっぷりが目立ちました。

なぜか本体でケータイアップデートをすると2時間以上かかる上、それ以外にも致命傷のバグの山だったと記憶しています。あまりにも欠陥ばかりだったためか、とうとう2.2へのアップグレードと同時してバージョンアップとバグの解消を施したIS04FVが発売される始末。

おそらくですが、IS04がそこまでダメダメになってしまったのは(あくまでも推察ですが)au独自機能の実装に原因があったと思います。国産スマートフォンはあまりにも「三種の神器」の搭載に腐心するあまり、スマートフォンとしての基本を磨けてないではないかと思います…。

■次点
なんちゃって賞:SoftBank 007SH
携帯と同じ外見のスマートフォンにした結果、携帯とスマートフォンの悪いところを引き継いでしまったダメな例。その他にシャープはSoftBank 101SH、IS12SH(SHI12)、IS14SH(SHI14)、SH-02Dと、何のために携帯に似せたかわからないスマートフォンばかり出していた。

アアアッ賞: ARROWS Z ISW11F(FJI11)
この機種の不具合(熱暴走で一部機能使用不可)のせいで、T-01Dの通信できなくなる不具合(修正済み)がかわいく見えて…。

片道切符賞: ISW11HT(HTI11)
au初のWiMAXデュアル端末だったが、ROM焼きだったために機変の方お断りになってしまい…懲りずに後継機のISW12HT(HTI12)やISW11M(MOI11)など、何故かauの海外端末はROM焼き専用になってしまってました。
ちなみにISW11Mは見事に「あれ」が成功すると、ドコモ、ソフトバンクでも使えるようになります。

筆者の選ぶモバイルホン・オブ・ザ・イヤー2011

■大賞: XPERIA arc(SO-01C)

今年はいろいろとセンセーショナルな機種ばかり出ましたが、やはりこれしかありませんねえ…。薄くてハイスペック、それに世界のスマートフォンのツボを押さえた機能が決め手です。

XPERIAシリーズは大胆な機能追加が毎回話題になっていて、長く使うメリットがある貴重な機種です。国産スマートフォンのほとんどは、買い替え需要を生み出すためにバージョンアップや機能拡張を放棄することが多いですからねえ…。

この機種を含め、今年発売された全機種(SO-01C、SO-02C、SO-03C、SO-01D、IS11S)でプレイステーションのゲームが一部遊べるようになったのは大きいです。ドコモに限り、テザリングにも対応できるようになりました。

XPERIAと携帯の2台持ちに慣れると、日本メーカーのスマートフォンを持つ必要性が無くなります。それほどXPERIAはAndroidを代表するスマートフォンと言えます。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線は携帯に任せ、スマートフォンはYouTube、Bluetooth、twitterを使いこなすために使うといいでしょう。

■次点
NEXT賞: GALAXY SII(SC-02C)
GALAXY S(SC-02B)からパフォーマンスとデザインが更に進化。日本モデルは海外メーカーながら録画機能付きワンセグ搭載という粋なローカライズまで。LTE版のSC-03Dが好評発売中。

with賞: F-12C
国産スマートフォンながら相応の機能と快適操作、ちょうどいいサイズで支持を受けた。

IS賞: INFOBAR A01(SHX11)
往年のデザイン携帯の名機INFOBARのスマートフォン版。デザインと使いやすさを兼ね備えたUIが評判だった。

マイルストーン賞: iPhone 4S
スティーヴ・ジョブズの遺作。見事にiPhone 4の不評を覆す出来で、電話機としても相応のパフォーマンスを発揮できるように。auとソフトバンクとの併売も話題になった。

2011年12月29日 (木)

筆者の選ぶモバイルホン・オブ・ザ・イヤー2011 (始めに)

今年は携帯キャリア各社にとって転機になった年なので、これからは便宜上モバイルホン・オブ・ザ・イヤーになります。最初に、今年はどんな年だったかを解説してみます。

・猫も杓子もスマートフォンの時代へ
とにかく、今年はスマートフォンの話題に満ちていました。昨年(2010年)にXPERIA X10(SO-01B)がヒットしてから、日本でもAndroidがiPhoneに続く勢力になりました。かと思えば、スマートフォンに不慣れな契約者がケータイにとんぼ返りしてしまう現象もありました。

・SIMロック解除でどうなる?
あまり話題になりませんでしたが、SIMロックの解除ができる機種がドコモを中心に発売されました。これで本来はドコモのUMTS網以外で使えない機種でも、ソフトバンクのUMTS網で使うことも可能、と宣伝されてますが、実際は海外旅行の際に現地のプリペイドSIMを使って、海外からの通信費を節約できるのが本当のメリットと言うべきです。憧れのキャリアのプリペイドSIMで、国内ローミングして使いたいという人も少数派ながらいます。

・テザリングブーム
携帯のネットワークへ接続し、無線LANを介してパソコンや携帯ゲーム機の通信機能を応用できるテザリングが社会現象になりました。それ専用の端末を使って、スマートフォンを無線LANだけで運用して通信費を浮かす、という使い方も可能になりました。

2011年12月 1日 (木)

国産スマートフォンに望むこと (1)

国産スマートフォンに望むこと (1)
[海外代表SO-01Cと日本代表IS03]
富士通が開発したT-01Dがある条件を満たすと一切通信できなくなる旨で、発売当日に販売停止になりました。不良報告は販売台数5,000台強に対し250件弱と、実に5%に近い不良率でした。11月28日付けのソフト更新でなんとか解決の目処がたったようです。

こうしたことを受け、いったい日本メーカーのスマートフォンへの取り組みは本気なのかと疑いを持つようになりました。まだまだ携帯感覚で開発しているじゃないか、とも思います。その根拠は、以下の通りです…。

・OSバージョンアップを1回だけしか、または全く行えない(IS01とSH-10Bの前科あり)。買い替え需要を狙ってるとしか見えない
・おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信など、本来は携帯にとっての「三種の神器」にまだこだわっている
・Googleが公式に容認しているroot化が簡単にできないようにガチガチに対策している。ソフト更新でこっそりroot化対策を行った機種が存在
・なんと最新のauスマートフォンでは(*#*#4636#*#*で入れる)テストモードを封印されている
・(主にシャープで)日本の携帯と同じ形状にしたスマートフォンが出ている

他にもキャリアメールにまだこだわっているというのもあります。せっかくGmailが使えるのでそっちに誘導するのが筋です。「どうしても絵文字が使いたい」人の多さからアプリでキャリアメールに対応する機種が多いですが、アプリが大容量な上に使い勝手が悪く、携帯から機変した契約者から顰蹙を買っています。

要するに、国産スマートフォンはそろそろ、日本独自の携帯文化から決別すべきじゃないでしょうか。不具合が多いのは、日本独自の機能に全方位で対応したツケが回った結果です。筆者がXPERIAシリーズにこだわるのも、国産端末へのアンチテーゼというのがありますし…。

続きは後ほど更新したいと思います。

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